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感染症の流行の異変

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 写真は先日送られてきた医療系の雑誌の見開きです。今年は様々な感染症が激減しているようです。当院だけでなく、日本中で小児科の患者が激減していると聞きました。雑誌には感染性胃腸炎や夏風邪のヘルパンギーナだけでなく、アデノウイルス感染症やはやり目(流行性角結膜炎)までも減少していました。これも新型コロナウイルス対策のソーシャル・ディスタンシングが功を奏しているのでしょう。

 しかし思うのです。このまま色々な風邪を引かないまま大きくなった時、普通は子どもの時に罹るウイルス感染症に大人になって罹ってしまうとそれは大変なことになりはしないかと。例えば成人が水痘に罹るとかなり症状は重くなります。それと同じように大人になってヘルパンギーナやら手足口病に罹ると辛いだろうなと。若しかすると新型コロナのように重症化するのではないかと心配になるのです。

 保育園や幼稚園で初めて集団生活し、そこで様々な感染症に罹り、そうやって沢山の免疫が出来て、子ども達は風邪を引かなくなります。小児科医も保育士さんも何度も子どもの風邪を貰って、ベテランさんになると次第に風邪を引かなくなります。大抵は子どもの頃に罹った風邪なので軽く済み、再感染しその免疫が強化されるのです。僕はマスクが嫌いでほとんどマスクをせずに診療していましたが滅多に風邪を引きません。インフルエンザにもほとんど罹りません。小児科医はこれまでも別のタイプのコロナウイルスに感染してその免疫があるから新型コロナウイルスにも強いんじゃないかとう話もありますが、まあそれは話半分で聞いておきましょう。

早く有効なワクチンが出来ると良いのですね。

 さすがに今はマスクをして診療していまが、それでも外を歩くときはわざとマスクをしないようにしています。無意味なマスクはしないようにしようとアピールしたくて。
マスク警察に逮捕されるかしら?

ねぷた祭り

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 コロナ禍の今年は全国で様々なお祭りが中止になってしまったようです。弘前のねぷたも中止になり、お囃子やヤーヤドーというかけ声の聞かれない寂しい夏になりました。それでも少しでもその寂しさを紛らわそうとしてか、和徳通りにはミニねぷたの灯籠が並んでいましたし、市内のあちこちにねぷた絵が張られています。
 月曜日の夜、クリニックにねぷたの太鼓の音が聞こえてきました。窓から外を見ると扇ねぷたこそなかったものの、目の前を小型の人形ねぷたと太鼓とお囃子の行列が通り過ぎて行きました。津軽衆の意地か、あるいは心意気なのでしょうね。津軽衆はやはりじょっぱりでした。

 例年ならねぷたの始まる8月1日、当院でも保育士さんが作ってくれたミニねぷたにお菓子を入れ、受診した子ども達に配りました。これまでも当院では四季それぞれのイベント毎にお土産を配ってきました。例年はねぷた祭りには金魚ねぷらを配っていましたが、今年はミニねぷた。
それを貰った子ども達はどの子も「わー!ねぷただー!」と大喜び。
その大きな反応にこちらが驚きました。やっぱり津軽の子ども達はねぷたに心じゃわめぐのですね。

八甲田レポート:梅雨明け間近

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 ジメジメとした重い空気の日々が続いています。梅雨前線はまだ日本の南に掛かり、豪雨をもたらしているようです。しかしもうすぐ梅雨も明けるでしょう。

 連休初日、朝のうちは曇り空でしたが、イヌの散歩をしていると青空が見えてきました。やっぱり登ろうと少し遅くなりましたが、八甲田へと向かいました。前にも書きましたが、この季節の八甲田は登るたびに違う花が咲いています。毛無岱の湿原ではキンコウカが黄金の絨毯をなし、稜線ではイワブクロが清楚な花を咲かせていました。谷の雪が溶けたばかりの仙人岱は一面のお花畑でした。

 山から下りて酸ヶ湯で蕎麦でも食べようと思ったのですが、沢山の人出でそば屋も列が出来ていました。他県ナンバーの車も多く、ちょっと3密だよなと思い、蕎麦は諦めました。

 連日、感染者数は過去最高を記録していますが、国はGo to travel キャンペーンを推し進めています。人の動きが大きくなれば、COVID-19も拡散することは明白です。しかし国が敢えて中止を選択しないのは、もちろん経済活動を優先してのことでしょうが、若しかするとCOVID-19の軽症化を捉えてのことでしょうか。そうであれば幸いなのですが、なかなか正確な、詳細な情報が出てきません。
 パンデミックウイルスが年余を経て軽症化することはよく知られています。彼のスペイン風邪も数年の後、普通の季節型のインフルエンザに変わりました。COVID-19の軽症化も言われてはいますが、少し早すぎるようにも思います。今後のデータを注視すべきでしょう。

 出来ることは先ずは3密を避け、やむを得ないときはマスクと手洗いでしょうか。何度も書きますが、3密でない屋外はマスクは不要です。

「ことりの森」の看板

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 ことりの森を開設してから早18年になります。開設して間もない頃、場所を示すのに廊下に看板を下げようということになり、当時の事務スタッフのAさんが作ってくれました。彼女は絵本にも興味があり、外来小児科学会の絵本のワークショップにも参加し、待合室の本棚に絵本の紹介文を掲示してくれていました。その彼女が作った看板は、丸太?を3つ重ね、そこに当院のキャラクターのマンチキン人と小鳥を配したものでした。とても素敵な看板でしたが、さすがに18年という月日は長く、今年の春に壊れてしまったのです。そこでことりの森のW先生が新しい看板を作ってくれました。お店屋さん風の看板ですっきりとしていて良いでしょう?

 さて、ことりの森では以前は1年間に1000人近くの子ども達をお預かりしたこともありました。しかし最近は市内や近隣の市にも何カ所か病児、病後児保育室が出来ました。企業主導型という別体制の保育園でも病児保育を始めました。そういうこともあってか、ことりの森を利用する子どもはめっきりとと少なくなりました。

 昨日、弘前市の教育支援委員会に出席し、そこで大浦保育園の園長生生にお目にかかりました。そこで最近の病後児保育室「さくらんぼ」さんのお預かり状況を聞いてみると、「あまり変わらない。アデノウイルス感染症が多い」というお話しを聞きました。実はこのコロナ禍でことりの森はガラガラです。お預かり0人の日も少なくありません。当然、病後児保育のお預かりも少ないものと思っていました。それが変わらないというのは病気の時はご家族で子どもを看ることが出来て、病気の回復期に病後児に預けると言うことでしょうか。そうならそれは以前から我々が望んでいたことです。家に発熱の子がいれば親も休めるというのは今のこのコロナの影響かもしれませんが、しかしそうであったにせよそれは悪いことではありません。
コロナが終息した後も世の中がその様な流れになると良いですね。安心して自分たちは退くことが出来そうです。

思い込み

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 世の中には思い込みから間違いをしてしまうことは良くあることで、自分の高血圧もてっきり本態性と思い込んでいました。自分の両親も血圧が高かったからです。本態性高血圧とはこれといって原因が見当たらず、血圧が高くなってしまうものを言います。これに対し、二次性高血圧とはホルモンの異常や腎臓の病気で血圧が高くなるものを言います。
 しばらく前から血圧の薬を飲んでいたのですが、最近コントロールが悪くなり、今年の4月に当院の下に開業された「ひろさき糖尿病クリニック」の長谷川先生に相談しました。血液検査とCTを検査した結果、自分の高血圧は本態性高血圧ではなく二次性、つまり別の病気が潜んでいて血圧が高かったことが判明しました。副腎に問題が見つかったのです。
原発性アルドステロン症、それが病名です。動脈硬化が進行する前に、腎機能が悪くなる前に、もう少し早くに受診していればという思いはありますが、まあ今から治療すれば少なくとも今以上は悪くならないだろうと期待しています。
 車の事故にしても、一般診療での誤診にしても、全ては思い込みから引き起こされる過ちと反省した次第でした。

 メルマガには手術になるかも知れないと書きましたが、大学病院で精密検査を受けた結果、残念ながら手術適応無し。内服薬での治療になります。しかし今は良い薬もあるので大丈夫。そんな訳で突然の休診や手術での長期休診はなくなりました。
まあそれも良いかな。
なるようにしかならないものです。

ファクターX

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 iPS細胞の山中伸弥先生が何故日本でコロナの患者数、死亡者数が少ないかの理由をまだ不明という意味でファクターXと表現しています。
 これまで色々な説が出てきました。日本人の生活習慣説、日本語の発音説、遺伝子説(HLAの違いで感染性が異なる)、免疫説(過去に既に今回の新型コロナに近似したコロナが既に流行し既に免疫を持っていた)などなど。最近、ある京大の先生が言い出したのは新型コロナの遺伝子タイプに病原性の低いK型があり、日本の入国制限措置の遅れがむしろ幸いし、病原性が強い型が流行する前にK型が流行し、それにより集団免疫が出来たという説。

 ファクターXが何なのかはまだ明らかにされてはいませんが、何らかの理由があるのは確実です。それを考慮して、日本における基本再生算数(ウイルスの感染力を示す指数)に基づいて、感染防御対策を進めるべきと考えます。
統計的な解析から休校措置や自粛は意味がなかったという見解も出てきました。緊急事態宣言が出された時点ではそれは明らかではなかったのでしょうが、我々はこの流行を詳細に客観的に分析し、国はそれに沿って次に取るべき施策を考えるべきでしょう。

 果たして保育園や学校での全員マスクが必要なのか?
マスクの有効性は限定的です。子どもは感染しにくく子どもから子どもへの感染は稀です。学校での子どものマスクは不要と考えています。もちろん保育園でも子どものマスクは不要。ましてや赤ちゃんにフェースシールドを付けるなんて・・・気持ちは分かりますが、不要どころか危険です。

 マスコミの不安を増長する報道に煽られ、行き過ぎた対策はむしろ社会にとって不利益をもたらすと考えています。どんな状況で感染を起こすかが分かってきました。それを避ければ、そこへの対策を講ずれば良いと考えています。事態は刻々と変化し、情報は日々更新されます。新しい知識と情報に基づいて臨機応変に予想される事態に対応すべきでしょう。

 さて、ほとんどの学会、研究会が中止になり、日曜日は急患診療所の当番のない限りフリーです。おかげで毎週山に行けていました (^_^)v
写真は八甲田の稜線の高山植物です。チングルマにイワカガミ、井戸岳ではイワウメの群落が崖一面に花を咲かせていました。

岩木山レポート:祈りの道

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 今年は月に最低2回は山を登ろうと決めていました。山の体力を付けるには山を登るのが一番です。という訳で先週は八甲田、今週は岩木山へと向かいました。今回、登ったのは僕が好きな赤倉コース。このルートはこれまでも何度か「院長のひとこと」で紹介しています。登山道に沿って点々と石仏(観音像)が祭られている山岳信仰の道です。自分も鳥居でお辞儀してから登り始めました。登り口にある石仏が一番で、8合目に三十三番の大きな聖観音像があります。
 このコースを函館のA先生に紹介したところ、昨年秋に一人で登られたそうです。後日、その時の山行を報告してくれたのですが、三十三番の聖観音の足下に母子像があったと教えてくれました。これまで何度もこのコースを登っていますが、その母子像には気付きませんでした。それを自分の目で確認するのも今回の登山の目的の一つでした。聖観音に合掌し、足下をみると確かに赤子を抱く、母親?あるいは観音様?がいました。この像が祭られたのには一体どんな物語があったでしょう。母親の像の表情が印象的でした。僕には悲しそうに遠くを見詰めているように見えましたが、皆さんにはどう見えますか?きっと観る人によって違うと思います。

 昨年秋にA先生が登ったとき「観音様が紅葉した枝をお持ちでした」と写真を送ってくれました。2019年10月の記事をご覧ください。今回、同じ観音様は花束をお持ちでした。

 33体あるはずの石仏は、残念ですが風化が進み、欠番や倒れている観音様もいらっしゃいます。登山道はよく整備されています。観音様を修復するのは大変でしょうが、いつの日にかと期待しています。それぞれの観音様がそれぞれのお顔をされていて、登りながらいつもその表情に癒やされていました。

八甲田レポート:新緑の森

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 ブナの新緑が好きです。その若葉には産毛が生え、光を透き通し輝きます。里では随分と緑が濃くなってきましたが、山の緑はまだまだ優しく癒やされます。
先々週まで雪に覆われれていた山々もこのところの暖かさで一気に雪解けが進んでいます。酸ヶ湯からの毛無岱へと続く登山道もほとんど雪が消えました。2週間前の酸ヶ湯はまだ若葉が芽吹き始めたばかりでしたが、あっという間に一面、緑の世界に変わっていました。

 朝のうち曇っていた空も登るにつれて青空の面積が増え、赤倉岳に上がる頃にはすっきりと晴れ上がりました。毛無岱の湿原ではショウジョウバカマやミズバショウに加え、早くもチングルマが咲き始めていました。赤倉岳の尾根に上がるとキスミレが出迎え、その南斜面にはミネズオウの群落が一面のお花畑を成していました。井戸岳の岩稜(外輪山)ではミヤマキンバイ、コメバツガザクラが例年と同じに可憐な花を咲かせていました。これからしばらく八甲田では様々な高山植物が代わる代わる咲き、登るたびに違う花を楽しめます。

 登山客は多いと言うほどではありませんが、それでも何人もの人が春の八甲田を楽しんでいました。しかしこのコロナ禍で登山の自粛も呼びかけられたためでしょうか。例年の春山のような賑やかさはありませんでした。
 かつて大岳山頂はハイマツで覆われていたそうです。しかしそれが多すぎる登山客に踏み荒らされ枯死し、今、山頂周辺は広い裸地が広がっています。井戸岳の斜面も崩れが目立ち、なかなか修復作業が追いつきません。ただ、おそらく今年は学校の集団登山はないでしょうし、商業ベースの集団登山も減るのではないでしょうか。それが幸いして、少しでも荒れた山肌が回復することを期待しています。

子どものマスク

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 世の中、相変わらずコロナコロナでマスコミは騒いでいます。日本での大きな流行はほぼ収束しました(未だ終息ではありませんが)。北九州市で小流行がありましたが、それも治まってくるでしょう。東京にしても然り。おそらくこれからも所々で小流行を繰り返すのではないかと予想しています。しかしそれがまた日本中の大流行になるかと言えば、そうはならないのではと期待しています。元々、新型コロナウイルスの感染力はそれほど強いものではありません。それこそ水痘や麻疹の方が遥かに強いのです。ウイルス本来の感染力を表す基本再生産数でいえば新型コロナは2.5前後。風疹やおたふく風邪はその倍の4〜7。麻疹に至っては12〜18と一桁違います。新型コロナは2.5ですが、それでも環境によっては多くの人に感染させる危険性はあるわけで、そこでソーシャルディスタンスの発想があるわけです。しかし周囲に全く患者が発生していない地域で、あまりに極端な感染防止対策は不要ではと思ったりします。

 日本小児科医会では2歳未満のマスクは不要、むしろ危険!とメッセージを発信しました。公に言ってくれて良かったです。僕は保育園児のマスクも不要と思っています。外来の子ども達のマスクをしている姿を見ていてもあんまり有効とは思えません。小学生もあまり必要ないかと思いますが、まあ学童は目をつむりましょう。今ではマスクがファッションの一つのようになっています。しかしマスクをすると人の顔の半分は消えるわけですから、保育士さんや先生方がマスクをするのは、どうなんだろうと疑問に思うのです。幼児はマスクをした保育士さんの気持ちを読み取れるでしょうか。人は社会性の動物です。人と人との関係性の中で生きています。相互のコミュニケーションは必須です。コミュニケーションには言葉による言語的コミュニケーションと人の表情や声のトーン、仕草などによる非言語的なコミュニケーションがありますが、お互いの意思疎通は、9割以上が非言語的コミュニケーションによると言われています。特に乳幼児では非言語的コミュニケーションの比重は大きくなります。
今週から子どもの心の相談室や乳児健診ではわざとマスクを外すことにしました。自分にはあまり目力はないので。

 日曜日、奥入瀬渓流を歩いてきましたが、何とマスクをしている人の多いことか。自然を散策するのに必要なんだろうか。マスクも一つのマインドコントロールかも。


 木曜日の読売新聞に日本を含めたアジアで何故死亡者数が少ないのかというテーマの記事が出ていました。以前このブログにも載せたHLAの話題と交差免疫説が紹介されていました。ニュージーランドやオーストラリアでもそれほど多くの患者がいないことを考えると、後者の説もあるかも知れませんね。

真の感染者数と死亡者数は?

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 またまた新型コロナの話題です。もういい加減、食傷気味でしょうか。最近は毎日のテレビからの情報で医療従事者でなくとも、かなり詳しくなった方も多いのではと思います。

 さて、皆さまもご存じの通り日本ではPCR検査が制限され、真の患者数を反映していないと言われています。そこで抗体検査で既に感染した人がどの位いるかの調査が始まっています。その結果、東京では抗体陽性率は0.6%でした。つまり1000人に6人の人が自分でも知らないうちに感染していたということになります。それが正しいと仮定すると、今の東京都の人口が1400万人弱ですから、その0.6%というと単純に計算して8万4千人ということになります。発表されている東京都の感染者数(PCR陽性者)は5千人あまりですから一桁違います。まあそれでもニューヨークの15%よりは遥かに低いようです。もっともその抗体検査が正確かどうかも実は疑問のあるところで、検査そのものの信頼性が低ければ0.6%という数字も怪しくなります。

 日本ではCOVID-19による死亡率も低いことも話題になっています。東京のCOVID-19で死亡された方が250人余。感染者が8万人となると致死率は更に低くなります。それは本当でしょうか。
最近、WHOはコロナのインパクトを評価するのに超過死亡で評価するのが望ましいと言っています。超過死亡とは元々予想されていた死亡数から、どれだけ多くの人が亡くなったかという数字です。これは検査とは異なり、実際に亡くなった人の人数ですからある程度、信頼できます。この超過死亡を見ると、東京の3月の超過死亡がかなり高くなっているのが分かります。この超過死亡数、つまり原因不明の肺炎で亡くなった方はCOVID-19による可能性が高いと考えられます。
ところがその国立感染症研究所の東京都の超過死亡数のデータがいつの間にか書き換えられていました。左が先週のグラフ、右が今週のグラフです。単に間違いを修正しただけでしょうか。何だか作為的なものを感じます。

https://www.niid.go.jp/niid/ja/flu-m/2112-idsc/jinsoku/1852-flu-jinsoku-7.html


 少しずつ、色んなことが分かってきました。
ワクチンや治療薬への希望も見えてきました。アビガンの効果についての否定的な専門家の意見や、有効なワクチンの開発はかなり困難という話しがあります。しかし一方、細胞にコロナウイルスが侵入するのを防ぐ抗体が見つかったとのレポートもありました。それが本当なら有効な治療薬やワクチンの開発にも役立ちそうです。またCOVID-19の重症化に血栓が重要な役割を果たしており、それを予防するためには抗凝固剤(ヘパリン)を使うべきという情報もありました。

 あまりに沢山の情報があり、混乱してしまいます。どの情報が正しいかしっかりと見極める必要があります。しかし確実に前進していることは間違いありません。第2波、3波が来るかどうかは分かりませんが、最悪を想定して今から対策をとることは大切でしょう。

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