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視察

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 昨日、京都の舞鶴市から市会議員の方がことりの森を視察にお見えになりました。何故、京都から弘前くんだりへ??と不思議に思いましたが、どうも僕らのことを知っている先生が「視察するならことりの森」と勧めてくれたようです。多分、病児保育の仲間の先生でしょう。たとえ仲間内でも評価してもらえることは嬉しいことです。日頃、考えている病児保育事業の目的や育児支援のあり方など、僕と赤平とでほとんど一方的に話してしまいました。議員さん達には帰りがけに「来て良かった」と言ってもらえましたが、まあそれは社交辞令と言うものでしょう。
 さて、時々ことりの森やクリニックを見学に来られる方がいます。来るもの拒まずでどんな方でもいつも歓迎することにしています。県内外の小児科のスタッフや市内の保育サポーターの方々、これから病児保育を始めようとする先生などなどこれまでも様々な方をお迎えしました。僕らも時々他の施設へ見学に行きます。お互いの良い所を取り入れ、より良いものを作りたいと思っています。自分たちが作ったものを他の施設に真似して貰えれば光栄です。そんなものを沢山作って行きたいです。

 日曜日の朝、娘を学校に届けた後、弘前公園に寄ってみました。右の銀杏の写真は西堀近くの土手銀杏。今は柵で仕切られていますが、昔はこの銀杏の根っこの上で、よく子供たちが遊んだのを懐かしく思い出しました。

卵アレルギー

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 昨年、辻安全食品の社長さんがクリニックで講演してくれたときに、IgGによるアレルギーの話題をお話ししていました。アレルギー反応にも色々な種類があって、よく知られているのはIgEに基づくアレルギー反応です。これをアトピー反応と呼びます。蕁麻疹やアトピー性皮膚炎、アレルギー性鼻炎、喘息などを起こしてきます。IgGに基づくアレルギー反応は主に遅延型のアレルギー反応を起こし、直ぐには症状は出ませんが、その物質に何度も晒されていると、体の様々な場所で炎症を起こしてくる可能性があります。
 辻食品でこのIgGのアレルギー反応の有無を検査できるということで、先日ものは試しと自分の血液を送ってみました。結果を見て驚きました。なんと僕に強い卵アレルギーがあったことが判明してしまいました (@_@;) 。もしかして僕が痒がりなのは卵の性? 他の体の調子が悪いところも卵が原因??
遅延型の反応なので食べて直ぐに症状が出るわけでなく、痒みの原因が卵なのかどうかを探るのは困難です。でもまずは卵を除去してみることにしました。毎日のお弁当に卵焼きは入っていましたが、普段そんなに卵の入っているものを食べないので、それ程卵除去は難しいことではないだろうなんて思ったら、よく考えたら練り製品や天ぷら粉にも入っていて二次製品も含めて完全除去は奥さんの相当の理解がないと困難だと言うことが分かりました。外来で食事指導をやっていますが、僕の言う通りに頑張っているお母さん達は偉い!!まずは一次食品だけでも初めようとお弁当の卵焼きは除いてもらいました。でも好きなオムライスが食べられないのは悲しい。卵アレルギーが判明する前に“ジョージの店”に行けば良かった (・O・;

 保険が効かず、検査の費用は少し高いのですが、もし原因が分からない症状で悩んでいる方は一度検査してみるのも良いかも知れません。その時は相談して下さいね。

注:IgGやIgEとは免疫グロブリンといって、本来は病原体と戦う免疫反応の主体となる大切な成分です。生まれて間もない赤ちゃんが風邪をひきにくかったり、予防接種で麻疹に罹らなくなるのはこの免疫グロブリンのお陰です。他にもIgAやIgMなどがあります。

ハロウィン

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 日本の行事ではありませんが、最近は随分とハロウィンを楽しむ人が増えてきました。家庭ではまだまだでしょうが、園では秋の行事の目玉となっているようです。商業主義に操られているのかも知れませんが、それはそれで結構。これってもともとは収穫のお祭りでしたよね。楽しく仮装して、秋の収穫をお祝いすれば良いと思っています。そんな訳で今年もクリニックでは10月に入り、カボチャの帽子を被って楽しい外来作りをやっていました。さて10月31日、ハロウィンの当日。僕は朝からドラキュラのマントを羽織って診察開始。お母様方には受けたようで一様にびっくりされました。あるお母さんは「このクリニックに随分慣れたと思ったけど、今日はびっくりしました」とお互い大笑い (^○^) 。結構!! 笑ってくれれば大成功 (*^^)v 笑いは大切です。ただお母様方には受けたけど、子供達にはイマイチ受けなかったようです。う〜ん、残念。子供が第一なのにね。来年はもっと子供受けするような仮装を考えようかな。

ステップダウン

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 ステップアップよりステップダウン。日曜日、東京で聴いた講演会でのフレーズです。これまで喘息治療に患者の重症度を検討し、治療が有効でなければ段々に治療のレベルをステップアップするという方法でやって来ましたが、それより初めから多少強い治療をして、その治療効果が得られ、気道の炎症が改善した段階でステップダウンするというお話でした。患者の苦しみを早くに取ってあげた方が良いというのは納得。治療長期成績も良くなるそうです。喘息治療・管理ガイドラインも新しい治療薬に合わせ、一部改訂されるそうです。他にも見かけ上の重症度、気道炎症を改善させるにはなどなど、学ぶことが多い講演会でした。また自分の喘息治療を見直す必要があります。
 最近、週末の度に学会やら研究会、講演会と出掛ける事が多く、11月にも思春期講習があったのですが、奥さんからは家の雑用を何にもしてくれないとぼやかれ、さすがに11月は諦めました。でもそうは言われてもやりたいこと、知りたいことは山ほどあるんだよなあ (^^ゞ

テレビ診察室

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 青森放送(ATV)にテレビ診察室という番組があります。毎週土曜日の午前10時の放送です。自分で見たことはありませんが、県内の医師が様々な病気の解説をする番組のようです。小児科が担当の時はいつもは青森の先生がお話ししていたそうですが、今回は弘前にお願いできないかと青森の工藤先生に頼まれ、自分も出演することになってしまいました。11月、5回の土曜日の放送を藤崎の関場先生、近くの荒井先生と僕との3人が分担して出演します。昨日、ATVの方々がその収録でクリニックにお見えになりました。予想はしていましたが、女性キャスターの他、カメラさん2人、照明さん1人、ディレクター(?)、番組の責任者の方などなど、やはりラジオの収録と違って沢山の人がお出でになりました。沢山の機材に囲まれ、照明を当てられると少し緊張しました。実は僕は結構上がり性なのです。いつもより声のトーンが高くなるのが自分で分かりましたが、その方が聞きやすいとスタッフに言われました (^_^;) 。
 以前からFM青森「ドクターズ・コンサルティング・プログラム」に出させて貰っていますが、そのキャスターの外崎禎子さんにしても、昨日のATVの千葉美香さんにしても大変綺麗な方達です。でもその容姿以上に人の話を聞いてそれを要約し、気の利いたアドリブで返すのは、大変な能力だと感心してしまいました。テレビのタレントさん達も大変な才能ですよね。なんて頭の回転が速い人達だろうと日頃から羨ましくも思っていますが、まあ自分は自分でのんびり行けばいいやと半分諦めています。もし時間があったら番組を見てみてくださいね。恥ずかしいので多分自分では見ないでしょう (*^_^*) 。

黄瀬沼

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 南八甲田は訪れる人も少なく、比較的自然は保たれています。登山道はありますが、背丈を超えるほどのクマザサが道を塞ぎ、よほど歩き慣れた人でなければ迷ってしまいそうです。足で道を捜し、手で笹をかき分けかき分け、進まなければなりません。数年前に無許可で釜で笹を払い登山道を整備した人がいて、自然破壊ではないかと問題になりました。その直後に登ったときは歩きやすかったのですが、直ぐにまた元通りの歩きにくい道に戻ってしまいました。自然の力を感じます。今年の体育の日、粘土質の道は2.3日前の降雪でぬかるみ、とても滑りやすく、靴やズボンを泥だらけにしながら歩きました。(ある程度道が荒れていても、普段僕がこんなに汚すことはないのですが・・・)
 写真の黄瀬沼は猿倉温泉から3時間ほど歩いた原生林の中にある神秘の湖です。静寂の中で風が湖面にさざ波を残し、雲がゆっくりと流れて行きました。紅葉のベストシーズンを今年も外したようです。既に木々はほとんどその色付いた葉を落としていました。実は黄瀬沼の紅葉を僕は一度も見たことがないのです。来シーズン、紅葉を狙ってまた訪れるつもりです。
 南八甲田は北八甲田と違って雪が積もると一人では入れません。もうすぐ深い雪に埋もれ、人を寄せ付けない厳しい自然の世界に閉ざされることでしょう。春の眩しい陽の光が戻るまで。

メディア漬けの弊害

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 恒例の秋の北東北病児保育室交流会は今年盛岡の金浜先生の担当でした。金浜先生とは昨年の懇親会で保育園をやりたいねなんてお互い話しあっていましたが、そう簡単には実現しそうにありません。
 さて今年の交流会では講師に東京の内海先生をお呼びし、「メディア漬けから子どもを救おう〜大人のなすべきこと〜」と題してメディア(テレビ、ビデオ、ゲーム、ケータイ)の弊害を講演していただきました。僕も昨夜、FM青森の収録でノーテレビ・デーの話題をお話しました。(10月13日からの放送です (*^^)v )
無制限なテレビ、ビデオの視聴は子ども達に様々な弊害を及ぼします。言葉の発達が遅れ、コミュニケーション能力が育ちません。睡眠時間が減り、その結果、自律神経のアンバランスを来し、基礎体温が低下します。外遊びが減って基礎体力が育ちません。視力が低下します。現実の世界とゲームの世界の混同などなど。
クリニック内にポスターを掲示してありますが、日本小児科医会の提言を載せますね。
『子どもとメディア問題に対する提言』2004年
1.2歳までのテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
2.授乳中・食事中のテレビ・ビデオ視聴は控えましょう。
3.全てのメディア接触時間の総時間の制限が重要。一日2時間までを目安と考えます。テレビゲームは1日30分までを目安と考えます。
4.子ども部屋にテレビ、ビデオ、パソコンを置かないようにしましょう。
5.保護者と子どもでメディアを上手に利用するルールを作りましょう。

もう一つ、標語です。
早寝、早起き、朝ご飯。テレビを消して外遊び!

こんにゃくゼリー

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 こんにゃくゼリーでまた悲しい事故が起こりました。兵庫の1歳児が窒息で亡くなったそうです。こんにゃくゼリーの危険性は以前から言われていました。なのになぜまた同じ事故が起こってしまうのでしょうか。
 小児科のMLで教えて貰いましたが、国民生活センターによると、こんにゃくゼリーの窒息事故は1995年以降、約40件起きているそうです。乳幼児だけでなく7歳の男の子や、高齢者、40歳の女性まで亡くなっているそうです。MLではこんにゃくゼリーを法令で禁止すべきなんて意見も出ていました。
 実は僕はこんにゃくゼリーが好きです。食感も良いし、健康食品だと思っています。ただ食べさせ方に問題があるのでしょう。こんにゃくゼリーでなくてもお餅で命を落とす人だっています。こんにゃくゼリーに問題があるとすれば、おそらくその形、大きさにあると思います。もちろんこんにゃくゼリー独特のむちむちとした食感、硬さが窒息の原因ですが、それはその食品の特徴でもあるわけです。こんにゃくゼリーはちょうど一口で食べやすい大きさになっています。詰まっても大丈夫なようにという意図かどうかは分かりませんが、ハート型の(空気が通る)効果は無いようです。他の普通のゼリーと同じような形、大きさで売られているので、同じような食べ方をさせてしまうのが問題なのではないでしょうか。そこはメーカーの責任もあるのと思います。ただ他の食べ物でも子ども達、お年寄りは喉に詰まらせ、窒息して命を落とすことがあるわけで、メーカーだけに責任を押しつけるのではなく、我々もそういう事故が起こりうるということを知って、食べさせ方に気を付けるべきでしょう。こんにゃくゼリーに限らず・・・。そして子ども達に関わる我々はその事をきちんと親に伝えるべきではないでしょうか。

写真はスイス第一の商業都市チューリッヒの街中で遊ぶ子ども達です。

岩木山の横顔

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 今朝、今年初めての冬型の気圧配置で岩木山の頂にも白い物が見えました。弘前に初めて来たときこの山を初めて見てどっしりとしたいい山だと思いました。人からこの山を弘前から見ると女性の横顔に見えると聞き、改めて見直すとなるほど女性の横顔に見えます。向かって右の肩の「大開」を額にすると気品ある成人の女性の横顔。しかし左の肩の「鳥海山」を額にすると可愛らしい童女に見えます。皆さんはどちらの横顔が好きですか?もうすぐ冬。日本海側に位置する津軽では冬には雨、雪の日が続き、こんな綺麗な夕暮れも見られなくなります。この写真を撮影した丘にも雪が積もり登れなくなるでしょう。でも冬には冬の楽しみがあります。今年は何処を滑ろうかなんて思いながら今朝、山を見上げていました。

子どもの心診療医

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 日曜日、迫り来る台風を気に掛けながら東京へと出掛け、子どもの心の診療医研修会に参加してきました。幸いにも台風は速度が速まり、東京に着いたのは通り過ぎた後でした。今回の研修会は春に出掛けた子どもの心相談医とは主催が異なります。診療医の方は厚労省主催です。実は児童精神科医の数は全国でも200〜300人しか居ないと聞いています。その数では増える心に問題を抱えた子ども達にとても対応しきれません。そこで子どもの心の問題を専門家医だけでなく、一般の小児科医にも手伝って貰おうと厚労省が表題の研修会を企画したのです。(お役人の対応はいつも後手後手ですね)
 以前と比べ、どれほどそんな子ども達が増えてきたかは僕には分かりませんが、学びが深まるとともに今までしっかりとは見えていなかった色々なものが見えて来ました。当然といえば当然ですが、子どもの心の基礎は母子関係にあるということを、机上でなく、外来で子ども達を見ていてつくづくそう思えるのです。子どもと母親は一体であり、その母親を支えるのは家族であり、その家族は社会の一員です。子どもの心の問題の増加は実は社会全体に起因するのかも知れません。
 では自分に何が出来るか。忙しい外来の中で病んだ子ども達の心の問題に対応するのは困難です。しかし予防することなら出来るかも知れません。病気になるより予防する方が簡単なのです。そんな訳で外来で時々、余計なおしゃべりをしたりしています。

 敬老の日に出掛けた八甲田の毛無岱でも少しずつ紅葉が進んでいました。例年より少し遅いようです。写真は紅く色付いたウルシです。とても綺麗ですが、触るとかぶれるので気を付けてくださいね。

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