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八甲田レポート:冬の終わり

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 土曜日、急患診療所の当番で夜遅くなったので、翌日の登山は諦めていたのですが、朝早くから首に綱の絡まった我が家の愛犬に起こされ、結局起床はいつも通りの朝5時。空は気持ちよく晴れ、これで山に行かなきゃなきゃ山屋じゃないと、今度は迷わず酸ヶ湯へと向かいました。
 いつも通りにボードをリュックに付け、歩き出しました。ここしばらく、運動らしい運動はしていなかったのできっと体力は低下しているだろう、登頂はせず、途中から降りてくるつもりでした。しかし、もう少し上まで、もう少し上までと登るうち、山頂に着いてしまっていました。酸ヶ湯から大岳ピークまでの所要時間は2時間10分。まあ今の僕にはそんなものか。

 さて、山はまだ2月というのにもう真冬の厳しさはなく、樹氷は崩れ、春山の様相でした。もっとも一度、荒れるとまた厳しい冬山に戻るのは分かっています。天気予報通りに、午後雲が出て冷えてきました。ここはまだ視界の良い内にと急いでボードで滑り降りてきたのでした。

 左の写真はウサギの足跡。奥は八甲田大岳です。

樹氷原とスキーヤー

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久し振りの大自然レポートです。

 朝からよく晴れた昨日の祝日、今年初めての山へ行ってきました。最後に山を登ったのは紅葉が始まった頃ですから、実に5ヶ月ぶり? きっとFOUR WINDSの学会(弘前大会)が終わるまで自分の余暇の時間はあまりなさそうです。きっと今年は山を登ることも少ないかも。
 さて、八甲田へと車を走らせながら、今日はロープウェイでボードを滑ろうかそれとも酸ヶ湯から登ろうかとずっと迷っていましたが、やっぱりこんなに良い天気、今シーズン初めてのボードを楽しもうとロープウェイへと向かいました。
 山頂駅を降りると樹氷原が広がり、青空の下、沢山のボーダーやスキーヤー客が思い思いのルートを滑っています。前の日に積もった雪はふかふかで柔らかくボードをコントロールするのも容易。視界が良いとバランスも取りやすく転ぶこともありません。ギャップもヒョイヒョイと跳んで滑れます。もっとも若者の様に豪快なジャンプは無理ですが。

 写真は樹氷とスキーヤー。おそらく銅像ルート(後藤伍長の銅像のある銅像茶屋へと向かうルート)へ向うのでしょう。ガイドが先導していました。
 里の雪は例年より多いのですが、山の雪は例年通り。去年は何度も酸ヶ湯がニュースに出ていましたよね。酸ヶ湯の積雪は3mで昨年よりは大分少ないようです。

テロのニュースを見て思うこと

 先週末の悲劇的なニュースに愕然として気が鬱ぎ、吹雪で視界が悪いこともあって、今週も山へ行けないでいました。ニュースでは与野党ともにテロを激しく非難するメッセージを流しています。イスラム国のニュースを見ていると、昔のオーム真理教を思い出します。オーム真理教も沢山の若者が洗脳されました。しかも優秀な科学者、技術者さへもオームの色に染まってしまいました。イスラム国もITを駆使して世界各国の若者達を集めているようです。

 彼らの非人道的な行為は決して許されるものではありませんが、ただ単に、非難するだけでは問題は解決しない様に思います。彼らが生まれ出てきた理由があるはずです。彼らはきっと自分たちを悪とは思っていないでしょう。むしろ正義と信じているはずです。「勝てば官軍」なんて言葉もあります。もし彼らが本当に国家を作ってしまえば、世界は大きく変わるでしょう。彼らこそが正義となるかもしれません。彼の国のテロを生む出す背景を不勉強の僕にはで分かりませんが、日本にも同じような環境があると考えてよいでしょう。今の日本社会を憂います。目先の社会の利益を優先して、個々の家族の幸せをなおざりにしてきたツケが回ってきているように思えます。幸せに育っていない子ども達のなんと多いことか。そこに社会の闇が生まれるのではないでしょうか。

 子ども達が幸せに育つために、今、自分に出来る親支援とは? 取りあえず、クリニックに来てくれたお母さん、お父さんを元気にしてあげることでしょうか。幸せな家族があってこその、幸せな社会だと思うのですが。
 自分がFOUR WINDSの学会を弘前でやる気になったのもそこに理由があります。FOUR WINDSの精神をこの地に伝えたいと思っているのです。