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ワクチン情報

 以前、紹介した髄膜炎菌ワクチン(4/1のブログ)が発売になりました。髄膜炎菌感染症についてはその記事をご覧ください。推奨年齢は米国と同じに11歳から12歳に初回接種。追加が16歳。2歳未満の乳幼児が接種する場合は初回接種の後2ヶ月後に2回目を接種するそうです。
 国内の発症は多くはありませんが、寮生活を送る思春期の子ども達は受けた方が良いかも知れません。特に欧米などの海外で生活する場合は受けるべきでしょう。米国へ留学する場合は接種することを求められるそうです。
 当院を掛かり付けにしていてスペインへサッカー留学した子がいましたが、今だったら受けることを勧めたでしょう。ただ接種費用がかなりの高額です。当院では1回の接種に付き、23,000円を予定しています。

 海外のワクチンメーカーは日本に新しいワクチンを売り込むことでかなり利益を得ているそうです。なんとか安くならないものでしょうか ( -_-)

 さて、もう一つ。以前から噂になっていたB型肝炎ワクチンの定期接種化が決まりそうです。ただし対象となる年齢は1歳未満になりそうだとか。来年の4月までに1歳以上となる子は対象から外れてしまうわけですが、接種は何歳でも可能です。小さい子の方がより有効です。B型肝炎ワクチンは単に肝炎を予防するワクチンではありません。将来の慢性肝炎→肝硬変→肝癌を予防するワクチンです。現在日本では毎年3000人の方が、B型肝炎が原因の肝癌で亡くなっているそうです。世界では既に多くの国で定期接種化されています。それらの国では肝癌が激減しているそうです。1歳未満だけに限定した定期接種化では、日本で肝癌が減少するには更に数十年掛かりそうです。
保育園で知らないうちに感染してしまうこともあります。費用は掛かりますが、任意でも接種することをお勧めします。