記事一覧

還暦のお祝い

ファイル 426-1.jpg

 8月28日は僕の誕生日です。今年、僕は還暦になりました。その日、スタッフの皆は写真の様なケーキでお祝いしてくれました。プレゼントは着ている写真のTシャツ。アンパンマンの愛と勇気(背中にそう書いてある (^_^)v )のTシャツです。
還暦とは暦が一巡りし、干支が元に戻ることをいいますが、よく還暦に赤いちゃんちゃんこを着たりします。その理由は60年で生まれた干支に戻り、赤ちゃんに戻るという意味があるそうです。60才となってまた赤ちゃんに戻り人生の再スタート。良いんじゃない?

 還暦を迎え、身体は衰えつつありますが、気持ちは益々若くありたいと思っています。まだまだやりたいことは沢山あるし、まだまだ勉強もしなければなりません。今は秋の学会のことで頭が一杯ですが、来年からは自分のやりたいこと、やりたい診療をしようと考えていました。クリニックも開設し15年が経ちました。来春、少しバージョンアップするつもりです。自分の体力にあった、自分のやりたい診療をしようかと。待ち時間を減らすための工夫や、専門外来の創設等々。どれもちょっと難しい課題ですが、もう残された時間はそんなに長くない。しかし前向きに生きたいものです。

甲子園

ファイル 425-1.jpgファイル 425-2.jpg

 夏の甲子園が終わりました。今年も数々の熱戦が繰り広げられ、若い高校球児達の活躍が茶の間やマスコミを賑わせたようです。自分はテレビを見る時間も無く、後からニュースで結果を知るだけでしたが、今朝のニュースで生徒の気になるコメントがありました。「自分はこれまで楽しいと思って野球をやったことはありません。勝つために頑張るだけです」と。
きっと彼は本当に必死で頑張ってここまで来たのでしょう。後から振り返って楽しかったと思えるのかもしれませんが、もし本当に楽しくなかったのだとしたら、それはとても残念なことです。

 甲子園の映像をみていつも気になるのはスタンドで応援しているグランドに出られなかった野球部員達です。彼らはどんな気持ちで試合を観ているのだろう。あるいは球場に行くことも出来ず、途中で挫折して辞めてしまった子ども達がきっといるはずです。その子たちはどんな思いでテレビを観るのだろう。外来に体や心が悲鳴を上げて受診するスポーツクラブの子ども達が来ます。未だに練習中に水を飲むなという指導者がいることも信じられませんが、強くなることだけにこだわり、勝つことだけにこだわっていると、心は疲弊します。技量がなかなか上達しなかったり、負けたりした時、むしろそれを糧にし、心が育つような指導者がいると良いのにといつも思うのです。多分、そういうクラブの子ども達は病院には来ないのでしょうね。

 お盆の休みを利用して北海道の子ども達に会うついでに、奥さんと釧路川でカヌーをしてきました。川の水は冷たく透き通り、大自然を堪能してきました。しかしやはり秋の学会のことが頭から離れず、心からリラックスして楽しむことが出来ませんでした。後2ヶ月です。ちょっと焦っている毎日です。

ジオラマ

ファイル 424-1.jpgファイル 424-2.jpg

 以前もこのブログで書いたことがありますが、僕が医学部を卒業して間もない頃、パキスタン・カラコルム山脈のユクシン・ガルダン・サールという7000m級の山を登ったことがあります。1984年の夏です。日本を出る時は未踏峰でした。残念ながら初登頂は逃しましたが、かなり困難なルートからの初登攀でした。今思うとよく登ったなと感心します。僕の数少ない勲章の一つです。
 先日、僕とザイルを組んで一緒に登頂した広島の精神科医、Aさんが、アルミニウムの塊を持って遊びに来ました(もちろん彼が弘前に来た目的は別ですが)。
ユクシン周囲の精巧な模型でした。
なんでも最近保険に入ったら担当の保険屋が山好きな人で、我々が登った山の模型をNASAの衛生写真から作成し、プレゼントしてくれたのだそうです。アルミと言ってもかなりの重量でよく広島から持ってきてくれたと感心しましたが、秋のFOUR WINDS弘前大会にまた来るからその時まで貸してあげると置いて行きました。飾ってくれと。
 その模型を玄関に飾ってよとスタッフに渡したら、あっという間に写真のようなジオラマを作ってくれました。これにまたびっくり。

 もう僕の人生も終盤で体のあちこちにがたが来て、同じような山登りはできませんが、憧れだけは今も持ち続けています。
学会が終わって少し暇になったら、また山旅をしようと考えていました。