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麻疹とコンサート

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 大変なニュースが入りました。ジャスティン・ビーバーって知ってますか?
僕は昨日初めて知りました。若い人たちの間ではかなりの人気のアーティストだそうですね。そのコンサートが幕張メッセで25000人を集めて、8月13,14日に開催されたそうです。ところが19才の若者が発熱し、発疹が出ているのにもかかわらず、そのコンサートに出て、後から麻疹と判明したというのです。

 彼はそのコンサートの前、バリ島に旅行しており、そこで感染したものと思われます。発症は9日。医療機関を受診しても麻疹は初め熱と咳だけで、風邪と区別は付かないのです。潜伏期間は11日。14日にコンサート会場で他の人に移したとして、その人に免疫がなければ発症するのは25日。今日です。コンサート会場だけでなく、都内に宿泊したそうですから、20日頃からの発熱で、10日前に東京、千葉方面へ出掛けた方は要注意。25000人ともなれば全国からそのコンサートに出掛けているはずです。きっと弘前からも。全国へ麻疹のウイルスがばらまかれれば大変な事になります。折角、日本も麻疹の制圧国に仲間入りしたのに、もし各地に発症者が広がれば、それを収拾するには大変な努力が必要になります。疑いを持って早くに対策を取ることが重要です。思い当たる人は、医療機関を受診したとき早めに申告してくださいね。麻疹は大変な感染症です。治療薬はなく、2,300人に一人は命を落とす感染症です。安易に考えてはいけません。
 
 それにしてもその若者。かなり苦しかったでしょうに、それでもコンサートに行くなんてよほどのファンなのでしょうね。

 写真は宮古島の東平安名崎。隆起したサンゴ礁の石灰岩が不思議な景色をつくっています。細い半島で、その灯台の上からは周囲320度を海に囲まれ、初日の出の名所だそうです。

耳管狭窄と飛行機

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 今年の夏期休暇、奥さんと二人で宮古島の海を楽しんできました。それはそれで良かったのですが、今日のタイトルの話し。出発の前の日からちょっと風邪を引いてしまったようで、喉が痛くなりました。不味いなと思いながらも飛行機に乗り込みました。案の定、飛行機が上昇すると、左の耳からピューという音が聞こえました。そうです。風邪で耳管閉塞を起こしていたのです。耳管とは中耳腔と後鼻腔を繋ぐ管です。中耳の気圧の調節を行っています。その音は耳管が閉塞していて、飛行機が上昇し気圧が下がった時に中耳の空気が耳管を通って抜けて行った音なのです。さて問題は飛行機が着陸に向けて高度を下げていったときです。機内の気圧は次第に上昇しますが、今度は中耳に簡単には空気が入りません。膨らんだ風船から空気は直ぐに抜けますが、しぼんだ風船に空気は入らないのです。そうすると鼓膜が陰圧で凹みます。その痛いことったらありません!!必死に耳抜きをしようと強く鼻をかみましたが狭くなった耳管からそうは簡単に、空気は入りません。しばらくう〜っとうなっていました。飛行機を3本乗り継いで宮古島まで行きましたから、片道で3回痛い思いをしたのです。
 飛行機に乗った赤ちゃんが泣くのは大抵、着陸の時ですよね。きっと耳が痛いんだろうなと想像していましたが、こんなに痛いとは思っていませんでした。
皆さん、風邪の時、飛行機に乗るのは要注意ですよ。

写真は沖縄の海と朝日の写真です。海の写真は構図が今一ですが、空と海と砂が綺麗なので載せてみます。宮古島、東平安名崎で望む太平洋から昇る朝日です。

罰金100円

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土曜日から秋田に出掛け、甘えと間主観性研究会に参加してきました。
今回のタイトルはその研究会での渡辺久子先生の講演で出てきたフレーズです。
罰金100円というのは、「母親は父親の悪口を子どもの前で言ってはいけない。違反したら罰金100円」ということ。「それでお金が貯まったら家族でお出かけすれば良い。」皆、分かっていてもつい子どもの前でパートナーの悪口を言ってしまっていませんか?自分が大好きなお母さんに、大好きなお父さんの悪口を言われると子どもは混乱します。もちろんその逆の、父親が母親の悪口を言うのはもっと重大な違反です。子どもを取り巻く、幾重もの環境の一番内側が家族です。そこにほころびがあれば、子どもの心に直接悪影響を与えます。「結婚してから相手の欠点に気付いてからでは遅すぎます。結婚する前に半年くらい同棲すれば良い」・・・(O_O)
いつもながらに過激な久子先生でしたが、今回もパワフルでした。

今回の他の久子語録を幾つか紹介しましょう (^_-)-☆
「子どもの全てを受け止めるのが小児科医」  これは良いなあ \(^O^)/
「忘れ物をするのが子ども」         そうだよね
「塾は子どもの時間を奪う」         全く!
「インターネットは育児に禁物」       同感!

自己肯定感、倫理観は乳児期に創られます。
その乳幼児期に大切なこと3つ 
1つ目は関係性、2つ目も関係性、3つ目もやはり関係性。
親子の関係性が子どもの心を育てるのです。
その親子の関係性を見守るのが小児科医院であり、園であり学校であるべきなのでしょうね。