記事一覧

八甲田レポート:冬、まだ雪少なし

ファイル 480-1.jpgファイル 480-2.jpg

 約2ヶ月ぶりの山はすっかり雪に覆われていました。しかしまだ積雪は70cmほど、樹氷も出来ていません。酸ヶ湯を出たのは朝早いという分けではなかったのですが、先行パーティは少なく途中からトレース(踏み跡)がなくなり、一人でラッセルをしながらの登山でした。残念ながら時間切れで大岳の登りの途中から下山。登頂は出来ませんでした。(山の神からレンジ周りとお風呂の大掃除を仰せつかっておりました (^_^;) )
 部屋の片付けや午後から晴れるとの天気予報もあり、ゆっくりと家を出たのですが、山の天気の回復は里より遅く、山の方まですっかりと晴れ上がったのは夕方になってから。家の窓から恨めしく、空を眺めていました。それでも仙人岱までは視界も良く、写真も何枚か撮ることができました。
 体の故障や学会研究会で、今年はまだ数えるほどしか山を登っていません。久し振りの山の空気は清々しく、いつもの見慣れた景色に心が落ち着きました。山の空気は様々なストレスを消去し、リセットされた気分にしてくれます。

 さて、今年も残すところあと2日。FOUR WINDSの学会が終わったというのに今年は何とも気忙しい1年でした。来年は気持ち安らかに仕事したいものです。子ども達の健康を手助けするには、まず自分が心身ともに健康でなければなりません。皆様も良いリフレッシュ法を見付けてくださいね。

それでは皆様、良い年をお迎えください。

メタ・ポジション

 日曜日、日帰りで盛岡へ行き、日本小児科医会のカウンセリング講習会に参加してきました。今回のテーマはブリーフセラピー。ブリーフセラピーとは短時間で問題の解決を図る心理療法で、短期療法と訳されています。以前にもこのコーナーで紹介したことがあったかな?
さて、今日のタイトル、メタ・ポジションはその講習会で出てきた単語です。ネットを検索すると、「メタ・ポジションとは自分でも他人でもない、第三者的な立場、客観的な立場、あるいは自分が存在する世界をも超越した俯瞰的な場所や立場のことです」とありました。
常々、俯瞰的に診療したい、自分が診療している姿をまるで上から見下ろしているように、自分の診療を自身で客観的に評価しながら診療したいと考えていましたから、その言葉が僕の心にヒットしました。診察も人対人の関係ですから、そこにはお互いの感情も入るのは当然で、それが過ぎると客観的な評価が出来ないのではないかと思うのです。もちろん感情を共有し、笑い、泣き、する事も大切ですが、そうしながら俯瞰的な眼を持っていたいと考えていました。つまり診療には内省が必要と考えているということです。もっと視覚的に言えば幽体離脱しながら診療する (^_^;)
しかしそれはとても難しいのです。

久々の「院長のひとこと」の更新です。
春から診療時間は短くしたのですが、自分の力量の問題か、なんだか以前にも増して日々忙しく感じる今日この頃です。
明日は急患診療所の当番ですが、今度の日曜日は久し振りにフリーの休日です。山へ行こうと思っています。大自然レポートをお届けしますね (^_-)-☆