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岩木山レポート:紅葉と石仏と

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 即位礼正殿の儀が執り行われた10月22日、弘前出身の今は函館で開業しているA先生に岩木山登山を誘われました。山は下半分が丁度紅葉の見頃を迎えていました。行きたいのは山々でしたが、残念ながら膝がまだ回復しておらず諦めました。A先生は一人で赤倉口から登られたようで、メールでその時の写真を送ってくれました。メッセージに「地元の御仁とスライドしましたが、その方が観音様に可愛いイタズラをしてくれました。行きは笹の葉をお持ちでしたが、帰りは紅葉した枝を持たせてくれてました」とありました。

 僕の膝は痛めてからそろそろ4週間目になります。少し違和感がなくなり、日曜日久し振りでフィットネスで汗を流しました。無理せず、少しずつリハビリして行きます。以前膝を診てもらった隣の記念病院の院長先生が、スポーツ選手の故障の原因はほとんどがオーバートレーニングだと言っていました。全くその通りです。皆、ストイックなのですよね。

 大分前にこの「院長のひとこと」に載せましたが、以前一緒にマッターホルンを登った友人から南米のアコンカグアを誘われていました。その時、「5年後の65歳になって、その時まだ体力が残っていれば一緒に行こう」と約束しました。来年がその年です。まだ行けるかどうか分かりませんが、具体的な目標があれば頑張れます。ただアコンカグアを登るには1ヶ月のお休みが必要です。ハードルはかなり高い。しかし先ずは焦らず、山へ行ける体力を作り直そうと考えていました。

写真の掲載はA先生に了解を得てあります。
ねっ! 素敵な写真でしょ。なんだかほっこりしますよね (^-^)

でもやっぱりママが好き

 前の「院長のひとこと」から随分と更新できずにいました。例年なら八甲田の紅葉をレポートするはずが、10月の初め、まだ暗いうちにジョギングに出掛け、車を避けようと歩道に移ったところ少しの傾斜が見えず、転倒し膝をぶつけてしまいました。その時はそのまま走ったのですが、ジョギングから帰ってきたら手からは血が出ているし、膝もだんだんと痛み始めました。それから3週間になりますが、まだ治りません。山どころかフィットネスにも行けずにいました。
それでも幾つかの講演会や勉強会には出掛け、忙しくて更新できずにいました。興味ある話題は色々とあったのですが・・・。

 最近で一番心に残ったフレーズ。
NHKでやっていた八戸の書道の先生の話題です。その先生は障害のある子ども達に習字、いや書道を教えているのですが、子どもが感じあるままに自由に字を書かせていました。その番組の中である子どもの毛筆の書が素敵だと思ったので紹介しますね。

「僕はゲームが好き。でもやっぱりママが好き」

立派な素敵な字でした。
子どもがゲームにのめり込んで困っている方も少なくないと思います。でも子ども達はやっぱりママと遊びたいのです。ただ「ゲームを止めなさい」と恐い顔をするよりも、ママと一緒の楽しいことに誘うのが一番なのでしょうね。

抗菌剤の適正使用

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 先の土曜日、クリニックを休診にして、新潟で開催された北海道・東北連合小児科医会に参加してきました。その会での特別講演は新潟のS先生でした。テーマは抗菌剤の適正使用。風邪に抗菌剤はむしろ有害で腸内細菌叢に影響を及ぼし、将来のアレルギー、大腸癌、過敏性腸症候群、肥満など様々な病態のリスクが高くなる。不要の抗菌剤の使用は耐性菌を増やすと。その話しは別の学会でも聞いていましたから、「最近、多くの小児科医は抗菌剤の適正使用を心掛けるようになった。しかし子ども達は風邪症状でまず他科を受診することも多い。そこで多くの不要の抗菌剤が処方されている現実がある。それに対してどのような対策を取られていますか?」と質問してみました。するとS先生は「そのことはどの先生も感じていることでしょう。自分は機会があるごとに他科の先生達に向けても講演している」と返答されました。
 そういえば最近市内のA耳鼻科の処方が変わってきた気がするのはそのお陰でしょうか。小児科だけでなく、各科の医者が抗菌剤の適正使用を心掛け、耐性菌を増やさないようにしないと、近い将来、細菌感染症はまた人類の脅威になる可能性があります。癌で亡くなるよりも細菌感染症で亡くなる人の方が増える時代が来るのではないかと危惧されているそうです。

 写真は新潟で見かけた黒い新幹線!
調べたらこの新幹線は外見だけでなく、車内も多くのアートを楽しむことが出来て、子どもがプラレールで遊べる車両もあるようですよ。ただ走っているのは新潟と越後湯沢の往復だけだそうで、ちょっと残念でした。