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八甲田レポート:梅雨明け間近

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 ジメジメとした重い空気の日々が続いています。梅雨前線はまだ日本の南に掛かり、豪雨をもたらしているようです。しかしもうすぐ梅雨も明けるでしょう。

 連休初日、朝のうちは曇り空でしたが、イヌの散歩をしていると青空が見えてきました。やっぱり登ろうと少し遅くなりましたが、八甲田へと向かいました。前にも書きましたが、この季節の八甲田は登るたびに違う花が咲いています。毛無岱の湿原ではキンコウカが黄金の絨毯をなし、稜線ではイワブクロが清楚な花を咲かせていました。谷の雪が溶けたばかりの仙人岱は一面のお花畑でした。

 山から下りて酸ヶ湯で蕎麦でも食べようと思ったのですが、沢山の人出でそば屋も列が出来ていました。他県ナンバーの車も多く、ちょっと3密だよなと思い、蕎麦は諦めました。

 連日、感染者数は過去最高を記録していますが、国はGo to travel キャンペーンを推し進めています。人の動きが大きくなれば、COVID-19も拡散することは明白です。しかし国が敢えて中止を選択しないのは、もちろん経済活動を優先してのことでしょうが、若しかするとCOVID-19の軽症化を捉えてのことでしょうか。そうであれば幸いなのですが、なかなか正確な、詳細な情報が出てきません。
 パンデミックウイルスが年余を経て軽症化することはよく知られています。彼のスペイン風邪も数年の後、普通の季節型のインフルエンザに変わりました。COVID-19の軽症化も言われてはいますが、少し早すぎるようにも思います。今後のデータを注視すべきでしょう。

 出来ることは先ずは3密を避け、やむを得ないときはマスクと手洗いでしょうか。何度も書きますが、3密でない屋外はマスクは不要です。

「ことりの森」の看板

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 ことりの森を開設してから早18年になります。開設して間もない頃、場所を示すのに廊下に看板を下げようということになり、当時の事務スタッフのAさんが作ってくれました。彼女は絵本にも興味があり、外来小児科学会の絵本のワークショップにも参加し、待合室の本棚に絵本の紹介文を掲示してくれていました。その彼女が作った看板は、丸太?を3つ重ね、そこに当院のキャラクターのマンチキン人と小鳥を配したものでした。とても素敵な看板でしたが、さすがに18年という月日は長く、今年の春に壊れてしまったのです。そこでことりの森のW先生が新しい看板を作ってくれました。お店屋さん風の看板ですっきりとしていて良いでしょう?

 さて、ことりの森では以前は1年間に1000人近くの子ども達をお預かりしたこともありました。しかし最近は市内や近隣の市にも何カ所か病児、病後児保育室が出来ました。企業主導型という別体制の保育園でも病児保育を始めました。そういうこともあってか、ことりの森を利用する子どもはめっきりとと少なくなりました。

 昨日、弘前市の教育支援委員会に出席し、そこで大浦保育園の園長生生にお目にかかりました。そこで最近の病後児保育室「さくらんぼ」さんのお預かり状況を聞いてみると、「あまり変わらない。アデノウイルス感染症が多い」というお話しを聞きました。実はこのコロナ禍でことりの森はガラガラです。お預かり0人の日も少なくありません。当然、病後児保育のお預かりも少ないものと思っていました。それが変わらないというのは病気の時はご家族で子どもを看ることが出来て、病気の回復期に病後児に預けると言うことでしょうか。そうならそれは以前から我々が望んでいたことです。家に発熱の子がいれば親も休めるというのは今のこのコロナの影響かもしれませんが、しかしそうであったにせよそれは悪いことではありません。
コロナが終息した後も世の中がその様な流れになると良いですね。安心して自分たちは退くことが出来そうです。

思い込み

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 世の中には思い込みから間違いをしてしまうことは良くあることで、自分の高血圧もてっきり本態性と思い込んでいました。自分の両親も血圧が高かったからです。本態性高血圧とはこれといって原因が見当たらず、血圧が高くなってしまうものを言います。これに対し、二次性高血圧とはホルモンの異常や腎臓の病気で血圧が高くなるものを言います。
 しばらく前から血圧の薬を飲んでいたのですが、最近コントロールが悪くなり、今年の4月に当院の下に開業された「ひろさき糖尿病クリニック」の長谷川先生に相談しました。血液検査とCTを検査した結果、自分の高血圧は本態性高血圧ではなく二次性、つまり別の病気が潜んでいて血圧が高かったことが判明しました。副腎に問題が見つかったのです。
原発性アルドステロン症、それが病名です。動脈硬化が進行する前に、腎機能が悪くなる前に、もう少し早くに受診していればという思いはありますが、まあ今から治療すれば少なくとも今以上は悪くならないだろうと期待しています。
 車の事故にしても、一般診療での誤診にしても、全ては思い込みから引き起こされる過ちと反省した次第でした。

 メルマガには手術になるかも知れないと書きましたが、大学病院で精密検査を受けた結果、残念ながら手術適応無し。内服薬での治療になります。しかし今は良い薬もあるので大丈夫。そんな訳で突然の休診や手術での長期休診はなくなりました。
まあそれも良いかな。
なるようにしかならないものです。