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敬称 etc.

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病院の受付で名前を呼ばれるとき、「○○様」と呼ばれることが多いかと思います。おそらく接遇の講習などでそう指導されたのでしょう。しかし「○○様」と呼ばれると、どうもよそよそしく距離感を感じます。普通に「○○さん」で良いように思うのですが、皆さんはどう思いますか?

 子どものことで、学校の先生にお目にかかることがありますが、学校の先生のほとんどが子ども達の名前を、敬称を付けることなく呼び捨てにします。それを聞いて僕はどうも違和感を覚えます。もちろん自分の子ども達に敬称を付けることはありませんから、おそらく学校の先生はそれと同じ感覚、自分の子ども達という感覚なのでしょうね。

 とある小学校の男の子に「お友達の名前は?」と聞くと「○○さん」と男の子にさん付けしていました。なんでも学校の方針なのだとか。男性をさん付けで呼ぶのは大人になってからでも遅くないようにも思いますが・・・。

 診察室から大きな声で「○○ちゃん」と呼ぶと、入ってきたのはお母さんということがたまにあります。「ごめんなさい」と謝りますが、お母さんの方もちょっと照れくさそうな表情をします。大人になってもちゃん付けで呼ばれるのは久し振りで嬉しいのでしょうね (^_^;

 男の子は君付けで呼ぶので良いのですが、中学生や高校生の女の子を呼ぶときはっできるだけちゃん付けでなく、○○さんと呼ぶようにしています。ずっと小さい頃からみてきて、○○ちゃんと呼びたいのですが、そこはできるだけ大人として扱ってあげた方が良いと思っています。
でも大きくなってもやっぱり可愛い子ども達、ちゃん付けで呼んでしまうこともしばしばです。

写真は夏休みに奥さんと2人で行った宮古島の海と空です。

また今年もインフルエンザ狂騒曲

インフルエンザの患者が過去最高になったとニュースで出ていました。弘前はまだそれ程でもないようですが、それでも毎日10名前後の診断をしています。中にはわざと診断しないケースもあるのでそれ以上かも知れません。1週間で50人は超えそうです。

さて、インフルエンザが流行するこの季節、診療をストレスに感じているドクターも少なくないようです。何がストレスかというと、診察そのもののストレスではなく、まだ発熱したばかりなのに園や学校で検査をしてくるように言われたり、診断が付いたらたとえ軽症でも抗インフルエンザ薬を希望されたりと実際の診療以外のストレスが大きいのです。家族が罹ったら会社に報告しなければならないと言われることも少なくありません。熱が無くてもプラスに出ることもあるから検査してこいと言われたとか。検査して陽性ならお薬を飲む、家族もお休み。全く変な世の中になったものです。
いっそのこと検査薬も治療薬も薬局で買えるようにすれば良いのにと思ったりします。そしたら毎日校門で生徒全員を検査してマイナスなら登校許可なんてね。多分それでも流行を阻止することが出来ないでしょう。

札幌の友人は「そんな事をいちいち気にしていては疲れるだけ、ただ黙々と検査して、陽性ならお薬を出す。それだけ」なんて言っていましたが、「それなら医者は要らないよなあ」と思うのです。状態が悪くなければ漢方薬やあるいは無治療でも治ります。大切なのは重症化するかどうかを見極める事です。抗インフルエンザ薬が必要なケースかどうかの判断です。漢方薬で治療するときは今どの病期か、その患者の証(≒体質)を見極める事です。

それでも当院を選んで来てくださる方はタイミングを計り、僕の治療の選択にも納得してくださる方が多いことに感謝しています。

昨日、スマホに配信されたYahooニュースに出ていた記事を載せます。
僕と同じにストレスに感じているドクターです。是非、ご一読ください。
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20180131-00543278-fsight-soci

絵本の読み聞かせ

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 先週、童話館から取材を受けました。童話館は長崎にある絵本の出版社です。前々から当院を取材したいと言っていて2年前に亡くなられた先代の社長さんの意志を継いでのことでした。社長さんは「何故ただの小児科医が子どもの心に診療に関わるようになったのか、その訳を知りたい」と仰っていました。澤田敬先生と一緒に弘前に来ると言っていましたので、もしそれが実現したら澤田先生の甘えの話しと社長さんの絵本の話しで特別講演会を企画するつもりでした。とても情熱的な方でしたので、お亡くなりになったと聞いてとても残念に思ったものでした。
 さて、今回取材に来られたのは若い女性の方でした。様々な質問の中で、絵本の話になり、僕が毎晩のように子ども達に絵本の読み聞かせをやっていたと話したら、彼女に「それでお子さん達は大きくなられてどのように育ちましたか?」と聞かれました。絵本を沢山読んであげてそれで子ども達がどう育ったかなんて考えてもみませんでしたから返答に困り、「読み聞かせで子ども達がどう育ったかは分からないけど、その時間は自分には幸せな時間だった」と答えました。その話しを帰って奥さんにしたら、「二人とも本が好きになったし、Y(長男)なんか学校の実力試験で問題文を読んでて、それが悲しい内容だったからテストを受けながら泣いてたって聞いたよ」と教えてくれました。二人とも感性豊かに育ったようです。どうも父親というものは自分の子ども達のことを良く分かっていないようですね。僕だけかな (^_^;

 長崎の大浦天主堂の直ぐ下に童話館の「祈りの丘 絵本美術館」があります。もし皆さんも長崎に行かれたら、ついでに覗いてみてはいかがでしょうか。小さいけど素敵な美術館ですよ。
写真は去年FOUR WINDSの学会で長崎に行ったときに撮ったものです。

ティートレ

 ティーチャーズ・トレーニング、略してティートレ。学校の先生のためにアレンジしたペアレント・トレーニングを言います。前の日曜日、青森県発達障害支援センター「ステップ」さんの企画で行われた「ティーチャーズ・トレニング研修」に、当院から赤平と保育士の佐藤がインストラクターとして参加してきました。

 今、学校では落ち着きのない子が多く、学級崩壊寸前のクラスも少なくないそうです。その子ども達の対応に先生方も悩み、心の病気で休職する人も少なくないとか。自分の周りでもそういう先生の話を時々聞きますから、相当の数の先生が子どもへの対応で疲れ果てていると思われます。
大学の教職課程で、子どもへの対応をどのように教えているか僕は知りませんが、上手に対応出来る方法を知っている先生はそう多くないように思います。規律を守り、統制の取れたクラス運営を至上とし、そこからはみ出す子どもを何とか力で抑え込もうとするだけでは、子どもは可哀想です。しかし子どもに振り回される先生も大変。落ち着きのない子どもの全てがADHDという分けではありません。でも発達障害があろうとなかろうと、どんな子どもであろうと基本の対応は同じ。必要に応じ特性に合わせた対応が必要。薬を投与すれば解決すると思ってはいけません。ティートレのスキルを持っていると子どもも先生も救われるのです。

 何度かこのブログでもペアトレの話題を出しましたが、学校の先生にもペアトレのスキルを学んで欲しいと思っています。赤平の報告では研修会で会場から、ティートレのスキルを持っている先生と、持っていない先生とが同時に子ども達と関わると子どもも混乱するという意見があったそうです。そうですよね。だから全ての先生に子どもと上手に関わるスキルを身につけて欲しいのです。別にティートレでなくても構いません。親業でもトリプルPでも。どれも基本はそんなに変わりません。子どもだけでなく、先生自身を救うために。

なんだか最近、辛い話しがいろいろあって、つい愚痴ってしまいました。
悪しからず m(__)m

ペアトレ募集

昨年1年間、FOUR WINDS弘前大会の準備でお休みしていたペアレント・トレーニングの講座(通称ペアトレ)を再開します。
まず今年度の第1回目の講座を6月9日から開始します。
隔週で全7回。
当院で行うまめの木式(精研方式)のペアトレはADHDや自閉症スペクトラム障害などの発達障害のあるお子様に限定せず、「どうも子どもとうまく関われない」「優しくしたいのに結果的に叱ってしまう」など、よくある育児上の困った行動への対応を学ぶことができます。

詳細は下記の通り
日程:日程は6月9日(木)から9月1日(木)までの隔週の木曜日
   午後2時半〜午後4時まで(各セッション90分)
対象:原則として全ての回に参加できる方
会場:城東こどもクリニック プレールーム
参加費:300円(資料代として)
申込先:クリニックの赤平か、ことりの森の佐藤まで
申込み締めきり:平成28年6月4日(土)

ほめ上手になってお子さんの「笑顔」と「やればできる」を増やしましょう!


以前、このブログに載せた記事を再掲します。

【ペアレント・トレーニング】
 ペアレント・トレーニングという言葉を聞いたことがあるでしょうか。子どもの行動に振り回され、ついかっとなって怒ってしまい後で後悔する、そんな経験は誰しもあるものだと思います。「先生でも怒ることがあるんですか?」とよく言われますが、僕だってルールを破ってゲームを止めない息子に腹を立て、テレビのコードをはさみで切ってしまったり、レストランで泣きやまない娘を車に閉じこめたりしたことがあります。これは明らかに虐待です。今も凄く後悔しています。ADHD(注意欠陥多動性障害)や高機能自閉症などの発達障がいの子どもを持つ親御さんはそういう場面がしばしば出てきます。
 ペアレント・トレーニングはそんなストレスや深刻な悩みを抱える家族を支援する方法の一つとして、アメリカの精神科医によって今から30年以上前に開発されました。日本でも肥前方式、精研方式などといった日本人向けの改良版が実施されており、訓練を受けたトレーナーの指導の下で行われています。
 親にとって子どもが「してほしくない行動」をとったとき、感情的になって子どもを怒ってしまったり、はたまた諦めて放っておく、などといった対応では、その行動は減るどころかますますエスカレートしたり、あるいは反抗的になったり、親子関係そのものが悪くなってしまいます。それは親にとっても子どもにとっても不幸なことです。ペアレントトレーニングは親が子どもの行動変容における心理やパターンを理解・分析し、具体的にどのような対応ができるかを学習して行きます。それは単に親自身のストレスを除くだけではなく、子どもの補助治療者としてトレーニングするプログラムなのです。

新年のご挨拶

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皆様、明けましておめでとうございます。

 今年の正月は腰痛のため恒例の八甲田登山を諦め、のんびりと過ごしていました。毎日、アルコールが入り、体重は2kgも増加。ズボンのホックがきつくなってきました。
 今年の元旦、山岳部の後輩から届いた年賀状に「そろそろカラを破っては?」と書かれてありました。彼は学生時代、素晴らしいクライマーでした。数年前に勤務医を辞め開業した後、再び精力的に山を登りだしたようです。日々体を鍛え、今も先鋭的な登山を続けています。毎年、冬山を登る写真の年賀状が届きます。今年は剱岳の登頂写真でした。剣は夏でも険しい山ですが、雪山となると技術的にも体力的にも遙かに厳しい山です。彼も既に50歳代、その年で雪の剣を登るなんて大したものだと感心してしまいました。卒業後、彼はとても優秀な脳外科医へと成長しました。しかしおそらくもう手術はしていないでしょう。優秀な脳外科医という殻を被っていたのかも知れません。そういえば自分も小児科医に成り立ての頃、自分の進むべき道はこれで良かったのかどうか疑問に思ったことがありましたが、小児科医になって既に30年以上が過ぎました。職業が人を作ります。初めは疑問に思ったこともある小児科医の道でしたが、今ではすっかり小児科医そのものです。もしそれが殻だとしても相当に強固な殻です。そう簡単には破れそうにありません。しかし今でも時々、冒険をする自分の姿を夢見ます。果たしてどちらが本当の自分の姿なのでしょうか。
多分、どちらも本当の自分ですよね (^_-)-☆
人は多面性を持って社会で暮らす生き物ですから。

写真は3年前の正月に行った八ヶ岳の大同心、お地蔵さんみたいな大きな岩峰です。
今年の正月は写真を撮らなかったので・・・。
今年はまた山を登り、写真を撮ってくるつもりです。良い写真が摂れたらまたupしますね。クリニック、HP共々ご愛顧のほど、よろしくお願いいたします。

インフルエンザワクチンの接種回数

 インフルエンザワクチンの接種回数ですが、小学生以下は2回となっています。それを当院では小学生以上は前年度の接種歴があれば1回でOKと言うことにしていました。
実はこれは当院だけの「ここだけルール」
なぜそんなルールでやっているかというと、諸外国では小学生の年齢の子ども達は1回接種となっているそうです。またWHOでも3歳以上は前年にインフルエンザワクチンを接種してあれば1回としています。事実、1回接種と2回接種の効果を血液検査で比較するとそれ程、差がないそうです。そして当院を掛かり付けにしてくれている少しでも多くの子ども達に当院で接種してあげたい、そんな理由から「ここだけルール」でやっていました。
 ではなぜ日本では一般に小学生は2回接種なのか。以前、日本ではインフルエンザワクチンの接種量が年齢に応じて細かく設定されていました(本当にそれが有効かどうかの評価は別にして)。その時、小学生は1回0.3ml。それを2回接種していました。3年ほど前から日本も諸外国と同様に3歳以上は1回0.5mlに増量されました。その際、接種量は増えましたが、接種回数の見直しがなされていませんでした。そんな諸々の事を考慮して当院だけのルールで小学生は前年に接種してあれば、1回でOKとしています。

 先日のこと、ある小学生がインフルエンザワクチンの接種で受診しました。お母さんに聞くと前の年はやっていなかったとのこと。「今年は2回接種しましょう。でも来年は1回で良いよ」というと、その子は「じゃあ先生、今年3回やれば来年はやらなくて良いの?」と聞いていました。
「君、頭良いねえ! そうだね、今年3回やれば来年やらなくて良いかもね。3回やる?」「いや、止めておきます。」もちろん、毎年、接種する株が変わるので、もし今年3回やったとしても来年やらなくて良いと言うことにはなりませんが、それにしても素晴らしい発想です!!
我々、大人になると、常識という鎖に縛られ、そんな自由な発想がなくなってしまいます。
子ども達の自由な発想を大事にしたいと思っています。
実は我が子の自由な発想をつぶしてきたのではないかと今更反省しているのでした。

ワクチン情報

 以前、紹介した髄膜炎菌ワクチン(4/1のブログ)が発売になりました。髄膜炎菌感染症についてはその記事をご覧ください。推奨年齢は米国と同じに11歳から12歳に初回接種。追加が16歳。2歳未満の乳幼児が接種する場合は初回接種の後2ヶ月後に2回目を接種するそうです。
 国内の発症は多くはありませんが、寮生活を送る思春期の子ども達は受けた方が良いかも知れません。特に欧米などの海外で生活する場合は受けるべきでしょう。米国へ留学する場合は接種することを求められるそうです。
 当院を掛かり付けにしていてスペインへサッカー留学した子がいましたが、今だったら受けることを勧めたでしょう。ただ接種費用がかなりの高額です。当院では1回の接種に付き、23,000円を予定しています。

 海外のワクチンメーカーは日本に新しいワクチンを売り込むことでかなり利益を得ているそうです。なんとか安くならないものでしょうか ( -_-)

 さて、もう一つ。以前から噂になっていたB型肝炎ワクチンの定期接種化が決まりそうです。ただし対象となる年齢は1歳未満になりそうだとか。来年の4月までに1歳以上となる子は対象から外れてしまうわけですが、接種は何歳でも可能です。小さい子の方がより有効です。B型肝炎ワクチンは単に肝炎を予防するワクチンではありません。将来の慢性肝炎→肝硬変→肝癌を予防するワクチンです。現在日本では毎年3000人の方が、B型肝炎が原因の肝癌で亡くなっているそうです。世界では既に多くの国で定期接種化されています。それらの国では肝癌が激減しているそうです。1歳未満だけに限定した定期接種化では、日本で肝癌が減少するには更に数十年掛かりそうです。
保育園で知らないうちに感染してしまうこともあります。費用は掛かりますが、任意でも接種することをお勧めします。

電子カルテ

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本や新聞もインターネットで読める時代です。どんどん紙媒体が減ってきています。医療業界もIT化が進み、診療報酬の請求もインターネット。レントゲン写真も今はフィルムでなく、スクリーンに描出されます。カルテも随分前から電子カルテ化が進んで来ましたが、当院では電子カルテだけは導入してきませんでした。その理由はまだまだ使い難そうだったのと、当院では一つのカルテに看護師と僕が情報を書き込んでいるので、待合室に持って行くことが出来なかったからです。iPadをカルテ代わりにするという提案もありましたが、まだまだ使える代物ではありませんでした。しかし自分の拙い字をスタッフが読み違え、指示を間違ってしまう事故が何件か続き、とうとう電子カルテを導入することにしたのです。ただ電子カルテとして使うのではなく、自分の指示(検査や処方)の部分だけを電子カルテを利用することにしました。つまり紙カルテと電子カルテの併用です。以前、オーダーリングシステムというのがありましたが、それと同じです。8月1日から開始しました。まだ時々戸惑うことはありますが、ほぼ順調に稼働しています。しかしまあそう遠くないうちに紙カルテは姿を消すでしょう。レコードやカセットテープがなくなったように。

 先日、弟が大学の教授に選ばれました。そのお祝いに万年筆を贈りました。彼からのリクエストでした。教授という職種は何かと直筆でサインすることが多い職種なのだそうです。手紙も本来なら直筆で書くべきだともの友人の教授に教えられたとか。でもまあそれもどんどん変わっていくでしょうね。

 エジンバラの街では石造りの建物の間の路地にも石畳が敷き詰めてあって、その奥にひっそりと素敵なパブがあったりします。そんな路地探索も興味深いものでした。

今日から僕がお兄ちゃん

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 先日、2ヶ月の赤ちゃんの初めての予防接種に来たお母さんから聞いたお話しです。

 A君は3歳の男の子。上に6歳のお姉ちゃんがいます。弟のBが生まれてA君は周りから「お兄ちゃんになったね」と言われると「お兄ちゃんじゃない」怒っていたそうです。そして「僕が赤ちゃんになる。Bがお兄ちゃんになればいい」と言ったそうです。お母さんは察して、「そうだね。大きい赤ちゃんだね」と言って一杯抱っこしてあげたそうです。そうしたら2ヶ月程してA君は「今日から僕がお兄ちゃんになる」と言って、弟の世話を始めたそうです。
 その話を聞いて僕は思わず「お母さん、素晴らしい対応ですね!」と言いました。そして「一番上の子はどうですか?我慢していませんか?」と尋ねると「上のお姉ちゃんは一杯お手伝いしてくれるんですけど、先日、上のこと二人きりで布団に入って寝てあげたんです。そしたら嬉しいって喜んだんです。それを聞いてやっぱりこの子も寂しかったんだって分かりました。」
僕は脱帽しました。この素晴らしいお母さんと3人兄妹に乾杯!

 外来でお母さんが次の子を身ごもったとき、僕はいつもこうお話しします。
「下の子が生まれて赤ちゃん返りしたら、決してお兄ちゃん、お姉ちゃんでなく、大きい赤ちゃんとして扱ってあげて下さいね。」
 もし上の子が4,5歳の大きいこの場合は「きっと色々お手伝いしてくれると思うから、お母さんは助かるって誉めてくださいね。そうしたら上の子は自分がお母さんの役に立っていると思う、それが役立ち感、自己肯定感、自尊感情に繋がりますよ。とても良い機会です」と。

今週の写真は沈下橋の上から撮った四万十川です。

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