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八甲田レポート:夏山

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 お盆休み、予定していた旅行を家族の健康上の理由でキャンセルし、代わりに八甲田を登っていました。天気予報では猛暑が予想されており、早出して涼しいうちに酸ヶ湯を出発しました。
 朝の清々しい空気を満喫しながら森を歩き、毛無岱の湿原に出ると、夏のキンコウカが盛りを迎えていました。しかし稜線ではもう秋風が吹き始め、イワギキョウやアキノキリンソウなど秋の草花が咲いていました。

 自分は7時前に登り始め、気温がピークの昼頃にはもう下山していたのですが、それでも水分摂取が不十分だったようで、熱中症気味となり少しめまいを感じていました。しかし昼近くになって登ってくる登山客も多く、この暑い中を登るのは大変というか大丈夫かしらと案じていました。山で体調を崩すと大変です。以前、山で歩けなくなったまだ小さな女の子を助けたことがありました。お父さんにその子を背負わせ、ロープウェイの休憩室に運び、経口補水療法でなんとか回復しました。山では無理は禁物です。特に子どもと山を登るときは子どもの体力に合わせた計画を立ててくださいね。

岩木山レポート:山神様

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 日曜日、天気予報では終日の雨でしたが、朝空を見上げるとそれほどの悪天ではなさそうです。計画通りに岩木山の赤倉神社へと向かいました。以前にも一度この「院長のひとこと」に書いたのですが、岩木山には幾つかの登山路があります。嶽コースから反時計回りに百沢コース、弥生コース、赤倉コースそして長平コース。その中で赤倉コースが一番のお勧めです。急登は少ないのですが、その分少々長く、登るには時間が掛かります。この登山路は山岳信仰の道で、点々と続く石仏をたどる道です。石仏には下から順に番号が付いていて、一番上が33番。最後に標高1430mの大開からの水平道の途中に大きな聖観音が祭られています。山頂直下の登りまでは短いですが、見晴らしの良い尾根歩きも楽しめます。
 観音様(石仏)はそれぞれにお顔が違っていて、中でも9番の観音様が一番の器量良しです。若い頃は気にも留めなかったのですが、その他の観音様もそれぞれに趣があって、どこか外来に来る子ども達やお母さん、お父さんに似ています。

 膝を痛めてからこの季節に岩木山を登るのは久し振りでした。ボードで一気に滑り降りるならまだ良いのですが、標高差およそ1200〜1400mを一歩一歩降るのは随分と膝に負荷が掛かるのです。
 そんな訳で赤倉に来るのは何と6年ぶりでした。来てみて驚きました。随分と色々と変わっていたのです。変わったと言っても変わったのは人が作った物で、壊れかけていた橋は新しくなっていました。しかし社務所?が倒壊していたり、倒れている観音様もありました。標高1070mの鬼の土俵では祠が飛んで中の山神様がお姿を現していました。今までは祠の中でしたから、お目に掛かるのは今回が初めてでした。合掌!

 麓の赤倉神社の参道では、ブナの実が沢山の芽を出していました。そのほとんどは枯れてしまうはずです。しかしもし誰も歩く人がいなければこの参道も直ぐに緑に飲み込まれてしまうのだろうと想像していました。赤倉コースの登山道はよく整備されていますが、それでも人の手が入らないと直ぐに荒れてしまいます。南八甲田の登山道などは笹藪を刈っても刈っても直ぐにどこが道か分からなくなります。それが日本の自然なのでしょう。山を神と崇める気持ちが分かるような気がしました。

八甲田レポート:花の稜線

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 心落ち着く湿原や風爽やかな稜線歩きが好きで、春夏秋冬幾度となく八甲田を登ってきました。毎年5〜10回は登っています。これまでの登山回数は優に100回は越えるでしょう。学生時代は車がなかったので、滅多に登れませんでした。電車とバスを乗り継いで酸ヶ湯まで行くのですから大変でした。卒業し自分で車を持ってから、八甲田へ通うようになりました。それから既に35年になります。
 先の晴れた日曜日、赤倉から井戸岳の稜線を歩きつつ、あと何年こうやって登れるだろうと考えていました。若い頃とくらべ体力は随分と落ちました。足腰は弱り、もう8時間は掛かる南八甲田の黄瀬沼まで日帰りする元気はありません。北八甲田の1周4〜5時間くらいのコースが丁度良いです。しかしその北八甲田もおそらくあと10年もすればきつくなるでしょう。そう思うと稜線を彩る花々がいつもより愛おしく思えたのでした。

 友人と65歳に南米のアコンカグアへ行こうと約束しています。果たしてその時、それを成せる体力がまだ自分に残っているでしょうか。少し怪しくなってきました。

八甲田レポート:雪原

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八甲田はなだらかな場所が多く、積雪期湿原は広い雪原となります。その平坦で特徴の無い地形は、一度霧で視界が悪くなるとルートを定めるのが難しく、迷いやすい場所でもあります。しかしその反面、晴れると遠くまで見通せ、気持ちの良いハイキングコースにもなります。
先の日曜日、山も良く晴れ、毛無岱の雪原の向こうの津軽平野に、岩木山が浮かんでいました。頂上稜線からは陸奥湾を隅から隅まで望み、白神の向こうには鳥海山、南には岩手の山々を望むことができました。
霧にかすむ森も好きですが、やっぱり晴れると気持ちいいですね。

バッテリーのトラブルで、写真はiPhonで撮影しました。最近の携帯は写真も結構綺麗に撮れます。

八甲田レポート:バードウォッチング

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 令和元年5月1日、令和になって最初の日は山へ行こうと決めていました。今年の八甲田の積雪量は例年通りだったと思いますが、春先に降った雪の所為かまだかなり雪が多く、酸ヶ湯の積雪はまだ2mはありました。視界は悪かったのですが、風はなく穏やかでした。霧にかすむ森はむしろ幻想的で、こんな山も好きです。今回は迷わないようにと最初から地図とコンパスでしっかりと方向を取って歩きました。

 林の中ではコガラやヒガラ、ゴジュウカラ。コゲラの声も聞こえていました。開けた場所では小枝の上でカヤクグリが力一杯囀っていました。高校生の頃、野鳥クラブを作り、毎週のように林で探鳥会を開いていました。大学に進学し山岳部に入ったのは山へ行けば違う野鳥と会えるかも知れないと考えたからでした。今も野鳥の声だけで大体は何の鳥か分かります。今朝もホオジロ、アカハラ、キジの声を聞きながらジョギングしていました。

 早春の野鳥たちが囀り初める頃はまだ葉も茂らず、バードウォッチングに最適な季節なのです。弘前公園にも沢山の野鳥がいます。皆さんも双眼鏡を持って散歩してみては如何ですか?

写真はカヤクグリ。望遠も小さいし、霧で写りが悪いのはご容赦を。

八甲田レポート:慣れと油断

 日曜日、函館の小児科の先生を案内し八甲田を登ってきました。生憎の天候で、酸ヶ湯へ向かう途中の沖揚平では吹雪いて何度も視界0となり、10年前にここで事故ったことを思い出しました。その時も視界0で突然現れた立ち往生している車に追突してしまいました。

 山も視界が悪く、風と雪でゴーグルを付けての登山でした。当然誰も登山者はおらずトレース(踏み跡)はありませんでした。しかしそれはそれで誰も歩いた後のない雪の上を自分の足跡を残しながら歩くのは楽しいものです。途中から一般ルートを外れ、沢筋ではなく直登することにしました。雪のアオモリトドマツの林を見せてあげたかったのです。今年の樹氷は本当に大きく育ったのでしょう。山の上の方ではまだ立派な樹氷が残っていました。残念ながら強風と凍った斜面に安全を考え、頂上直下で引き返すことにしました。

 トラブルはその後でした。登りのルートファインディングは高いところを目指せばそのうち頂上に着きます。難しいのは下りです。視界が悪い時はコンパスで方向を取って降りなくてはなりません。しかし僕はこれまで何度か来たことのあるルートだから、少しは見えているし、と油断してしまいました。安全を考え、降りやすい方、降りやすい方と斜面を選ぶうち方角を間違い、大きくルートから外れてしまいました。挙げ句の果てに自分がどこにいるか分からなくなってしまったのです。幸い連れの先生の携帯のGPSで自分がどこにいるかが判明し、なんとか無事に下山することができました。案内するはずが、逆に案内して貰った訳で、全く恥ずかしい限りです。いくら慣れていても初心忘れるべからずべからず、油断大敵と学びました。

 何事もそうですよね。基本が大切です。

八甲田れポート:冬の終わりに

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 良く晴れた日曜日の朝、ボードを持って八甲田へと向かいました。日差しは強く風もなく、まるで4月の春山を思わせる天気でした。このところ暖かい日が続き、当然樹氷は崩れているだろうと思っていましたが、今年の樹氷は大きかったのでしょう、山の上部にはまだ見事な樹氷の森が広がっていました。お出かけや急患診療所の当番で次に山へ行けるのは早くても2週間後。きっと山は様変わりしていることでしょう。4、5月の残雪の春山も好きです。今年は少しずつ足をならして、体力を戻し、怪我をしないように山を楽しもうと思っています。また山の写真を撮れたら大自然レポートをお届けしますね。

八甲田レポート:樹氷

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先の日曜日、まだ膝や腰は痛くどうしたものかと迷いましたが、久し振りに何の予定もないfreeな日曜日、そして眩しく澄み切った青空に、途中(避難小屋)まででも登ってみようと八甲田へと車を走らせました。山は去年の秋以来ですから、4ヶ月ぶりの山登りでした。

好天に誘われてか予想以上に多くの登山客でした。年配の方も少なくはありません。おそらくこの日、山頂まで登った人は15、6人はいたでしょう。避難小屋まで登った僕も、ここまで来たら上まで登らない訳にはいかないと山頂を目指しました。先日記念病院を受診した際、ご高齢の院長先生が、「スポーツ外傷はほとんどがオーバーワークによるものだ」と言っていたのを思い出しました。確かにその通りでしょう。しかし引き返せない性分なのです。雪山は登るには辛いですが、下りは柔らかい雪で膝への負担は軽いはずです。
途中で歩けなくなったらどうしようと不安はありましたが、予想通りに膝は何とか持ちこたえてくれました。
良かった〜 (^o^)

今年の樹氷は見事でした。山の斜面には大きなスノーモンスター達が立ち並んでしました。山へ来ると心落ち着きます。次はボードを担いで登ろうと決めていました。

大自然レポート:実りの秋

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良く晴れた日曜日の朝、まだ膝の調子は思わしくありませんでしたが、青空に誘われ、多分自転車なら大丈夫と弥生を回り岩木山神社を目指しました。赤いリンゴがたわわに実り、見ているだけでも幸せを感じます。

昼からはバイクで八甲田へと向かいました。笠松峠の紅葉が終わる頃、谷地温泉から八甲田の北側を回る道の紅葉が見頃を迎えます。紅葉に輝くこの道を走るのが好きで、毎年10月中旬に走るのを恒例としていました。右の写真は谷地湿原ですが、既に棚の上の方の紅葉は終盤でした。

もうすぐ山では雪の季節を迎えます。
バイクも自転車もあと1ヶ月で冬眠です。

八甲田レポート:紅葉

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 10月の連休の初日は孫息子を連れて里帰りした娘に食べさせようと一日掛けてカレー作り。台風一過となった2日目、まだ膝が治っていないのにも関わらず、今を逃してはならないと八甲田へと出掛けました。毛無岱で引き返すつもりでしたが、いざ登り始めたら途中で引き返すのがなかなかできない性分で、結局いつものコースを歩いていました。
 里は良かったのですが、山の天気の回復は遅れ、酸ヶ湯より上はまだ雲の中でした。結局毛無岱の紅葉を愛でることは叶わず、来年までのお預けです。

 ところで膝の方は登りは快調、しかしやはり下りで痛み出し、休み明けは平地を歩くのにも難儀し湿布しています。整形外科を受診はしたいのですが、インフルエンザのワクチンも始まりなかなか休診にできず、少し暇になるまで様子をみることにします。

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