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希望橋

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今年の日本乳幼児精神保健学会FOUR WINDSは旭川で開催されました。海外招聘講師はロバート・エムディ先生。世界乳幼児精神保健学会の創設者の1人で、愛着や赤ちゃんの心の研究の第一人者です。エムディの研究の一つに「情緒応答性」があります。それは赤ちゃんが自分の欲求や衝動、あるいは快不快など様々な感情を声の抑揚や表情、体の動き、泣き声であわらしたとき、お母さん(養育者)がその行動を共感的に受け止め、赤ちゃんの気持ちを理解し、赤ちゃんが自分の情動に対応できるよう適切に反応を返すことをさします。そこから自己信頼と他者信頼の感情を獲得し、安定した対人関係を構築する能力の基盤を発達させて行きます。

簡単に言えば、情緒応答性とは赤ちゃんの気持ちに寄り添って、お母さんが上手に反応を返してあげることです。適切な情緒応答性が示されることで、赤ちゃんは自分自身や人を信頼する力を身につけ、人と人との関係を作る土台が生まれるのです。

旭川には昼頃到着し、夜の幹事会までの間を利用し車を借りてドライブしてきました。写真は美瑛町の「希望橋」です。この橋から少し行ったところに望岳台があり、十勝岳の雄姿を望むことができます。橋の下には北海道の広大な大地が広がっていました。