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おにぎり

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 先の日曜日、百沢から岩木山を登りました。歩き始めは曇りに時折小雨の混じる空模様。途中、吹雪いたりもしましたが、8合目付近に着く頃には雪も止み、雲の隙間から青空も覗き始めました。空腹を覚え雪の斜面に腰を下ろし、途中のコンビニで買った丸いおにぎりをリュックサックから取り出しました。ラップを剥こうとしましたが、グローブをしたままの手が滑り、おにぎりを足下に落としてしまいました。直ぐに拾おうとしたのですが、届かず、おにぎりは雪の斜面(写真左)を転がり始めました。最初は走れば間に合いそうでしたが、コブも何もない雪の斜面です。おにぎりはどんどん加速して谷を転がり、直に視界から消えてしまいました。思わず日本の昔話を思い出しました。

 天気は良いとは言えず、他の登山者の全くない静かな登山でした。もちろん山頂にも誰もいません。元より登頂だけが目的ではなく、岩木山登山はトレーニングの一環です。山頂で休むこともなく、雪の付いた頂上直下の岩の斜面を何時もより慎重に降りました。しかし人っ子一人おらず、もし事故っても誰も気付かれることはないよなと「そろそろ雪山の単独行は止めようかしら」などと思ってしまいました。

 裾野ではカタクリやキクザキイチリンソウが咲き始め、桜林の桜が丁度見頃を迎えていました。

桜祭り

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 今年の桜は随分早くに咲き出しました。そして咲いたと思ったら一気に満開になってしまいました。果たして週末まで保つかしらと心配になり、良く晴れた水曜日の朝、少し寒かったのですが自転車で公園に行ってみました。まだ朝の5時というのに既に多くの人出。去年は遠くから眺めるしかなかった春陽橋も西堀の桜のトンネルも、今年は歩くことが出来ました。
 
 今年の桜祭りはコロナの感染に注意しながらの開催となりました。それでも開催することが出来たのは何よりです。マスクして公園内を歩くだけなら、極端な混雑でない限り、例え変異型であろうと新型コロナウイルスに感染することはほとんどありません。新型コロナの接触感染も極めて少なく、よく言われるように閉ざされた空間での向かい合っての食事で飛沫感染します。青森市で連続しているクラスターもその多くが夜の街です。


 変異型の新型コロナウイルスは感染力が強く、小児にも広がるのではないかと心配されていましたが、どうやら年少児の感染はそれ程多くはないようです。米国の記事で小児の重症例も増えていると読みましたが、日本ではその心配は低くそうです。ただし、もうしばらく注視する必要はあるでしょう。

 ワクチンの接種は中々軌道に乗らず、我々も未だ接種していませんが、ここは辛抱強く、個々が感染防止対策を取ってこの困難を乗り切るしかなさそうです

バードウオッチング

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 自分の趣味の一つがバードウオッチングです。日曜日、Y先生ご夫妻と十二湖へバードウオッチングに出かけました。自分のバードウオッチング歴はもう50年になります。と言っても熱心に観ていたのは中高生の頃で大学に入ってからは登山のついでに鳥を見る程度。それを目的に出掛けることはほとんどありませんでした。それをまた再開しようとY先生を誘って十二湖に出掛けたのでした。青葉が茂る前のこの時期は野鳥を観察するのには良い季節なのです。しかし十二湖の森は大きく背の高い木が多く、双眼鏡を覗いても見えるのは鳥のお腹ばかり、全身を観察することは困難でした。

 実はバードウオッチング再開の場所として十二湖を選んだのは十二湖に毎年アカショウビンが来るからです。アカショウビンは全身がオレンジ色で、キョロロロロと尻下がりの美しい声で囀るカワセミの仲間です。池や川沿いにいるカワセミと違って森の中にいることが多く、木の洞に巣を作ったりします。ただ夏鳥なので、まだ渡ってきていなかったようです。姿どころかその囀りさえ聴くことは叶いませんでした。同じく夏鳥のキビタキやオオルリもいませんでしたから、まだ時期が早かったのでしょう。随分暖かくなり気持ちは夏に向かっていましたが、やはりまだ早過ぎたようです。
 お目当てのアカショウビンがおらず残念でしたが、それでもコガラ、シジュウカラ、ゴジュウカラやエナガといったカラ類、コゲラという小さなキツツキの仲間を観ることが出来ました。ミソサザイの囀りや森の奥からはアオゲラの声も聞こえていました。

 弘前公園にも沢山の野鳥がいます。皆さんも散歩のついでにバードウオッチングは如何ですか?  癒やされますよ。

写真の水鳥はキンクロハジロです。

コロナ禍の子ども達:ゲーム依存

 このコロナ禍は様々な影響を我々に及ぼしています。一見、変わりなく遊んでいるように見える子ども達でさえ、大きな影響を受けています。分かり易いところで、昨年、休校措置が続いて暇を持て余し、ゲームに明け暮れた子ども達が少なくありません。休校になったのはもう去年の話しですが、未だに尾を引きずっています。今でもまだ1日何時間もゲームに没頭している子どもの数は少なくありません。親はそれを止めようとするのですが、切れて暴れるので止められずにいます。

 特にフォートナイトというゲームは中毒性が高いようです。無料でダウンロード出来、ぱっと見はそれ程有害なゲームには見えないのですが、オンラインで繋がり、子ども達は大声で叫びながら夢中になってゲームをやっているようです。しかし言葉遣いが乱暴になったり、衝動性が強くなったり、ゲームが原因でいじめに発展したりしています。

 先日、医療系のネットニュースで「スマホやタブレットなどのタッチスクリーンの使用が、幼児の集中力の発達に影響を及ぼす可能性がある」という研究結果がロンドン大学から出されたという記事を読みました。幼児期は集中力のコントロールを学ぶために非常に重要な期間で、タッチスクリーンの使用はそこに悪影響を及ぼしている可能性があるそうです。過度の使用が気が散りやすく、物事に集中して取り組むことが出来ない子どもにしてしまうのです。

 1歳半で既にメディア依存している子がいるそうです。タブレットを取り上げるとひっくり返って大暴れする。しかしそれは子どもが依存していると言うより、大人が依存しているのかも知れません。スマホやタブレットを見せておけば大人しいし手が掛からない。そうして子どもにスマホを預けっぱなしにしている親御さんは少なくありません。3、4歳でゲーム機デビュー。益々子どもはゲームの世界にのめり込んで行きます。今の世の中、子どもからスマホやゲームを切り離すことは出来ないようです。しかし最初が肝心です。与えるときには必ずルールを決めて、そしてそのルールを守らせることが大切です。子どもが執拗に要求しても、ぶれてはいけません。駄目なものは駄目とはっきりと諭しましょう。
それが子どもを護ることになるのですから。

北帰行

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 もう20年近く前になりますが、弘前在住の野鳥愛好家の講演を聴いたことがあります。3月21日春分の日、弘前市三和の砂沢ため池には沢山のハクチョウや鴨が集まります。北へ帰る水鳥の群れが一時羽を休めに集まるのです。それが朝の7時に一斉に飛び立つのだそうで、その話を聞いてから毎年のように春分の日の朝、砂沢ため池へ水鳥を見に出掛けています。しかし鳥がいなかったり、集まっていてもなかなか一斉には飛び立たず、まだ鳥が空を覆うような光景を見ることが出来ないでいます。

 今年も朝早くにイヌの散歩を終わらせ、砂沢ため池へと向かいました。ため池に付くともう何人かの人がカメラを構えていました。今年は最近では一番多く水鳥が集まっていました。しかしハクチョウが10〜20羽ずつ、小さな群れで飛び立って行きますが、7時になっても一向に大群で飛び立つことはありませんでした。30分以上は粘りましたが、身体が冷えて諦めました。鴨が群れでうねるように飛び立つ光景をいつか見たいと思っています。今度の日曜日はまだいるでしょうか?
 後から三和にすむ人に、寒い日は飛び立つのが遅くなると聞きました。道理でと納得。とても寒い朝でしたから。

 ところでカメラを持って行ったのですが、メモリーカードを入れ忘れてしまいました。その気になって何度もシャッターを切っていたのですが、もちろん記録されていませんでした。
自分が、不注意の特性が強いのはよく理解しています。
途中で気が付いて、仕方なしにスマホで撮った写真を載せますね (^_^;

3.11

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10年前の今日、あの大震災が起きました。津波が東北を襲いました。この数日来、テレビだけでなく新聞各社も震災を、津波を、福島の原発事故を取り上げています。10年一昔と言いますが、10年経った今も自分は忘れることは出来ません。その日のことを克明に覚えていますし、その後医療支援に行った大槌町のこともしっかり覚えています。ゴーッという地鳴りと共に。

日本は地震や台風や様々な自然災害の多い国です。その中で我々は昔から自然と共生する道を歩んできました。それが日本人の精神性にも表れているように思います。コロナ禍も自然の猛威と言えるでしょう。刻々と変異を繰り返すウイルスにも有効なワクチンが出来ると良いのですが、それが困難としても、あるいはそれが出来たとしても、やはり我々はウイルスとの共存して行くしかないように思います。幸い、今の所コロナは子どもには優しいウイルスです。しかしコロナよりむしろそれを恐れる社会が子ども達を追い詰めているように思えます。様々な社会問題がコロナによってあぶり出されているように思えます。

その場しのぎでも構いません。気持ちを落ち着け、冷静に、臨機応変に対応して行くしかないように考えています。そして後からそれが適切だったか否か、しっかりと検証しましょう。未来を少しはマシに生きるためには、振り返る事が大切ですから。

八甲田レポート:冬の終わりに

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 2月最後の日曜日、よく晴れ上がった空に心も軽く、背中のボードの重さも気になりません。吹雪も嫌いではありませんが、やはり晴れた山の方が気楽です。冬の間、連日のように吹雪いていた山も春が近づくと晴れる日が増えてきます。久々の快晴の雪山に多くの登山者が山頂を目指していました。八甲田は3週間ぶりでしたが、樹氷は随分と痩せ細っていました。もう直ぐ溶けてなくなってしまうでしょう。

 朝の内は気温が低く、柔らかな雪でしたが、山頂から滑り出す頃には気温が上がり、雪は重く、残念ながらフカフカの新雪の、空を飛ぶような浮遊感を味わうことは出来ませんでした。
今年はこれまでスキーで八甲田へ来ていましたが、やっぱりパウダーを滑るにはボードの方が楽しいかな。

 写真は津軽平野を挟んでそびえる岩木山とその左向こうが白神の山々です。

ワクチンあれこれ

 ようやく日本でも新型コロナのワクチン接種が始まりました。今、ニュースで報道されるのは、どの局を見ても副反応の話題ばかりです。しかし発熱だったり、筋肉痛だったり、接種部位の腫脹だったり、それらは当然予想される副反応で、いつも子ども達にやっているヒブや肺炎球菌の予防接種の副反応と同じものです。アナフィラキシーにしても数万人も接種すれば起こす人だっていてもおかしくはありません。挙げ句の果てには注射時の痛みだって! そりゃ注射すれば少しは痛いでしょう。
 報道の仕方次第で接種する人の気持ちも随分と変わると思います。やたらと不安を煽るような報道の仕方は止めてほしいものです。子宮頸がんワクチンが始まったばかりの頃の少女達の反応と同じことが起こらないことを祈ります。

新型コロナワクチンの正しい知識を得るのに有用なサイトを紹介します。

こびナビ https://covnavi.jp


 ところで子宮頸がんワクチンと言えば待望の新しいタイプのワクチンが発売になります。これまでのワクチンでは子宮頸がんを予防する効果は60〜70%程度でしたが、新しいワクチンは90%予防するそうです。しかし残念なのは定期接種になるのはまだまだ先のようで接種するには自費になります。
そして更に問題なのは・・・
 どうも厚労相の指示のようですが、このワクチンを接種するには登録が必要になります。しかもその登録は接種医だけでなく、接種希望者自身も登録する必要があるそうです。スマホで登録するようですが、面倒だし、国がこのワクチンに及び腰なのが分かります。トラブルがあったら大変だと思っているのでしょうか。
いずれにせよ、自費で受けるには非常に高額なワクチンになります。早く定期接種になってほしいものです。

テレビCM

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どうやら今、テレビに僕が出たCMが流れているようです。実は昨年秋、ある業者から頼まれ、県がプロデュースするCMの出演を引き受けてしまいました。しかし僕はその趣旨を勘違いしてたのです。このコロナ禍で視聴者の皆さまにメッセージを伝えて欲しい、コロナ禍の日常生活で子ども達にどう接して行くかを伝えるのだと思ったのです。しかし県の考えていた趣旨はちょっと違っていたようで、「エセッシャルワーカーが利用者からありがとうを言われて勇気付けられた。それに対して感謝を述べる」ということでした。ちょっと残念でしたが、赤平にペアトレと同じですよと言われ思い直しました。確かに自分が「ありがとう」と感謝することで、下手な説教を垂れるよりむしろ伝わることも多いと思います。
僕のメッセージは「子ども達の笑顔に癒やされています。ありがとう!」
そして外来で子ども達に「先生、観たよ!」と言われ、その笑顔に癒やされていました。

ペアレント・トレーニング、略してペアトレの基本は子どもに肯定的なメッセージを与え、好ましい行動を増やすことにあります。好ましくない行動は見て見ぬ振りをします。子どもは親に認められたい、褒めて欲しいと思っていますから、知らん顔される困った行動は減り、褒められる好ましい行動が増えるという理屈です。

ところでそのCMは自分では見ていません。あまり見たくもありません (^_^;)

福は内、鬼も内!

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 今日は節分。
 節分が2月3日以外の日になるのは37年ぶり、2月2日になるのは124年ぶりだそうですね。
 ところで鬼を祭った鬼神社のある鬼沢地区では、「鬼は外、福は内」ではなく、「福は内、鬼も内!」と言うそうです。鬼沢の人達は「鬼滅の刃」の流行をどう捉えているのだろうと思いました。古来、日本では鬼は滅するものではなく、払うものだったそうです。豆で邪気を滅するのではなく払う、つまり滅することは不可能なので、鬼との共存の道を選んだ、少しだけ側に来ないように払ったということなのでしょう。自然の猛威と共存してきた日本だからこその考え方でしょう。

 「鬼滅の刃」が流行したのは今のコロナ禍とも関係するのだろうとよく言われます。しかし新型コロナウイルスを撲滅することはおそらく不可能だと思います。我々は共存して行くしかないのだと思っています。もちろんそれを払う努力はしますが、毎年インフルエンザが流行するようにこの先もCOVID-19は流行を繰り返すのではないかと予想しています。


 以前、このブログで紹介したライスボールのメンバーの1人が新しくできたCDを持ってきてくれました。CDには3曲、入っていました。どの曲も素敵な曲です。
その一つ、「君はモンスター」
タイトルからはポップな曲を想像しますが、少し違っていて、ミュージック・ビデオを観ると、鬼沢の鬼伝説からヒントを得たことが分かります。

https://www.youtube.com/watch?v=1JvcJJTg8eQ


 「津軽の鬼は、山や川の自然のように厳しさと恵みを合わせ持つ神のような存在」とあるブログに書いてありました。上の写真は鳥居に鬼が鎮座する神社の地図です。雪が溶けたら自転車で廻ってみるつもりです。
 鬼をも受け入れるインクルーシブな社会って良いと思いませんか?

CDを持ってきてくれた彼女のキラキラした目が眩しかったです。