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大槌町のひょうたん島(蓬莱島)

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 文才の無い私は4月のこのエピソードをなかなか記事にできず、とうとう7月になってしまいました。
というのも、3.11の医療支援で自分たちが派遣された大槌町に復興状況が気になり出掛けたものの、震災の傷跡の深さに愕然としてしまい、投稿記事が書けなかったというのが正直なところでした。
 大槌町は役場もろとも津波の被害に遭い、私たちが担当した5月も旅館の屋上に漁船が乗り上げたままでした。ウェットティッシュで体を拭き寝袋で寝る4日間でしたが、私たちが到着したその日から電気が復旧し、とても恵まれていると思ったものでした。また、支援活動からの帰路で入った内陸の温泉で「支援者入浴無料 ありがとうございました」の張り紙を見て無力さに落ち込んだことを思い出しました。そんな話をしながら、新しく出来た復興支援道路を運転する松原先生の車の中で変化を続けている景色を眺めていました。

 途中で寄った道の駅で、4月29日のその日に「大槌赤浜 ひょうたん島まつり」のちらしを見つけ、行ってみることにしました。小雨の降る中、決して広くはない会場でしたが賑やかでした。この日は震災で水没した島の神社の修復が終わり、漁師の守り神としてあがめられている弁財天の遷座式が開かれたそうです。
 せっかくなので、お祭り会場で昼食を取ることにした私たちは出店の焼き魚やホタテ焼き、わかめのお味噌汁をいただきました。お祭り好きの私は「3分間カキ早むき大会」(エントリー代300円)に参加し、松原先生とMさんの応援のお陰で、目標3枚で臨んだカキむきが6枚むくことができましたv(^_^)v むいたカキは焼きガキにしてひとり2枚ずつ食べることができました。美味しかった〜!!

カキむき大会の後は3人で「わかめ早詰め大会」(参加費100円)に参加し、3分間黙々と小さなビニール袋に詰めまくりました。大槌町の地域の人たちは皆サービス精神旺盛で「お仕事なにやってるの?小児科の先生?先生もっと入れなきゃ〜!」と先生の袋にギューギューパンパンになるまで塩わかめを更に詰め込んでくれました。もちろん私たちの袋にも。
写真のわかめは戻した我が家の1回分です。厚みのあるコリっとした食べ応えのあるおいしいわかめです。かなりの量(10回以上)があったのでしばらく食べることができました。あれで100円なんて驚きです。

大槌町はまだ盛り土でかさ上げ工事をしている最中でした。大槌町に限らずまだまだ復興作業は続きます。私たちはその中で生きている人たちのことを忘れないためにも、またひょうたん島(蓬莱島)に行きたいと思っています。蓬莱島って弘前にある蓬莱橋を連想させました。
ちなみに、このひょうたん島は人形劇ひょっこりひょうたん島のモデルとされた島だそうです。(さ)