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当院の感染症動向(1/12〜1/18)

     溶連菌感染症  1例
     ロタウイルス性胃腸炎  0例
     その他のウイルス性胃腸炎  0例
     細菌性胃腸炎  0例
     水痘  0例
     おたふく風邪  0例
     百日咳  0例
     リンゴ病  0例
     手足口病  0例
     ヘルパンギーナ  0例
     アデノウイルス感染症  1例
     インフルエンザA  38例
     インフルエンザB  0例
     RSウイルス感染症  2例
     マイコプラズマ感染症  0例

・ インフルエンザの流行は警報レベルに達しました。しかしインフルエンザというだけで全例、抗インフルエンザ薬が必要な訳ではありません。軽症例では対症療法と安静にするだけで治ります。抗インフルエンザ薬か否か、それを見極めることが大切であると考えています。
・ インフルエンザの流行期であれば尚更、その他の疾病を見落とさないことが必要です。

インフルエンザ脳症について

 インフルエンザに罹ると誰しも脳症が心配になりますが、それはどんな症状なのでしょう。
子どもが高い熱を出してうなされることはよくあります。狂ったように泣き叫んだり、あらぬ事を口走ったり、部屋の隅を見つめてまるで何かがいるかのように怖がったり。その多くは熱せん妄と言って心配のないものです。では、どこまでが大丈夫で、どんな時に脳症を疑うのか。以下の項目を参考にして注意深く観察して下さい。

せん妄で脳症が疑われる場合
1.せん妄の持続時間が1時間以上、間歇的に12時間以上
2.せん妄間欠期の意識障害の程度が進行する場合
3.睡眠と無関係にせん妄が認められる場合
4.せん妄以外にけいれんが認められる場合
5.41℃以上の高熱や下痢が認められる場合

 解熱剤で熱が下がった時にもお母さんのことが分からなかったり、食べ物でないものを食べようとしたり、大きな子では一桁tの足し算が出来なかったりといった時には病院を受診しましょう。タミフルを飲んだら安心という訳ではありません。タミフルを飲んでも、脳症を起こす子は起こしてしまいます。脳症を起こす時はタミフルが効いてくる前に一気に悪くなるのです。

インフルエンザは正しく怖がりましょう。

当院の感染症動向(1/5〜1/11)

     溶連菌感染症  6例
     ロタウイルス性胃腸炎  0例
     その他のウイルス性胃腸炎  5例
     細菌性胃腸炎  0例
     水痘  5例
     おたふく風邪  0例
     百日咳  0例
     リンゴ病  0例
     手足口病  0例
     ヘルパンギーナ  0例
     アデノウイルス感染症  0例
     インフルエンザA  23例
     インフルエンザB  0例
     RSウイルス感染症  0例
     マイコプラズマ感染症  0例

・ いよいよ津軽でもインフルエンザの流行が始まりました。おそらく3週間前後で流行はピークになるでしょう。今のところ、症状の重い子はいません。
・ インフルエンザで大切なことは、大部分の子は安静にするだけで治りますが、ごく希にある脳症などの重症の合併症のサインを見逃さないことです。脳症はタミフルなどの抗インフルエンザ薬を飲んだからといって発症を免れるものではありません。インフルエンザ発症後1〜2日で一気に悪くなり、治療薬が間に合わないからです。脳症が不安であれば、100%有効と言えませんが、やはりワクチンを受けるべきでしょう。

当院の感染症動向(12/29〜12/30)

     溶連菌感染症  2例
     ロタウイルス性胃腸炎  0例
     その他のウイルス性胃腸炎  5例
     細菌性胃腸炎  0例
     水痘  1例
     おたふく風邪  0例
     百日咳  0例
     リンゴ病  0例
     手足口病  1例
     ヘルパンギーナ  0例
     アデノウイルス感染症  2例
     インフルエンザA  1例
     インフルエンザB  0例
     RSウイルス感染症  0例
     マイコプラズマ感染症  0例

・ 年末の二日間だけの集計ですが、嘔吐下痢症はまだ出ています。1月2日の夜間と3日昼間、急患診療所の当番でしたが、インフルエンザはチラホラといましたが、やはり嘔吐下痢症の受診が沢山ありました。
・ 手足口病や急患診療所でもおたふく風邪の受診がありましたが、いずれも県外の子です。年末年始の移動で多の土地から様々な感染症が持ち込まれるのでしょうね。
・ さて、これからいよいよインフルエンザが流行してくるでしょう。もし罹ったかなと思ったら、状態が悪くない限り、発熱後12時間以上してしてからの受診をお願いします。いくら高熱が出ていても、発熱して直ぐは検査しても反応は出てきません。