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当院の感染症発生動向(7/17〜7/23)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・ 27例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・1例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 手足口病の流行が拡大してきました。上のヘルパンギーナの1例も手足口病かも知れません。同じウイルスでも手足に皮疹が出れば手足口病、出なければヘルパンギーナと診断されます。前の日にヘルパンギーナと診断し、翌日手足に発疹が出てきたということもしばしばです。ただ、ヘルパンギーナの方が手足口病よりも喉の痛みが強い印象があります。喉の炎症によくトランサミンが処方されますが、それで治りが早くなるという印象はありません。漢方薬の桔梗湯の方が喉の痛みに効いているようです。

当院の感染症発生動向(7/10〜7/16)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・4例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・3例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 手足口病が流行していますが、どのウイルスによるものかの情報はまだありません。しかし皮疹が軽く発熱期間も短いものと、皮疹が派手で発熱期間が長いものとの2種類あるように思えます。症状が強い方は若しかするとエンテロ71かも知れません。エンテロ71日による手足口病では髄膜炎、脳炎などの重症の合併症を起こしてくることがあり要注意です。
・ 流行している手足口病の原因が一種類ではない場合、1シーズンに2回手足口病に罹ることもあります。

当院の感染症発生動向(7/3〜7/9)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・1例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・3例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・1例

・ 手足口病が徐々に増えてきました。どの程度の流行になるか、重症化する可能性があるのかないのか、注意深い観察が必要です。
・ ウイルス性胃腸炎はやや減った印象がありますが、夏は夏でアデノウイルスによる胃腸炎や細菌性胃腸炎が多くなります。早速、キャンピロバクタによる胃腸炎がありました。原因で多いのは焼き肉です。しっかり加熱し、生肉をつかむお箸と焼けた肉を食べるお箸とは区別するようにしましょう。

当院の感染症発生動向(6/26〜7/2)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・5例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・7例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・1例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 暑くなるのとほぼ同時に手足口病が流行し始めました。手足口病を起こすウイルスは何種類かあって、一度罹ってもまた別の手足口病に罹ることがあります。大部分が合併症なく安静にしているだけで軽快するのですが、ウイルスのタイプによっては稀に重症か(髄膜炎、脳炎)などを起こすことがあります。まだ流行が始まったばかりで重症化するタイプかどうかは不明です。発熱が続き、頭痛(不機嫌)、目つきがおかしい(意識障害)などに注目して観察してください。
・ 感染力は発疹が治ってもしばらく続きます(数週間)。登園の基準は感染力の有無ではありません。熱がなく、元気で普通に食事できるようになったら登園可能です。

当院の感染症発生動向(6/19〜6/25)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・ 11例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 11例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・1例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 溶連菌感染症は一旦減少し、そのまま終息するかと思いましたが、先週は再び沢山の患者が出ました。中々、流行は終わりません。
・ ウイルス性の感染性胃腸炎の流行はまだ続いています。吐き気は軽く脱水を起こす子もほとんどいません。ほとんどの子が経口補水で回復しています。
・ ヘルパンギーナらしい子が来ました。そろそろ夏風邪が流行し始めるでしょう。

当院の感染症発生動向(6/12〜6/18)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・7例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 10例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・2例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ ウイルス性胃腸炎の流行中は続いています。検査はしていませんが、感染力が強いのと、比較的症状が軽いことからするとおそらくノロでしょうか。
・ ご家庭で感染拡大を防止するのは大変ですが、ポイントは充分な手洗いと吐物・下痢便の処理、汚れた衣服の消毒です。床やドアノブ、水道の蛇口の消毒にはキャップ2杯のハイターを水で薄めて500mlにしたもので。汚れた衣服はキャップ1/2杯のハイターを水で薄めて500mlにした消毒液に10分間浸すと良いでしょう。柄物の衣服や絨毯の消毒にはスチームアイロンを利用すると良いですよ。

当院の感染症発生動向(6/5〜6/11)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・7例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 10例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・1例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ ウイルス性胃腸炎が流行中です。嘔吐が続くと脱水を起こすのではないかと心配になります。しかし嘔吐だけで直ぐに脱水は起こすことはありません。水分を摂取できないだけで、時間的な余裕はあるのです。むしろ怖いのは酷い下痢です。頻回多量の下痢により体の中の水分が失われて脱水を起こします。「水分を与えると直ぐに下痢をするので飲ませない」というのは間違いです。飲んだり食べたりして直ぐに下痢をするのは、既に腸管内に貯まっていた下痢便が、物を口にした刺激で出るのです。食べた物がそのまま出ているわけではありません。下痢で失われる分だけ水分を摂らせる必要があります。多量の下痢をしたときには体重当たり10mlの経口補水液を摂らせましょう。

当院の感染症発生動向(5/29〜6/4)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 18例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ ウイルス性胃腸炎が流行中です。ロタとノロウイルスが中心だと思いますが、おそらくそれ以外のウイルスもいるでしょう。いずれにしても特効薬はなく、治療は対症療法です。従って当院では特別な理由のない限り、積極的にウイルスを同定することはしていません。
・ 嘔吐が強いとき一番有効な薬剤は西洋薬の鎮吐剤より簡保薬の五苓散です。しかし漢方薬ですので美味しくはありません。飲めない時は坐薬で処方しています。

当院の感染症発生動向(5/22〜5/28)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・4例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・1例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・1例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ ウイルス性胃腸炎が流行中です。
・ 先週、今週と1例ずつ出た細菌性胃腸炎はサルモネラによる兄弟例でした。感染源となった食材を特定することは出来ませんでしたが、サルモネラ菌の感染は生卵や鶏肉などのことが多いようです。中にはペットとして買われたミドリガメから感染することも知られています。
・ サルモネラ菌による食中毒は軽症の場合、対症療法だけで抗生剤は不要です。しかし乳幼児では重症化することもあり、その場合は抗生剤の投与が必要です。また稀な合併症として、骨髄炎、敗血症、膿瘍などが知られています。

当院の感染症発生動向(5/15〜5/21)

     溶連菌感染症・・・・・・・・・ 9例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・8例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・1例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・1例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・2例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ インフルエンザは先週0でしたが、今週は2人出ました。おそらくこれで最後でしょう。
・ 今、流行している感染性胃腸炎(ウイルス性)はそれほど症状が強くありません。ロタの流行も心配されましたが、予防接種をされている方が比較的多いので、大きな流行になることはないでしょう。他のウイルス性胃腸炎でも便が白くなることはあります。白色便が全てロタではありません。
・ 手足口病らしい子が来ました。お父様、お母様全員で罹ってしまわれました。症状は軽く、対症療法だけで充分でした。
・ ヘルパンギーナっぽい子も来ています。感染症の発生からも季節は夏に移りつつあるようです。