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当院の感染症動向(2/1〜2/7)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・ 24例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 関東、関西、北海道でインフルエンザの流行が拡大しているようで、例年よりかなり遅れています。青森県も三八地方で警報レベルに達しました。青森市でもかなり増加しているようです。早晩津軽地方も警報レベルになると思います。遅い流行が受験や卒業卒園式と重ならないと良いですね。
・ 溶連菌感染症もコンスタントに出ています。
・ インフルエンザと溶連菌と最初の症状が似ていて、診断に迷うこともあります。また両方が同時に合併することもあり、要注意です。

インフルエンザ脳症について

昨シーズンも載せた記事を繰り返します。

インフルエンザに罹ると誰しも脳症が心配になりますが、それはどんな症状なのでしょう。
子どもが高い熱を出してうなされることはよくあります。狂ったように泣き叫んだり、あらぬ事を口走ったり、部屋の隅を見つめてまるで何かがいるかのように怖がったり。その多くは熱せん妄と言って心配のないものです。では、どこまでが大丈夫で、どんな時に脳症を疑うのか。以下の項目を参考にして注意深く観察して下さい。

せん妄で脳症が疑われる場合
1.せん妄の持続時間が1時間以上、間歇的に12時間以上
2.せん妄間欠期の意識障害の程度が進行する場合
3.睡眠と無関係にせん妄が認められる場合
4.せん妄以外にけいれんが認められる場合
5.41℃以上の高熱や下痢が認められる場合

 解熱剤で熱が下がった時にもお母さんのことが分からなかったり、食べ物でないものを食べようとしたり、大きな子では一桁tの足し算が出来なかったりといった時には病院を受診しましょう。タミフルを飲んだら安心という訳ではありません。タミフルを飲んでも、脳症を起こす子は起こしてしまいます。脳症を起こす時はタミフルが効いてくる前に一気に悪くなるのです。

インフルエンザに罹ったからといって過剰な心配は不要です。
ポイントを押さえて注意深く観察してください。

当院の感染症動向(1/25〜1/31)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・10例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 25例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ インフルエンザの数は一気に増加するかと思っていましたが、それほど急激な増加はありません。おそらく小学生は2009年の新型インフルエンザの流行を経験しているからでしょう。この後、保育園に流行が広がると患者数はもっと増えるのではないかと予想しています。
・ 溶連菌感染症、嘔吐下痢症も出ています。
・ 水痘の患者の発生は収まったようです。
・ おたふく風邪は青森市で出ていますが、まだ弘前では聞きません。流行する前に予防接種をお願いします。

当院の感染症動向(1/18〜1/24)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 8例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 25例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 先週から出てきたインフルエンザがあっという間に増えてきました。初めは小学生中心でしたが、保育園でも流行り始めました。
・ 先週も書きましたが、今年の流行は2009年に流行した新型インフルエンザと同じインフルエンザウイルスがメインのようです。症状の軽い子が多いのですが、案の定、喘息などの治療中やこれまで何度かゼイゼイ繰り返している子で呼吸困難が強く入院になる子が出てきました。インフルエンザに罹ってしまったときは熱よりむしろ呼吸器症状にも注意が必要です。
・ インフルエンザの迅速試験は陽性になるまで発熱してからある程度時間が必要です。どんなに敏感なキットでも発熱後6時間以内では疑陰性になることが多いです。当院では原則として発熱後6時間以内の検査は行いません。できれば12時間、待てるなら24時間してから検査すると診断の確率が高くなります。

当院の感染症発生動向(1/11〜1/17)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・7例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ メルマガにも書きましたが、当院でもインフルエンザが出てきました。今のところ全てA型です。症状は軽い子から重い子まで色々です。
・ 今年はH1N1(AH1pdm09)が流行すると予想されています。これは2009年に流行した新型インフルエンザと同じものです。その時は多くは軽症でしたが、喘息などの基礎疾患がある子で一気に呼吸不全が進行し、入院になる例が比較的多くありました。もし今年も同じタイプとしたら、喘息などの子どもは要注意です。特に2009年に罹らず喘息をお持ちのお子様は免疫が低いと思われますので、早めの対応が必要でしょう。それ以外の健康な子ども達はいつもと同じ対応で大丈夫でしょう。
・ 青森市でおたふく風邪がはやっているようです。これも要注意です。できるだけ予防接種をお願いします。

当院の感染症発生動向(1/4〜1/10)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 2例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・2例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・ 0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 当院ではインフルエンザはでていませんが、市内でそろそろ出始めました。新学期が始まると流行してくるでしょう。
・ RS、ノロの流行は下火になりました。
・ 溶連菌感染症は引き続き注意が必要です。
・ 水痘はもう大きな流行になることはなさそうですが、お祖母ちゃんの帯状疱疹(つづらご)から水痘が移ってしまった子がいました。0歳児でまだ予防接種できない年齢でした。これからもこのようなケースはあり得るは思われます。

当院の感染症動向(12/14〜12/20)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 11例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・5例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・ 0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・2例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 幾つかの保育園で水痘が出ています。予防接種を受けていない子や1回しか受けていない子が多い保育園では流行します。流行すると予防接種を2回受けている子でも10〜20%位は発症していまいます。しかしほとんどが軽症で治療薬は必要ありません。
・ 溶連菌やウイルス性胃腸炎、RSウイルス感染症も依然流行しています。

当院の感染症発生動向(12/7〜12/13)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 7例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・ 0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・3例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 熱が続き、咳の強い子ども達を、調べると肺炎クラミジアが多く出ています。これは性感染症ではなく、咳で移り、肺炎を起こしてくるクラミジア菌です。無治療でも治りますが、高熱が続き咳が苦しいときは治療しています。治療薬はクラリスが第一選択となります。
・ 弘前市内でもインフルエンザが出ているようです。先週の報告でA型が6例。おそらく旅行先で感染したのでしょう。
・ 今年の流行の始まりはかなり遅いようです。しばらくA香港型が流行したので、AH1pdm09(2009年に流行した新型インフルエンザ)がまだ免疫を持たない幼児に流行するかも知れません。AH1pdm09は特に喘息の子ども達で呼吸不全を起こすことが多かったので要注意です。

当院の感染症発生動向(11/30〜12/6)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 2例
     ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
     その他のウイルス性胃腸炎・・・ 12例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・2例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・ 0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・1例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・3例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ RSウイルスの流行は続いています。おそらく流行はインフルエンザの流行が本格化するまで続くでしょう。
・ 嘔吐下痢症の流行も続いていますが、症状は軽いです。
・ 水痘はやはり大きな流行にはなりませんが、散発的に出てきます。潜伏期間が2、3週間なので一つの保育園からその周期で出ています。

当院の感染症発生動向(11/23〜11/29)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 3例
     ロタウイルス性胃腸炎・・・・・・0例
     その他のウイルス性胃腸炎・・・ 6例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・ 0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・1例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ RSウイルスの流行は続いています。疑われても全てを検査している分けではないので上の表には載せていませんが、患者数はかなり多いと思われます。
・ おそらくノロと思われる嘔吐下痢症は依然流行中です。ニュースにもなっていましたが、今年は遺伝子が変異して更に流行が拡大しているそうです。インフルエンザと同じようにノロも繰り返して罹ることがあります。
・ もしRSとノロのワクチンが出来ると小児科医はかなり楽になりますが、それは困難のようです。