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当院の感染症動向(3/14〜3/20)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 5例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・7例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・1例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 4例
     インフルエンザB・・・・・・・ 29例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ B型のインフルエンザの流行が更に拡大していますが、そろそろピークでしょうか。ある程度の患者が出ると流行は収まります。罹る可能性のある人(つまり免疫を持たない人)が大方罹ってしまうと自然と流行は収まるのです。当然と言えば当然のことです。
厳しく登園登校停止にしても流行るものは流行り、そのうちに流行は収まります。
・ ウイルス性胃腸炎も流行ってきました。感染力の強さからノロを疑っています。嘔吐ではなく、発熱、腹痛を主訴とする子も多いようです。

当院の感染症動向(3/7〜3/13)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 2例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・9例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・2例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 17例
     インフルエンザB・・・・・・・ 16例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ B型のインフルエンザの流行が拡大してきました。前回津軽でB型のインフルエンザが流行したのは一昨年でした。昨年はほとんどいませんでしたが、現在、学級閉鎖になっている所もあります。
・ 今年のインフルエンザワクチンは2種類のB型のインフルエンザワクチンが含まれています。その所為か症状は軽いようです。B型のインフルエンザにはタミフルなどの抗インフルエンザ薬はあまり有効ではありません。当院では漢方薬で治療しています。

・ 本当は3月の最初の週ですが、今週判明した細菌性腸炎を2名のせました。実は2人ともキャンピロバクターによる外食での集団食中毒です。症状は軽く、無糖薬で症状は改善しました。子ども達だけの焼き肉は少し危ないようです。子ども達だけで焼き肉屋へ行かせるときは感染予防をしっかり教える必要がありそうです。

当院の感染症動向(2/29〜3/6)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 4例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・1例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 17例
     インフルエンザB・・・・・・・・2例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 案の定、インフルエンザの流行はピークを過ぎたものの、そのまま一直線に終息という分けにはいかないようです。今週のインフルエンザの患者数は先週より少し多かったです。インフルエンザの流行はおそらくこのままだらだらと続くと予想しています。
・ おそらくノロと思われる感染性胃腸炎が増えてきました。吐き気は半日くらいで治まります。その間、脱水にならないよう経口補水療法でホームケアをしましょう。
・ おたふく風邪の子が1人出ています。同じクラスの子から移ったようです。おたふく風邪は治療薬がなく、髄膜炎や難聴などの合併症の多い感染症です。流行しやすい季節は春から夏。ワクチンが有効です。流行が本格化する前に予防接種を受けましょう。接種年齢は1歳なったら直ぐと、5〜6歳時の2回(年長さんのⅡ期のMRワクチンと同時)接種をお勧めしています。学童以上、あるいは成人でも接種可能です。

当院の感染症動向(2/22〜2/28)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 5例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・7例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・ 12例
     インフルエンザB・・・・・・・・2例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 津軽地域のインフルエンザの流行はピークを過ぎ、既に減少に転じたようです。大きな流行にならなかったのは2009年に大流行したためでしょうか。保育園の流行でもそれほど拡大しなかったのは社会免疫?(地域社会全体が免疫を保留すると感染症は流行しない)良くわかりません。僕の予想が外れました。
・ 大きな流行がないときはだらだら長引く傾向があるのでまだ注意は必要です。
・ 小児科のMLで出停と学級閉鎖の意義について議論になっていました。僕も前から出停や学級閉鎖で流行を阻止することは出来ないと考えていました。もし意味があるとしたら流行の拡大速度を遅らせることくらいでしょうか。それで医療機関が大混雑するのを防ぐ効果位はあるでしょう。

当院の感染症動向(2/15〜2/21)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 4例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 16例
     インフルエンザB・・・・・・・・2例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 今期のインフルエンザの流行は過去2番目の大きな流行だとか。しかし津軽地域では依然注意報レベルで流行は小さいです。2009年新型インフルエンザの流行時、津軽地域の流行はかなり大きなものでした。従ってその時に罹った人は、今年は罹らないか罹っても軽く済むと予想していました。そして免疫のない幼児で流行すると予想したのです。しかしその予想も外れそうです。
(注意報は1施設あたり10人以上、警報レベルは30人以上)
・ B型インフルエンザが少しずつ増えているようです。これから春先に掛けてB型のインフルエンザが流行してくるでしょう。
・ 水痘はもう保育園では大きな流行はありませんが、多くの子がワクチンを1回しかやっていない小学校で流行する可能性が危惧されています。もっとも小学生は既に罹った子も多いので、それほど大きな流行にはならないと思われます。

当院の感染症動向(2/8〜2/14)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 4例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 25例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ インフルエンザの流行は青森市、三八地方で警戒レベルに達したようです。函館の友人からもブレイクして大忙しとの情報がありました。しかし中弘南地域の増加速度は鈍いです。多くの方がインフルエンザを心配して受診しますが、検査して陽性に出るのは半分以下。インフルエンザ以外の風邪のことが多いです。外来は2月にしては珍しく閑散としています。このまま平穏だと良いのですが、そうはいかないでしょうね。

当院の感染症動向(2/1〜2/7)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・ 24例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 関東、関西、北海道でインフルエンザの流行が拡大しているようで、例年よりかなり遅れています。青森県も三八地方で警報レベルに達しました。青森市でもかなり増加しているようです。早晩津軽地方も警報レベルになると思います。遅い流行が受験や卒業卒園式と重ならないと良いですね。
・ 溶連菌感染症もコンスタントに出ています。
・ インフルエンザと溶連菌と最初の症状が似ていて、診断に迷うこともあります。また両方が同時に合併することもあり、要注意です。

インフルエンザ脳症について

昨シーズンも載せた記事を繰り返します。

インフルエンザに罹ると誰しも脳症が心配になりますが、それはどんな症状なのでしょう。
子どもが高い熱を出してうなされることはよくあります。狂ったように泣き叫んだり、あらぬ事を口走ったり、部屋の隅を見つめてまるで何かがいるかのように怖がったり。その多くは熱せん妄と言って心配のないものです。では、どこまでが大丈夫で、どんな時に脳症を疑うのか。以下の項目を参考にして注意深く観察して下さい。

せん妄で脳症が疑われる場合
1.せん妄の持続時間が1時間以上、間歇的に12時間以上
2.せん妄間欠期の意識障害の程度が進行する場合
3.睡眠と無関係にせん妄が認められる場合
4.せん妄以外にけいれんが認められる場合
5.41℃以上の高熱や下痢が認められる場合

 解熱剤で熱が下がった時にもお母さんのことが分からなかったり、食べ物でないものを食べようとしたり、大きな子では一桁tの足し算が出来なかったりといった時には病院を受診しましょう。タミフルを飲んだら安心という訳ではありません。タミフルを飲んでも、脳症を起こす子は起こしてしまいます。脳症を起こす時はタミフルが効いてくる前に一気に悪くなるのです。

インフルエンザに罹ったからといって過剰な心配は不要です。
ポイントを押さえて注意深く観察してください。

当院の感染症動向(1/25〜1/31)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・10例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 25例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ インフルエンザの数は一気に増加するかと思っていましたが、それほど急激な増加はありません。おそらく小学生は2009年の新型インフルエンザの流行を経験しているからでしょう。この後、保育園に流行が広がると患者数はもっと増えるのではないかと予想しています。
・ 溶連菌感染症、嘔吐下痢症も出ています。
・ 水痘の患者の発生は収まったようです。
・ おたふく風邪は青森市で出ていますが、まだ弘前では聞きません。流行する前に予防接種をお願いします。

当院の感染症動向(1/18〜1/24)

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 8例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 25例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 先週から出てきたインフルエンザがあっという間に増えてきました。初めは小学生中心でしたが、保育園でも流行り始めました。
・ 先週も書きましたが、今年の流行は2009年に流行した新型インフルエンザと同じインフルエンザウイルスがメインのようです。症状の軽い子が多いのですが、案の定、喘息などの治療中やこれまで何度かゼイゼイ繰り返している子で呼吸困難が強く入院になる子が出てきました。インフルエンザに罹ってしまったときは熱よりむしろ呼吸器症状にも注意が必要です。
・ インフルエンザの迅速試験は陽性になるまで発熱してからある程度時間が必要です。どんなに敏感なキットでも発熱後6時間以内では疑陰性になることが多いです。当院では原則として発熱後6時間以内の検査は行いません。できれば12時間、待てるなら24時間してから検査すると診断の確率が高くなります。