つながろまい つんがりん

講演・学会・検診

 

 タイトルは今年の日本乳幼児精神保健学会学術集会・名古屋大会のテーマです。名古屋弁で「手を取って、つながろう」という意味だそうです。子ども達を支援するのに一人では出来ません。様々な職種の大人がお互いに手を取り、連携することが大切です。当院でも保育園や学校、療育機関、保健師など様々な職種の方と連携することを心掛けています。健やかな子どもを育むためには地域全体で子ども、そしてその家族を支える必要があります。

 大会を主催されたM先生は出来るだけ沢山の職種の方に参加して欲しかったと仰っていましたが、その通りに様々な方がシンポジストとして登壇されました。自分も一般演題の座長として協力させてもらいました。今年はオンラインと会場参加とのハイブリッドということで3年振りに直にお目に掛かった先生も沢山いました。zoomではなく直接会えることの嬉しさを感じ、やはり人は社会性の生き物だと実感しました。

 ところで自分はカメラ係も仰せつかったのですが、会場はもちろん壇上の発表者も全員マスク姿です。写真を撮っても顔半分が隠れるので、どうも生き生きとした写真が撮れませんでした。マスクでしかお目に掛かったことのない方と別の時にお会いしても多分分からないでしょう。ドーハで開催されているワールドカップの映像を観ると、ほとんどの人はマスクをしていません。新型コロナのオミクロン株の重症度をみると多分それで良いのだろうと思います。今、日本では既に5人に1人が感染したそうです。当院のスタッフも既に6割以上が感染しました。(確率高! (^_^; )おそらくワクチンの効果もあるのでしょう、幸い全員軽症でした。感染した人とワクチンを接種した人とを合わせるとおそらく8〜9割に登るのではないでしょうか。エンデミックに近づいていると思われます。

そろそろ日本もマスク無しの生活に戻して良いように思いますが、3年という時の間に染みついた習慣や、そして不安はそう簡単には戻せないかも知れません。

自分はマスク大嫌いですから、少なくとも外を歩き時はマスクをしないよにしていました。他の人へのアピールの意味も込めて・・・。

filed under: