わたしのワンピース

院長のつれづれ

皆様、明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い申し上げます。

 毎年、正月3が日の間に山へ行くことを恒例としていましたが、今年は子ども達が二人とも帰って来るとあって山を諦め、久し振りに家族4人、温泉旅館で正月を過ごしました。子ども達が小さかった頃は、毎年正月の休みの度に泊まりがけでスキーに出掛けていましたが、彼らが親元を離れ静かになり、学生時代のように正月登山を再開したのでした。しかし来年からは彼らは一人ではなく、それぞれ自分の家族を連れて帰省することになりそうです。密かに来年の正月は北アルプスか八ヶ岳で迎えようかと考えていたのですが、そうなると正月登山はもう出来そうにありません。

 さて、今日のタイトルの「わたしのワンピース」ですが、これは娘が小さい頃、大好きだった絵本です。何度も繰り返し、ベッドで読まされました。読み終わる度に「もう1回」「もう1回」と。秋に長崎の童話館の絵本美術館でそのマスコットを見付けた時、思わず懐かしさがこみ上げ、娘へのプレゼントにと買い求めたのでした。そして正月、帰ってきた娘に「これ覚えている?」とマスコットを見せると、「何、それ。分かんない」「え?、分かんないの? (*_*) 」 まあそんなものでしょう。しかし彼女の表象世界には残っているはずです。彼女に自分の子どもが生まれたとき、きっと彼女はベッドで絵本を沢山読んであげることでしょう。

「わたしのワンピース」のマスコットは診察室に飾ることにしました。

filed under: