八甲田レポート:冬の終わりに

院長の大自然レポート

 2月最後の日曜日、よく晴れ上がった空に心も軽く、背中のボードの重さも気になりません。吹雪も嫌いではありませんが、やはり晴れた山の方が気楽です。冬の間、連日のように吹雪いていた山も春が近づくと晴れる日が増えてきます。久々の快晴の雪山に多くの登山者が山頂を目指していました。八甲田は3週間ぶりでしたが、樹氷は随分と痩せ細っていました。もう直ぐ溶けてなくなってしまうでしょう。

 朝の内は気温が低く、柔らかな雪でしたが、山頂から滑り出す頃には気温が上がり、雪は重く、残念ながらフカフカの新雪の、空を飛ぶような浮遊感を味わうことは出来ませんでした。
今年はこれまでスキーで八甲田へ来ていましたが、やっぱりパウダーを滑るにはボードの方が楽しいかな。

 写真は津軽平野を挟んでそびえる岩木山とその左向こうが白神の山々です。

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