内足加重

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 10月の連休をどう使おうかと思案し、次の日の悪天は予想されていたので、晴れた一日目はバイク、天候の悪い2日目は山と決めました。

 実はこの夏、バイクを買い換えました。前の大きいバイクはアクセルと開けると直ぐに加速してスピードが出ます。コーナーもバイクを傾け、怖さと快感とを天秤に掛けながら走っていました。しかしそろそろこのまま走っていると何時か大きな事故を起こすのではないかと不安になり、バイクで白神を抜け、西海岸までバイクで走りたいとオフロードに買い換えたのです。

 しかし新しいバイクはターンの方法がこれまでのバイクとは違っていました。今まではハンドルを押してバイクを傾け、外側の膝でバイクを固定し、ターンする、そんなイメージですが、今度のバイクは踝でバイクをおさえ、ターンの内側のステップに加重し曲げていくとバイク屋のマスターに教えてもらいました。しかし身体で覚えた操作法はそう簡単には変えられません。

 10月の連休の初日、林道を走ったのですが、林道に入って直ぐに右カーブでこれは曲がりきれないとブレーキを掛け、前輪がロックしてしまったようで、砂利に滑って転倒し路面に投げ出されてしまいました。胸を強く地面に打ち付け、しばらく息をする事も出来ませんでした。何とが家まで帰り着きましたが、どうやら肋骨にひびが入ったようです。笑うことも咳をすることも出来ません。寝返りも出来ません。胸にバンドを巻いて、痛み止めを飲んで治るのを待つしかありません。おそらく1ヶ月は掛かるでしょう。友人には3ヶ月と言われました。そんなには掛からないと思いますが、どうなることやら。

 折角、山を登る体力も戻ってきたのに残念です。しかし治らない怪我ではありません。山を登らないお陰で出来た時間を有効に使うことにしましょう。まあそれが自分に与えられたことなのだと割り切ることにしました。

そんな訳で山はお預け、大自然レポートも暫くお休みです。

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