胃カメラ

院長のつれづれ

 開業してからというもの、自分自身の健診と言えば血液検査だけで胃や腸の検査は受けてきませんでした。しかし自分もおじいちゃんと呼ばれてもおかしくない年となり、そろそろ自分もしっかり健診を受ける必要があるのかしらと、去年から医師会がお膳立てしてくれている半日人間ドックなるものを受けています。今年も11月末の日曜日、その人間ドックを受けてきました。血液検査だけでなく、便、尿検査、胃の透視、眼底検査、聴力検査などなど。
 案の定、体の様々な箇所が悲鳴を上げていました。まず左の聴力低下。これは片側性でもしかして滲出性中耳炎?と思いお薬を内服し、今年は少し改善。眼底の神経乳頭陥凹。これはまだ受診していません。今年もD判定(要精査)。そろそろ受診しようかしら。両腎嚢胞に胆管拡張。これは今更しょうがない。去年の胃潰瘍疑いを放っておいたら今年は胃ポリープ疑い。これはちょっと不味いかなと知り合いの内科医に相談したら急遽内視鏡の検査をすることになりました。金曜日午前の診療を12時で切り上げ、鼻からカメラを入れて内視鏡検査を受けてきました。結果は2、3個の胃腺腫。良性の腫瘍ですが、(これが悪性化することもあるし)まあ3年に一度内視鏡検査を受けると良いでしょう・・・だそうです。取りあえずは安心して良さそうです。

 他にも血圧は高いし、腰も痛いし、全身ががたがたです。まあ老いると言うことはそういうことなのでしょう。上手に老いと付き合って、今自分が為すべきことを為すしかないのでしょう。

 これからは少し体の負担を減らして、上手に生きて行こうと考えていたのでした。

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