11/1411/20

当院の感染症動向(11/14~11/20)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症 ・・・・・・・・・ 5例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 20例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・1例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・1例

・ 感染性胃腸炎(ウイルス性)の流行が続いています。
・ この1ヶ月、耳下腺が腫れておたふく風邪を疑い、受診する子が何人かいました。しかし血液検査をすると本物のおたふく風邪は一人もいませんでした。周囲におたふく風邪の子がおらず、片方の耳下腺しか腫れていないときはほとんどおたふく風邪ではありません。おたふく風邪をしっかり診断するためには血液検査が必要です。
・ 水痘も予防接種を受けた子が罹ると、水疱は典型的ではなく、診断は困難になります。これも診断には血液検査が必要です。水痘ウイルスのDNAそのものを検査する方法がより確実な検査法ですが、それは特殊検査になります。

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