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当院の感染症発生動向(12/2~12/8)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症            4例
     ロタウイルス性胃腸炎        0例
     その他のウイルス性胃腸炎      2例
     細菌性胃腸炎            0例
     水痘                6例
     おたふく風邪            0例
     百日咳               0例
     リンゴ病              0例
     手足口病              0例
     ヘルパンギーナ           0例
     アデノウイルス感染症        1例
     インフルエンザA          0例
     インフルエンザB          0例
     RSウイルス感染症         8例
     マイコプラズマ感染症        0例

・ RSウイルス感染症が流行中です。テレビのニュースにも出ていたそうですが、早速、心配だから検査するように保育園で言われたと受診される子が来ています。流行を知る目的で検査することはありますが、RSと分かったからと言って特別な治療があるわけではなく、全例に必要な検査ではありません。RSでも多くは普通の風邪症状で、そうであれば風邪の治療だけですみます。ただ2歳以下の小さい子が罹ると時にヒューヒュー、ゼーゼーと呼吸困難を起こし、入院治療が必要となることも少なくありません。この時期、風邪を引いたら、熱だけでなく、咳の性状や肩で息をしていないかなどを注意深く観察してください。呼吸困難があるときは早い受診が必要です。
・ またRSは登園停止となる感染症でもありません。

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