H30.1.121.28

当院の感染症発生動向(H30.1.12~1.28)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・9例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・1例
     手足口病・・・・・・・・・・・・1例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・1例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・8例
     インフルエンザB・・・・・・・ 35例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 連日のようにインフルエンザの流行のニュースが流れています。津軽地域でも流行が拡大しています。今のところB型が8割を占めています。おそらくもうしばらくB型有意で推移するでしょう。その後、A型の流行が拡大する可能性もあると予想しています。

・ 先日、ある番組で"隠れインフルエンザ"なんて事を言っている医者がいましたが、人々の不安を煽るような言葉で注目を引こうとするその先生にあきれました。もともとインフルエンザだけでなく、その他の多くの感染症で軽症例や不顕性感染があります。インフルエンザと気付かれずに経過し治っている子もいるのです。それで出停措置を厳格に行っても流行は阻止できない分けです。そんなナンセンスは言葉に惑わされず、予防対策や症状に応じた適切な治療を行うことが肝要です。

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