H30.1.151.21

当院の感染症発生動向(H30.1.15~1.21)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・4例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・1例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・5例
     インフルエンザB・・・・・・・ 14例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ インフルエンザが一気に増えていました。市内の小中学校では学級閉鎖、学年閉鎖、学校閉鎖が相次いでいます。今のところB型のインフルエンザが有意で6、7割がB型です。やはりA型に比べ重症感は少なく、実際合併症を起こす子は稀です。
・ 当院ではB型のインフルエンザには原則として漢方薬で治療しています。A型のインフルエンザでは喘息などの基礎疾患があったり、重症感がある子には抗インフルエンザ薬を処方することが多いです。
・ インフルエンザの迅速試験は発熱後、半日以上経つと確実性が増します。当院では発熱後、6時間以内の子は検査していません。

・ 中には溶連菌感染症などの子がいます。喉の痛みが強かったり、いちご舌や下腹部の発疹などを伴う場合は積極的に溶連菌感染症を疑って検査が必要です。

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