H31.1.71.12

当院の感染症発生動向(H31.1.7~1.12)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 10例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・1例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・ 10例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 新学期が始まりしばらくすると本格的なインフルエンザの流行が始まります。マスクをしても予防としては不十分です。もし罹っても大部分は安静にしているだけで治療薬を使わずとも自然に治ります。しかし高齢者や喘息、その他の基礎疾患を持っている方は積極的に治療薬を使うべきでしょう。健康な子には基本的に治療薬は不要です。治療薬を使うとしっかりと免疫ができずに治ります。漢方薬か自力で治し、将来に備えしっかりと免疫を付けるのが良いと考えています。ただ、不安な方には無理強いはしません。治療薬をご希望ください。

・ インフルエンザに罹患した時に大切なことは脳症や呼吸不全など稀にある重症合併症を見逃さないことです。それは治療薬を使えば防げるものではありません。治療薬の使用の如何に関わらず、意識レベルや呼吸困難などに十分注意して観察してください。

・ 感染性胃腸炎も流行中です。ロタも出ているようですが、幸いロタは予防接種のお陰で流行は拡大しないようです。

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