R1.5.276.1

当院の感染症発生動向(R1.5.27~6.1)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・6例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・1例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・4例
     手足口病・・・・・・・・・・・・1例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・1例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 感染症も夏に向かいつつあります。手足口病だけでなく、ヘルパンギーナが疑われる子も出てきました。どれも治療薬はありません。安静にして口当たり良いものを摂らせ回復を待つだけです。極めて稀ですが、脳髄膜炎や心筋炎の合併症を頭の片隅に置いておいてください。
・ 夏は熱だけの風邪が流行ります。高熱となることも多いので不安に思われる方も多いようですが、高熱でも少しは遊べて眠ることが出来るようなら夜間に慌てて救急を受診する必要はありません。熱だけでなく顔色、表情、発疹、呼吸困難の有無など全身状態を観察してください。坐薬などの解熱剤は熱冷ましというより鎮痛剤として使用しましょう。使いすぎは禁物です。

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