R4.7.117.16

当院の感染症発生動向(R4.7.11〜7.16)

未分類

溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 10例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・6例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・2例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

 

  • 手足口病の流行が拡大してきました。手足口病の喉の所見はヘルパンギーナに似ますが、ヘルパンギーナほど喉の痛みは強くありません。ごく希ですが、脳炎や髄膜炎の合併があります。発熱が続き、痙攣や意識レベルが低下してきた場合は要注意です。

 

  • 新型コロナでこどもの脳症の死亡例が報告されました。以前から小児の新型コロナはほとんど風邪と同じと書きましたが、ごく希には重篤な合併症もあるようです。しかしそれはどの風邪でも同じ事です。手足口病やヘルパンギーナなどの夏風邪でも脳炎や劇症型の心筋炎で不幸な転帰をたどってしまう子もいます。しかしそれはごく希で不必要に恐れることはありません。
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