節分の反省

クリニックエピソード

 その日フロアー担当だった私は、病状の経過や受診した理由を伺いに回りながら、今年も「保育園に鬼さん来た?」とこどもたちに聞いて、オニをやっつけた話やら自分がオニの係だった話、「今年のオニは誰々だった(園職員)」と冷静な年長児に(・・・なるほど)とバレバレ理由に感心したりとこどもたちの節分のエピソードから笑顔や学びを得ていました。
調子に乗った私は泣いたか泣かないか微妙な年齢の戦隊もの好き系男子にも「保育園に鬼さん来た?」と聞いたところ、遊んでいた手を止め、絵本を片付け始め、顔から血の気が引き、小声で「オニ来た。怖かった・・・。」と母に抱きついて泣いてしまいました(T_T) もしかして保育園になまはげ級のオニでも来たのか?と思ってしまいましたが、同等の怖さだったことはよく伝わって来ました。「ごめんごめん、思い出させちゃったね。」も・・時、既に遅し。悪いことをしてしまった!と謝りまくりで深く反省。お母さんの「オニ、ここに来ないから大丈夫だよ(^_^)」の笑顔と抱っこに深く感謝!!
 今年の節分は、質問は年齢を考慮することと「怖かった」ではなく「楽しかった」を引き出すスキルを身につけなければ!と自分に課題を課すこととなった節分でした。

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