2025年04月20日
当院の感染症発生動向(R7.4.14〜4.19)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・2例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・4例
手足口病・・・・・・・・・・・・2例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・9例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・2例
RSウイルス感染症・・・・・・・2例
ヒトメタニューモウイルス感染症・2例
新型コロナウイルス感染症・・・・0例
- ・実に種々雑多な感染症が出ています。一度にこれだけ出るのは初めてです。
- ・2月に呼吸困難で入院した年長さんが百日咳だったと報告しましたが、今週は2例の百日咳を診断しました。いよいよ蔓延してきたようです。入院するほどではありませんが、激しい咳で苦しそうでした。
- 百日咳の特徴は
- 1)夜間の発作性咳嗽
- 2)吸気時の笛声(咳き込んだ後、ホーッと息を吸い込むときに音がする)
- 3)咳嗽後の嘔吐
ですが、2)ははっきりしないこともあります。発作的に激しく咳き込み、その後、吐くときには百日咳を疑いましょう。
診断は初期は遺伝子検査、3、4週間以降は血液検査になります。
前にも書きましたが、耐性菌が出ています。積極的に予防接種を受けましょう。
2025年02月23日
当院の感染症発生動向(R7.2.17〜2.22)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・4例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・4例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・ 12例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・1例
RSウイルス感染症・・・・・・・2例
ヒトメタニューモウイルス感染症・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・4例
- ・インフルエンザの流行は縮小してきました。しかしまだまだ油断は禁物。その他、雑多な感染症が出ています。
- ・最近、ウイルスを11種類、細菌も4種類を一度に検査出来る器機が出てきました。興味はありますが、かなりの高額の器機で手が出ません。今、流行している高熱が続くウイルス感染症が何のウイルスによるものなのか興味はありますし、市内の医療機関で導入したところもあるようです。しかし逆にその結果に惑わされることもありそうです。というのも同時に複数のウイルスが陽性に出てくるようで、どれがメインなのかが分からないこともあるようです。また呼吸器以外の、例えば腎臓や消化器のウイルスや細菌感染症を調べることが出来ません。
百日咳菌を迅速で調べることが出来るのは魅力なのですが・・・。