2020年06月07日
当院の感染症発生動向(R2.6.1~6.6)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・5例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・1例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 引き続き溶連菌感染症とアデノウイルス感染症が出ています。
・ それ以外の報告に上がるような感染症は出ていません。
・ 例年だとゼイゼイと喘息発作を起こす子ども達が増えてくる季節ですが、今年はそれも多くはありません。発作のきっかけは色々ですが、感染症が引き金に成ることも多いのです。感染症の減少で喘息発作も少ないものと考えています。
2020年05月31日
当院の感染症発生動向(R2.5.25~5.30)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・1例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 引き続き溶連菌感染症は出ています。
・ アデノウイルス感染症が流行している保育園もあるようです。アデノウイルス感染症は高熱が数日続きますが、熱の割には元気なことが多いです。高熱が続きますが、ウイルス感染症ですので抗菌剤は不要です。
2020年05月24日
当院の感染症発生動向(R2.5.18~5.23)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ ソーシャル・ディスタンシングとマスク、手洗いの励行はCOVID- 19だけでなく、その他の感染症の流行にも極めて有効のようです。報告すべき感染症はほとんどなく、外来は閑散としています。
・ しかし人間は社会性の必要な生き物ですから、厳密なソーシャル・ディスタンシングは人と人との繋がりを弱めるように思います。「袖振り合うも多生の縁」という言葉もありました。袖が触れ合う程のことにも前世から因縁があり、小さな出会いも大切にしましょうと言うことだと思いますが、ソーシャル・ディスタンシングはそれを認めないということでしょうか。残念です。
2020年05月17日
当院の感染症発生動向(R2.5.11~5.16)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 溶連菌感染症は一年を通して出ています。
・ 喉の風邪で抗菌剤が必要な風邪は溶連菌感染症だけです。それ以外はほとんどの場合、抗菌剤は不要です。逆に、溶連菌感染症は必ず抗菌剤が必要な感染症です。治療が中途半端だと腎炎やリュウマチ熱などの合併症を起こすことがあります。合併症を起こさないためには10日前後の抗菌剤の内服が必要です。
2020年05月10日
当院の感染症発生動向(R2.5.7~5.9)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・2例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ GW後の3日間だけの集計です。水痘の子が2人いました。潜伏期間は2週間前後ですから、感染したのは2週間前。周りにはいなかったとのことですが、水痘の感染力は新型コロナより遥かに強く、例えばスーパーで買い物をしていてすれ違っただけで感染した可能性もあります。しかし今は大半の子が予防接種をしてあるので大きく流行することはありません。
2020年05月03日
当院の感染症発生動向(R2.4.27~5.2)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 休校措置が続き、報告すべき感染症の流行はほとんどありません。
・ 発熱が続く子は居ますが、ほとんどは軽症です。
・ 風邪の患者数も少なく、外来は肝散としています。
・ 2週間以内に首都圏から来られた方と接触している場合、あるいは周囲の大人が発熱している場合は新型コロナウイルスの感染が否定できません。受診の前に予め電話でご相談いただけると助かります。よろしくお願いします。
2020年04月26日
当院の感染症発生動向(R2.4.20~4.25)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・7例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 現在、流行している感染症は溶連菌感染症とヒトメタニューモウイルスです。熱が続く風邪も少し前まで流行っていましたが、今はそれほど多くはありません。社会的距離を保つことは、COVID
-19だけでなく他の様々な感染症の予防にもなることがよく分かります。外来は肝散としています。
・ 2週間以内に首都圏から来られた方と接触している場合、あるいは周囲の大人が発熱している場合は新型コロナウイルスの感染が否定できません。受診の前に予め電話でご相談いただけると助かります。よろしくお願いします。
2020年04月19日
当院の感染症発生動向(R2.4.13~4.18)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 依然、溶連菌感染症の流行は続いています。
・ ヒトメタニューモウイルスと思われるウイルス性気管支炎が流行しています。発熱も続き、中にはゼイゼイと呼吸困難を起こしたり、肺炎を合併するお子さんもいます。
・ 大部分の風邪は自然に治り、咳が出た、熱が出たと言うだけで必ず受診しなければならないというわけではありません。しかし呼吸困難や頻回の嘔吐で脱水を起こすなど、治療が必要な状態を見逃さないようにしてください。
・ 2週間以内に首都圏から来られた方と接触している場合、あるいは周りの大人が発熱している場合は新型コロナウイルスの感染が否定できません。受診の前に予め電話でご相談いただけると助かります。よろしくお願いします。
2020年04月12日
当院の感染症発生動向(R2.4.6~4.11)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・6例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・3例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 溶連菌感染症の流行は続いています。
・ 水痘が出ています。
・ 水痘はワクチンを2回接種してあれば罹らないか罹ってもほとんどは軽症で済みます。1回目の接種から3ヶ月で接種可能ですが、6ヶ月以上間隔を開けた方が強い免疫ができます。しかし6ヶ月経つのを待って罹ってしまっては元も子もありません。流行しているようなら3ヶ月でも接種しましょう。
・ 水痘ワクチンは緊急接種が可能です。感染してから72時間以内であれば予防接種は有効です。もし園で同じ部屋に水痘の子が出てしまったら、その日か翌日までにワクチンを接種できれば有効でしょう。
2020年04月05日
当院の感染症発生動向(R2.3.30~4.4)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・7例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 新型コロナウイルス感染症を警戒されてか外来の受診者数はとても少ないです。しかしそれはむしろ良いことでしょう。やむを得ず受診される方も待合室でお互い距離を取って(長椅子1つに1組)、順番をお待ちいただけます。もともと風邪は自然に治ります。軽症なら受診は不要です。
・ 今、溶連菌感染症が流行しています。溶連菌感染症は抗生剤を内服する必要があります。発熱がなくても咽頭痛、苺舌、発疹などがあることきは受診してください。また嘔吐だけが症状のことも少なくありません。下痢のない嘔吐も要注意です。
・ ヒトメタニューモウイルス感染症も流行しており、呼吸困難があるときには早くの受診が必要です。
・ 現在、原則予約制としていますが、予約を取れないときはまずお電話をください。診察可能な時間帯をお知らせします。またCOVID-19が強く疑われる場合は先ずは弘前保健所(33-8521)へお電話ください。
2020年03月29日
当院の感染症発生動向(R2.3.23~3.28)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・ 11例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 休校措置のおかげで様々な感染症が減っています。コロナウイルスも集団で行動する子どもに流行すれば社会全体の流行も拡大するでしょう。そう考えるとコロナ対策の有効な手段の一つです。しかし本気で流行を押さえるには社会全体が2週間の休校、休園、休職すれば流行は押さえられることは明らかです。しかしもし一旦は押さえられても社会全体に免疫がなければ再び流行します。何の策も講じず、基本再生産率が2.2であれば流行のピークは3ヶ月後、策を講じて1.2と低ければピークは9ヶ月後と試算した先生がいました。
・ 爆発的に流行し医療崩壊を来すと武漢やイタリアと同じ事態を招いてしまいます。ゆっくり流行が進行し、その間に有効な治療薬が開発されることを望みます。
・ 山中伸弥先生の仰るように長期戦を覚悟しましょう。
山本先生のコロナ情報発信HPです。
https://www.covid19-yamanaka.com/index.html
2020年03月22日
当院の感染症発生動向(R2.3.16~3.21)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・9例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・1例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 引き続き溶連菌感染症の患者さんが多く出ています。
・ 当院では対症療法だけで治療薬はないということで検査はしていませんが、ヒトメタニューモウイルスが流行しています。ヒトメタニューモウイルスはRSウイルスと同様、乳幼児で肺炎やゼイゼイと呼吸困難を来す細気管支炎を起こしてきます。発熱も4、5日続きます。RSウイルスよりはやや軽症のことが多いようですが、それでも呼吸困難で入院になる子もいます。治療は去痰剤が中心で、気管支拡張剤の効果は限定的です。ゼイゼイするこでは喘息の薬を使うこともあります。当院では漢方薬を試みたりしています。