当院の感染症発生動向(R2.7.20~7.25)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 水痘の1例は生後8ヶ月の乳児ですが、どこで感染したか不明でした。
・ 一度水痘に罹るとその水痘ウイルスは体内(脊髄)に長期間潜みます。それが身体の免疫能が低下するなどの場合に帯状疱疹(つづらご)を発症させます。帯状疱疹の患者さんからでも免疫がない乳児は感染し水痘を発症します。水痘ワクチンの2回接種で水痘の発症はかなり予防できますが、既に感染し体内にウイルスが潜んでいる方が多いため、水痘が麻疹のように制圧されるまでにはかなりの時間が掛かりそうです。

・ 発熱が続く、ウイルス感染症が増えています。38℃以上の発熱が5日間以上も続いている子もいます。大きな合併症を起こすことは少ないようですが、治療薬はなく、安静にして回復を待つしかありません。漢方薬は有効なこともあるでしょう。

当院の感染症発生動向(R2.7.13~7.18)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 手足口病が流行している保育園があるようです。その保育園から受診した子がいましたが、発疹の形態は微妙で手足口病とは診断しませんでした。
・ 手足口病を引き起こすウイルスは何種類かあり、それぞれ少しずつ症状は異なります。従って僕が診た子もそうだったのかも知れません。しかし元々治療薬はありませんし、それと診断しても発熱無く普通に食べられていれば登園可能です。手足口病だったとしても軽症なら受診は不要です。

当院の感染症発生動向(R2.7.6~7.11)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・1例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ ウイルス性胃腸炎は引き続き出ていますが、どの子も軽症です。
・ 典型的ではありませんが、夏風邪の一つである手足口病の子がいました。

・ 週の後半、ゼイゼイする子が続きました。おそらくヒトメタニューモウイルスやライノウイルスといった喘鳴を起こし易い感染症が出ているのでしょう。
・ 例年だと春は喘息発作を起こす子が多いのですが、今年は発作を起こす子がほとんどいませんでした。おそらくコロナ対策で様々な感染症が減少し、その結果喘息発作も減ったのでしょう。喘息発作も大部分は感染症が引き金になっていたことがよく分かりました。

当院の感染症発生動向(R2.6.29~7.4)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ ウイルス性胃腸炎が出ています。上の表の数よりもっと多いでしょう。軽症で報告にあげなかった例も少なくありません。

・ 首都圏でのCOVID-19の数がまた増加傾向にあります。検査対象を増やしていることもあるのでしょうが、感染経路不明と報告されている数も増えてきています。いつも思うのですが、感染経路不明例とは明らかな感染者との接触がなかったと言うだけで、どのような行動をしてどこで感染した可能性が高いかは推測できるはずです。それを明確に発表してほしいものです。それが個々の行動の見直しにもなるのですから。

当院の感染症発生動向(R2.6.22~6.27)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 先週同様、報告すべき感染症は僅かです。
・ 溶連菌感染症は出ています。

・ 最近、HPVワクチン(子宮頸がん予防ワクチン)を接種する中高生が増えています。その理由はおそらく市からの案内があったからでしょう。現在、接種しているHPVワクチンは4価のワクチンで子宮頸がんの60?70%を予防する効果があります。これに対し9価のワクチンは90%を予防することが可能です。9価のワクチンは日本では現在認可を待っている段階です。それが認可され、更に定期接種に組み込まれれば9価のワクチンを選択することをお勧めしますが、その時期が何時になるかは分かりません。高校生は待たずに接種することをお勧めします。中学1年生、2年生は切り替わるのを待った方が良いでしょう。
※4価は4種類、9価は9種類のHPVの混合ワクチンです。

当院の感染症発生動向(R2.6.15~6.20)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 先週同様、報告すべき感染症は僅かです。ソーシャルディスタンシングはコロナだけでなく、他のどの感染症の予防対策にもなるようです。
・ ことりの森の利用も少ないですが、風邪症状があっても親御さんが看護休暇を取れるのかも知れません。それはむしろ子どもにとっては良いことなのでしょう。
・ 普段から必要な感染症予防対策を行い、必要な予防接種は行う。そうやって様々な感染症の予防を行うことはおそらく良いことなのでしょう。これが小児の感染症における新型コロナ後の世界なのでしょうか。我々小児科医も意識の変革を迫られているのかも知れません。
・ これまでは風邪を引きながら免疫ができて、風邪を引きにくくなる身体になると考えていました。極端な感染予防対策で免疫的にひ弱な身体になるのではという心配は拭いきれません。

当院の感染症発生動向(R2.6.8~6.13)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 報告すべき感染症は僅かです。
・ 暑くなり、マスクの弊害が問題になっています。クリニックでもずっとマスクをするのは辛くなってきました。ましてや動きの多い子ども達は尚更です。子どもは感染しにくく、罹っても重症化は少ないこと。学校や保育園がクラスターとなることは稀であること等を考慮し、臨機応変に対応してほしいものです。事故が起こってからでは遅すぎます。

当院の感染症発生動向(R2.6.1~6.6)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・5例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 引き続き溶連菌感染症とアデノウイルス感染症が出ています。
・ それ以外の報告に上がるような感染症は出ていません。
・ 例年だとゼイゼイと喘息発作を起こす子ども達が増えてくる季節ですが、今年はそれも多くはありません。発作のきっかけは色々ですが、感染症が引き金に成ることも多いのです。感染症の減少で喘息発作も少ないものと考えています。

当院の感染症発生動向(R2.5.25~5.30)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 引き続き溶連菌感染症は出ています。
・ アデノウイルス感染症が流行している保育園もあるようです。アデノウイルス感染症は高熱が数日続きますが、熱の割には元気なことが多いです。高熱が続きますが、ウイルス感染症ですので抗菌剤は不要です。

当院の感染症発生動向(R2.5.18~5.23)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ ソーシャル・ディスタンシングとマスク、手洗いの励行はCOVID- 19だけでなく、その他の感染症の流行にも極めて有効のようです。報告すべき感染症はほとんどなく、外来は閑散としています。
・ しかし人間は社会性の必要な生き物ですから、厳密なソーシャル・ディスタンシングは人と人との繋がりを弱めるように思います。「袖振り合うも多生の縁」という言葉もありました。袖が触れ合う程のことにも前世から因縁があり、小さな出会いも大切にしましょうと言うことだと思いますが、ソーシャル・ディスタンシングはそれを認めないということでしょうか。残念です。

当院の感染症発生動向(R2.5.11~5.16)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 溶連菌感染症は一年を通して出ています。
・ 喉の風邪で抗菌剤が必要な風邪は溶連菌感染症だけです。それ以外はほとんどの場合、抗菌剤は不要です。逆に、溶連菌感染症は必ず抗菌剤が必要な感染症です。治療が中途半端だと腎炎やリュウマチ熱などの合併症を起こすことがあります。合併症を起こさないためには10日前後の抗菌剤の内服が必要です。

当院の感染症発生動向(R2.5.7~5.9)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・2例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ GW後の3日間だけの集計です。水痘の子が2人いました。潜伏期間は2週間前後ですから、感染したのは2週間前。周りにはいなかったとのことですが、水痘の感染力は新型コロナより遥かに強く、例えばスーパーで買い物をしていてすれ違っただけで感染した可能性もあります。しかし今は大半の子が予防接種をしてあるので大きく流行することはありません。