11/2512/1

当院の感染症発生動向(11/25~12/1)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症            5例
     ロタウイルス性胃腸炎        0例
     その他のウイルス性胃腸炎      2例
     細菌性胃腸炎            0例
     水痘                3例
     おたふく風邪            1例
     百日咳               0例
     リンゴ病              0例
     手足口病              1例
     ヘルパンギーナ           0例
     アデノウイルス感染症        1例
     インフルエンザA          0例
     インフルエンザB          0例
     RSウイルス感染症         3例
     マイコプラズマ感染症        0例

・ 溶連菌感染症は増えてきました。
・ ノロウイルス胃腸炎も出ているようです。
・ 水痘の流行が拡大しつつあります。水痘の合併症に帯状疱疹があります。津軽弁で“つづらご”といいますが、成人が帯状疱疹に罹患すると痛みが強く、後遺症の神経痛で数ヶ月仕事も出来ない状態になることもあります。1歳未満で水痘に罹患すると小児期に帯状疱疹になりやすいようですが、小児の帯状疱疹は軽症ですみ、後遺症を残すことは少ないようです。帯状疱疹の感染力は比較的弱く、接触感染だけなので、皮疹を完全に覆えば、登園登校可能とされています。しかしそこから保育園の流行が始まったケースがあり、対応は慎重にすべきもののようです。やはり水痘も予防接種で予防すべき疾患ですね。

filed under: