H30.7.308.5

当院の感染症発生動向(H30.7.30~8.5)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・3例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・2例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ たった3日間の集計なので数は少ないですが、手足口病の流行は拡大しているようです。しかし先週も書いたようにほとんどは口の痛みも少ない軽症例です。
・ テレビで首都圏でのヘルパンギーナの大流行を報じていました。まだ津軽地域では多くはありませんが、今後の動向に注目です。
・ ヘルパンギーナは手足口病と兄弟の様な感染症ですが、手足口病に比べ喉の痛みが強いことが多いです。稀には全く水分を摂れず脱水を来すこともあります。突然発熱し熱性痙攣を起こすことも少なくありません。喉の奥に水疱ができ、それが破れ、口内炎となり、強い痛みがあります。治療薬はなく、対症療法で治るのを待つだけですが、ほとんどは合併症なく治ります。潜伏期間は2?4日。発熱期間は2日前後。喉の痛みも5?7日で軽快します。

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