R7.3.314.5

当院の感染症発生動向(R7.3.31〜4.5)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 11例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・6例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・ 10例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・2例

     RSウイルス感染症・・・・・・・4例

     ヒトメタニューモウイルス感染症・3例

     新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・外来患者数は少ないながらも様々な感染症が同時に出ている状況は同じです。
  • ・最近、百日咳の患者が増えていると言う報道がありました。当院でも2月に経験しています。百日咳は乳児が罹ると呼吸困難から低酸素性脳症などの重篤な合併症を引き起こすことがあります。成人でも強い咳で自分の肋骨が折れてしまうほどです。決して咳が100日続く、咳が長引くだけの感染症ではありません。
  • もう一つ注目すべきは、抗菌剤が効かない耐性菌が増えていることです。そこで必要なのが予防接種。乳児期からの4種または5種混合ワクチンだけでなく、小児科学会では年長さんと11歳の追加接種を推奨しています。11歳のワクチンは2種混合の代わりに3種混合を接種することになります。但し、任意のワクチンになるので有料です。当院では4月から3種混合ワクチン接種料金を値下げしました。どうぞ多くのお子様に接種してあげてください。
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