R2.11.211.7

当院の感染症発生動向(R2.11.2~11.7)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・2例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・0例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・1例

・ 水痘が出ている保育園があります。水痘は同じクラスの子どもから移るだけでなく、つづらご(帯状疱疹)を発症した成人から移ることもあります。水痘の定期接種が始まり、大きな流行はほとんどなくなりましたが、一度水痘に罹ると生涯ヒトの体内で持続感染してウイルスが生き残り、体調不良などで免疫力が低下すると帯状疱疹を発症します。世の中から水痘ウイルスをなすのは困難でしょう。

・ 扁桃腺に白苔が出来る滲出性扁桃炎の原因として代表的なものは溶連菌感染症、アデノウイルス感染症、EBウイルス感染症ですが、この内治療が可能な、抗菌剤が必要な感染症は溶連菌感染症だけです。溶連菌感染症では中途半端な抗菌剤投与で腎炎やリウマチ熱などの合併症を起こすことがあり要注意です。

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