R3.6.76.12

当院の感染症発生動向(R3.6.7~6.12)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ RSウイルス感染症の流行は続いています。上の兄姉が鼻風邪程度でも実はRSウイルス感染症で、生まれて間もない下の子に移し、その子が重症になるというケースもあります。アルコール消毒が有効ですが、ご家庭で完全に感染を予防することは困難です。感染力は新型コロナウイルスより強く、再感染することも良くあります。3歳以上のお子さんは症状が軽いことが多く、症状からRSウイルスと診断することは困難です。

・ 先週、手足口病を1例挙げましたが、誤診だったようです。その後の経過で皮疹は典型的ではなく、別のウイルス性発疹と診断しました。しかしこれから手足口病だけでなく、ヘルパンギーナなどの夏風邪が流行するでしょう。

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