R6.1.151.20

当院の感染症発生動向(R6.1.15〜1.20)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・ 21例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 10例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・6例

     インフルエンザA・・・・・・・ 10例

     インフルエンザB・・・・・・・・1例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・4例

  • ・溶連菌感染症がこれほどに流行するのは今まで経験したことがありませんでした。症状が軽微でも診断されるケースが少なくありません。インフルエンザやコロナは見逃してもほとんどは自然に治るので良いのですが、溶連菌感染症は抗菌剤での治療が必須です。少しでも疑わしい場合は積極的に検査した方が良さそうです。

  • ・アデノウイルス感染症も多いです。アデノウイルスも発症初期は迅速試験で陰性になることも多く、実際の数はこれより遥かに多いと思われます。治療薬はなく、対症療法しかありません。

  • ・インフルエンザは3学期が始まり、増加してこないか注視する必要があるでしょう。
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