R6.1.91.13

当院の感染症発生動向(R6.1.9〜1.13)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・ 11例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・4例

     インフルエンザA・・・・・・・ 10例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・3例

  • ・溶連菌感染症が流行しています。1週間にこれだけの溶連菌感染症を経験するのは初めてです。主な症状は発熱、喉の痛み、発疹ですが、発熱や喉の痛みがなくても痒みを伴う細かい皮疹で診断される子も少なくありません。溶連菌感染症はリウマチ熱や急性糸球体腎炎を合併することがありますが、全国の小児科医のメーリングリストで、今年は腎炎の合併が多いという情報がありました。腎炎は抗菌剤を内服しても合併することがあります。溶連菌感染症に感染した後は、血尿や尿量が減って浮腫んだりしないか注意してください。

  • ・インフルエンザは減少していますが、 A型に2回罹る子だけでなく、B型のインフルエンザも出ており要注意です。

  • ・新型コロナの3例のうち2例は感染経路不明でした。
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