R6.2.52.10

当院の感染症発生動向(R6.2.5〜2.10)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・ 28例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・ 10例

     インフルエンザB・・・・・・・ 14例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・2例

     新型コロナウイルス感染症・・・ 18例

  • ・依然、溶連菌感染症の流行は続いています。抗菌剤が不足しており、一般的に使用されるペニシリン系の抗菌剤が使えません。やむを得ずセフェム系の抗菌剤を使用しています。セフェム系の抗菌剤は下痢をしやすかったり、別の感染症を誘発したり、あるいは低血糖発作など、幾つかの副作用が知られています。しかも組織への移行が悪く、十分に効かないこともあり、当院では普段はほとんど使っていません。それでも溶連菌感染による咽頭扁桃炎には有効です。治療しないという選択肢はありません。注意して使いましょう。
  • ・インフルエンザはAもBも混在しています。重症度はやはりコロナより強いです。
  • ・その他、マイコプラズマ、RSウイルス等、様々な感染症が出ています。
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