2023年01月22日
当院の感染症発生動向(R5.1.16〜1.21)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 29例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・1例
インフルエンザA・・・・・・・ 21例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・7例
- ・ウイルス性胃腸炎が流行が更に拡大してきました。感染力は強いので、自分の子も罹るものと想定し、普段からOS-1やアクアライトなど経口補水液を用意しておきましょう。
- ・インフルエンザの流行が一気に拡大してきました。新学期も始まり、今後更に大きな流行になると予想しています。
- ・新型コロナ感染症の流行は急速に縮小してきました。おそらく津軽地域ではかなりの人が既に感染し、且つ予防接種で強い免疫を有する人が多く、流行が終息に向かっているのだろうと考えています。小児ではワクチンの接種率は低いですが、やはり感染し免疫を獲得していた子が多いのでしょう。大部分は軽症ですが希には重症化する子もいるので要注意です。弘前総合医療センターでも新型コロナ脳症の子が一人いたと聞いています。
2023年01月15日
当院の感染症発生動向(R5.1.10〜1.14)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 13例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・7例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・ 15例
- ・ウイルス性胃腸炎が流行が拡大してきました。悪心、嘔吐が強く、辛そうです。脱水を起こさないようなケアが必要です。
- ・インフルエンザが増えてきました。今のところ保育園が中心ですが、小中学校の新学期が始まると流行が一気に拡大すると予想しています。
- ・新型コロナ感染症は減少傾向ですが、感染経路不明すなわち市中感染と思われる例も散見します。小さい子はマスクを出来ないので買い物などで感染するのではないかと思います。おそらく無症状で診断されずに市中に出歩いている人が多いのかも知れません。しかしそれはそれで仕方ないのでしょう。ゼロコロナが不可能なのは明らかです。高齢者、基礎疾患を有する人に対する重点的な感染予防対策、医療提供が必要なのでしょう。
2023年01月10日
当院の感染症発生動向(R5.1.4〜1.6)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・1例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・9例
- ウイルス性胃腸炎が流行していますす。悪心、嘔吐が強く、半日以上吐き続ける子もいます。吐くだけでは直ぐには脱水は起こしませんが、下痢が酷くなると水分を奪われて脱水を起こします。先週も書きましたが、吐いているときでも経口補水液で、少しずつ水分を摂らせましょう。下痢が酷いときは大量の下痢をする度に体重当たり10mlの水分を摂らせましょう。
- 津軽地域でもインフルエンザが出始めています。当院でも年末に1例、年明け1例出ています。新学期が始まると一気に流行するのではないかと心配しています。
2022年12月25日
当院の感染症発生動向(R4.12.19〜12.24)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・2例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・ 28例
- ・新型コロナは一時期程ではありませんが、コンスタントに毎日3〜5例出ています。
- ・ウイルス性胃腸炎が流行しているようです。嘔吐で発症します。普段からOS-1、アクアライトなど経口補水液を用意しておきましょう。吐いたときは30分ほど待って、落ちついてからスプーンで1さじずつ、ゆっくりと水分を上げてください。直に吐き気は治まるでしょう。繰り返し嘔吐し、顔色も真っ青なときには救急を受診しましょう。
- ・青森市、八戸市でインフルエンザの流行が始まったようです。津軽地域はまだ少ないようです。青森の先生からコロナとインフルエンザの同時感染がいたと報告がありました。ただ重症度は高くはなく、インフルエンザ単独と同程度の様です。
2022年12月18日
当院の感染症発生動向(R4.12.12〜12.17)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・1例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・ 34例
- ・新型コロナのパンデミック対策としての厳密なソーシャルディスタンスは様々な感染症の発生を抑えました。その間子ども達は、普通なら小さいうちに罹る色々な感染症(風邪)に罹ることもなく2年が過ぎました。そのツケが今来ているようです。本来感染して獲得するはずの免疫が出来ず、一度に色々な感染症が流行する事態となっています。外来はまだまだ風邪引きさんが多いようです。
- ・八戸でインフルエンザの流行が始まったようです。知り合いの小児科医院では午前中だけで10人のインフルエンザが来たと言っていました。青森市でも出ており、早晩弘前市でも流行が始まるようでしょう。幸いもうすぐ冬休みです。大きな流行にならないことを期待しています。
2022年12月12日
当院の感染症発生動向(R4.12.5〜12.9)
未分類
溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・ 28例
- ・RSウイルスとヒトメタニューモウイルス感染症がまた増えているようです。発熱が続く風邪も再び増加してきました。寒くなって換気が悪くなった所為でしょうか。新型コロナ感染症もなかなか減らず、ダラダラと続きそうです。
- ・溶連菌感染症の子が時々出ます。これを放置すると腎炎やリウマチ熱などの合併症のリスクが高まるので見逃すことは出来ません。常に頭に置いて診察しています。
2022年12月04日
当院の感染症発生動向(R4.11.28〜12.3)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・1例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・ 30例
- ・今週に入り新型コロナウイルス感染症は勢いが少し弱まってきました。ピークを過ぎたのではないかと期待しています。
- ・RSウイルスやヒトメタニューモウイルス、あるいはその他の風邪も患者数は減少しています。外来は少しだけ落ち着きを取り戻してきたようです。
2022年11月28日
当院の感染症発生動向(R4.11.21〜11.25)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナ感染症・・・・・・・ 22例
- RSウイルスとヒトメタニューモウイルス感染症の流行は続いています。
- 新型コロナ抗原キットですが、自宅で陰性でもクリニックで検査すると陽性と言うことがままあります。おそらく検査するタイミングと検体を採取する手技の問題かと思います。症状が出て直ぐに検査しても陽性に出ないことはままあります。また鼻腔から取るよりも、鼻咽喉からの検体採取(鼻のずっと奥)から取る方が陽性になる率は高いようです。
- 検査で陰性だからと安心して出歩く方もいらっしゃるようですが、あくまで検査は補助的なものだと思ってください。陰性だから必ずコロナではないとは言い切れません。成人や小学生以上で風邪症状がある方は検査で陰性でもコロナの可能性が否定できないことを理解し行動していただきたいと思います。
2022年11月22日
当院の感染症発生動向(R4.11.14~11.19)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナ感染症・・・・・・・ 41例
- RSウイルスとヒトメタニューモウイルス感染症の流行は続いています。
- やはり今週も一番多い感染症は新型コロナ感染症でした。土曜日、「池上彰のニュースそうだったのか」でオーストラリアでは新型コロナの感染患者の自己隔離義務が撤廃された、出歩くことも可能と入国時のワクチン接種義務も撤廃と紹介されていました。既に風邪と同じに扱われているようです。実際、罹った子ども達のほとんどが軽症なのを診ているとそれもありだと思うのですが、日本では未だに行動制限が大きく、ギャップを感じます。
2022年11月13日
当院の感染症発生動向(R4.11.7〜11.12)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・1例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・1例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
- RSウイルスとヒトメタニューモウイルス感染症の流行は続いています。
- 今週も当院で診断した新型コロナ感染症は1週間で30人ほどありました。ほとんど軽症ですが、中には重症化する例もあるようで、新型コロナのワクチンの接種を考慮しても良いのだろうと思っています。
2022年11月06日
当院の感染症発生動向(R4.10.31〜11.6)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
- ・上の表が全て0になったのは初めてかも知れません。
- ・現在、流行している感染症はRSウイルスとヒトメタニューモウイルスです。
- ・そして最も多い感染症は新型コロナです。当院で診断した新型コロナ感染症は1週間で30人を超えました。ほとんどは風邪と同じ症状、重症度で、なぜこんなに右往左往する必要があるのだろうと思ってしまいます。
- しかし多くは軽症ですが、熱性痙攣を起こす子も少なくはなく、稀には重症化する例もあるようです。それを見逃さないことが大切です。デルタ株からオミクロン株に変わって、子どもの新型コロナウイルス感染症の症状は明らかに重くなっています。予防接種も軽症化に有効でしょう。当院では12月から少しずつ初めて行きます。
2022年10月30日
当院の感染症発生動向(R4.10.24〜10.29)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・2例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
- ・おそらくヒトメタニューモウイルスやRSウイルスと思われる感染症の流行は続いています。
- この当院の感染症情報にその数を上げていないのは、普通の風邪の中にもおそらくRSやヒトメタ感染が数多く紛れ込んでいると考えられるのと、症状の強い子に限定して検査いるため、感染者数の全数を正確に出すことは不可能と考えているからです。
- ・弘前管内の新型コロナ感染症はやはり増えてきたようです。それも小児例が多く、我々小児科医はその対応に追われています。小児の新型コロナ感染症そのものは大部分が軽症です。しかしごく希に肺炎や脳炎を起こす子がいるようでそれを見逃さないことが大切です。呼吸困難の有無や意識レベルの低下にご注意下さい。
- また軽症とは言っても厳重な感染防止対策は必要で、診察に時間が掛かり待ち時間も長くなっておりますことをご理解ください。