2022年05月23日
当院の感染症発生動向(R4.5.16〜5.21)
未分類
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 23例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・2例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ ウイルス性胃腸炎が流行中です。感染経路は接触感染(糞口感染)です。特にノロウイルスは感染力は強く、ごく微量のウイルスが入っただけでも感染します。水下痢の時は登園できません。登園基準は下痢が治まって、軟便程度が1日に2回程度に治まってからです。ただし、下痢が治っても、普通便でもしばらくは便中にウイルスは排泄されます。感染力は強く、普段からオムツ替えの後にはしっかりと手洗いしましょう。
・ 嘔吐だけでは直ぐに脱水を起こすことはありません。水分を摂れないだけですから。しかし下痢が酷いと水分を奪われるので積極的な経口補水が必要です。中等症以上の脱水では点滴治療も必要ですが、適切な経口補水で点滴を回避できることが多いです。
2022年05月15日
当院の感染症発生動向(R4.5.9〜5.14)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 12例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 弘前管内の新型コロナの患者数はまだまだ多いですが、それでも未就学児、小学生、中学生の患者数は大分減ってきたようです。当院でもこのところ患者は1日に1〜2人で0の日もあります。
・ これまで200名ほどの新型コロナに感染し発症した児を診察してきました。全て軽症で熱は微熱程度か、高熱が出ても2日で解熱します。子どもにとって新型コロナはやはり普通の風邪です。社会的な影響を考えなければ罹っても良いのかなとも思います。極端なことを言えば、皆が罹って集団免疫が出来れば流行は収まるでしょう。
子どもは新型コロナに罹ってもいいですが、高齢者や基礎疾患のある方は罹らない方が良いのでしょう。
2022年05月08日
当院の感染症発生動向(R4.5.2〜5.7)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・1例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 発熱が続く風邪が出ています。高熱が5日前後続く子もいます。中にはアデノウイルス感染症のこともありますが、それ以外のウイルス感染症のようです。しかし中には重症感染症が隠れているかも知れません。高熱が続くときは受診してください。
・ ウイルス性肝炎の話題が注目されていますが、小さいうちに罹るはずの感染症に罹らないで育ち、大きくなってから罹ると重症化することがあります。極端な感染防止対策で多くの感染症に対する免疫が出来ずに育っているのではないかと心配です。
・ インフルエンザも2年続けて全く流行しませんでした。社会全体がインフルエンザに対する抵抗力がなくなっているかも知れません。今度の冬が心配です。もし流行するとおそらく今のオミクロン株の新型コロナよりも遥かに大変な事態になるでしょう。今年はインフルエンザのワクチンを強く推奨します。
2022年05月02日
当院の感染症発生動向(R4.4.25〜4.28)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 引き続き、ウイルス性胃腸炎が出ています。
・ 新型コロナウイルスは弘前管内でもやや減少傾向のようです。当院でもようやく減ってきました。GWで学校、保育園がお休みの間に流行が収まることを願っています。
・ 原因不明の肝炎のニュースがありました。コロナの感染防止対策でその他の感染症も減少し、本来小児期に罹るはずの感染症に罹らず、その結果、免疫が獲得出来ずに少し大きくなってから感染し発症したときに肝炎を起こすのではないかという意見が有りました。早期に病因・病原体が特定されることを願っています。
2022年04月24日
当院の感染症発生動向(R4.4.18〜4.23)
未分類
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
・ 新型コロナの流行は青森県でも減少傾向にあると報じられていますが、弘前に関してはまだ連日100人を超えています。当院で診断した子どもの数も少なくはなく、実感として減少している感覚はありません。
・ しかしどの子も軽症で、実際に取られている対策と実際の病原性との間にギャップを感じています。1人診る度にガウンやマスク、手袋を交換し、大量の医療廃棄物が出ます。治療は風邪と同じでも、コストはかなり掛かり、医療費は相当のものです。早急に制度の変更をお願いしたいものです。