2023年11月05日
当院の感染症発生動向(R5.10.30〜11.7)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・1例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・ 26例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・0例
- ・インフルエンザの流行は続いていますが、流行のレベルは前週と同程度です。
- ・様々な風邪が流行しており、10月の外来の患者数はこの10年で最多でした。少子化を考えると相当の患者数と言えます。特にどの感染症が多いという訳でなく、普通の風邪引きさんが多い印象です。ほとんどの風邪は安静にして、ホームケアだけでで治るのですが、時々肺炎や重い病気が隠れており、それを見逃さないことが大切です。
2023年10月30日
当院の感染症発生動向(R5.10.23〜10.27)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・6例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・5例
インフルエンザA・・・・・・・ 23例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・4例
- ・インフルエンザの流行は拡大していますが、以前のように爆発的に増加することはなさそうです。
- ・他、様々な感染症が同時流行しています。溶連菌感染症以外は治療薬はなく、ほとんどが対症療法だけで経過を観て行きます。発熱が続き、重症の細菌感染症と区別するためにアデノやヒトメタニューモウイルスなどを迅速検査で診断することはありますが、全例を調べているわけではありません。調べることのメリット、デメリットを勘案して検査しています。子どもの負担を出来るだけ減らすことを第一に考えています。
2023年10月22日
当院の感染症発生動向(R5.10.16〜10.21)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・ 20例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・1例
- ・インフルエンザの流行は一気に拡大してきました。近隣の小学校で大きな流行になっているようです。例年より早期の流行で、まだワクチンを接種していない子が大部分です。幸い症状はそれ程強くありませんが、新型コロナ感染症よりは多少重篤感があります。インフルエンザは基本的には安静にするだけで治ります。治療薬を使うと2日程、早く解熱します。漢方薬も同程度の有効性は確認されています。
- ・インフルエンザに混じってコロナもたまに出てきます。当院では今のところ、小学生は基本的に発熱の子にはコロナとインフルエンザの両方を検査するようにしています。もちろん最近の罹患歴があるなど片方が否定的な場合はどちらか一方のみを検査しています。
2023年10月15日
当院の感染症発生動向(R5.10.10〜10.14)
動向ともう一つ
溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・1例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・2例
インフルエンザA・・・・・・・・1例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・0例
- ・インフルエンザは1例だけでした。しかし昨夜の急患診療所でもインフルエンザが疑われる子が受診していました。一方、日曜日の東奥日報の一面に薬剤不足が深刻、インフル流行時に不安との記事がありました。しかしインフルエンザにしても、他の風邪にしても元々はお薬を使わなくても治ります。必要な薬だけ使用し、不要な薬を出さなければ良いだけと考えています。
- ・喘息発作が流行しています。新型コロナの感染防止対策で風邪が極端に少なかった昨年一昨年は喘息発作も少なかったのが、今年風邪の流行と共に喘息発作も増えています。喘息と風邪との強い関係性を実感しています。
2023年10月09日
当院の感染症発生動向(R5.10.2〜10.7)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・4例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・2例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・1例
アデノウイルス感染症・・・・・・1例
インフルエンザA・・・・・・・・1例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・6例
- ・案の定、新型コロナは6例出ています。おそらくこのままダラダラと続くのでしょう。
- ・幸いインフルエンザは拡大することなく、今週は出ませんでした。流行は小流行に留まり、一旦収まったのでしょうか。しかし首都圏で大きな流行があり、早晩青森でも流行するでしょう。
- ・相変わらず喘鳴を伴うウイルス性の気管支炎が流行しています。熱の高さより、呼吸状態にご注意下さい。ぜいぜいと苦しそうなときは、熱がなくても早めの受診をお願いします。
2023年10月01日
当院の感染症発生動向(R5.9.25〜9.29)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・3例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・4例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・0例
- ・今週は新型コロナは出ませんでした。このまま完全に終息するとは思えません。ダラダラと続き、ほとんどの人が罹患するか予防接種を受け、集団免疫が出来て、少しずつ終息へと向かうと思います。
- ・首都圏や東北南部でのインフルエンザの流行がニュースになっていました。当院でも出てきました。これが大きな流行に繋がるかどうかはもう少し経過を見る必要があるでしょう。予防接種が始まったばかりです。流行はもう少し待って欲しいのですが・・・。やはり今のコロナよりインフルエンザの方が重篤感があります。重症化予防のためにもワクチンをお勧めします。
- ・今シーズン、ヘルパンギーナとその類似の咽頭炎は多かったですが、手足口病は思ったほど流行りませんでした。それが今になって幾つかの保育園で流行しているようです。
2023年09月24日
当院の感染症発生動向(R5.9.19〜22)
未分類
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・3例
- ・コロナを含めて、色々な感染症が減ってきています。新型コロナはこのまま減少するのか、あるいは一旦減って再び増えるのか、予想は困難です。
- ・今年のインフルエンザの流行は早く、大きな流行になるのではないかと懸念されています。昨シーズンはまだ新型コロナ感染症対策でマスクをする方も多く、思ったほど大きな流行ではありませんでした。ただ、ダラダラと春6月初めまで患者の発生はありました。今年は既にもう市内でも出ているようです。本格的な流行はもうしばらく先だとは思いますが、今年は早めの予防接種が良さそうです。
2023年09月17日
当院の感染症発生動向(R5.9.11〜9.14)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・4例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・1例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・1例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・・8例
- ・今週も4日間だけの集計ですが、それでも新型コロナ感染症の患者数は減少傾向にあるようです。検査をしても陰性の子が多くなってきました。しかし新型コロナ感染症はゆっくりと減少するものの流行はだらだらと続くように思います。
- ・インフルエンザの流行が首都圏や東北南部で拡大しているようです。ある小学校でインフルエンザで学級閉鎖、隣の小学校ではコロナで学級閉鎖ということが起こっているようです。
- ・診療していて今のコロナであれば、インフルエンザの方が重症感は強いように思います。やはり重症化予防のために予防接種をした方が良いように思います。当院では10月初めからインフルエンザのワクチンを開始します。予約開始は9月19日からです。
2023年09月11日
当院の感染症発生動向(R5.9.4〜9.7)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・5例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・ 15例
- ・新型コロナ感染症の患者数は先週よりは減っていますが、4日間だけの集計です。まだピークアウトしたとは言えないでしょう。もう新型コロナ感染症の流行(第9波)はもしばらく続くと思っていた方が良いでしょう。
- ・ヘルパンギーナなどの夏風邪はやや減少傾向のようです。
- ・依然として発熱の子の受診は多いです。ほとんどは風邪のウイルス感染症ですが、中には重症の最近感染症や川崎病など感染症以外のものが紛れ込んでいる可能性もあり、注意深い観察が必要です。
2023年09月04日
当院の感染症発生動向(R5.8.28〜9.2)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・2例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・4例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・ 23例
- ・新型コロナ感染症の患者数は更に増えています。保育園児はまだ感染経路が分かるケースが大部分ですが、小学生ではどこで感染したか分からないケースの方が多い印象です。そろそろピークアウトしてほしいものです。
- ・ぜいぜいと喘息発作を起こす子が多くなってきました。感染症をきっかけにして発作を起こすことが多いので、これから秋に向かって喘息発作は益々増えてくるでしょう。既に治療中の子は毎日の予防薬を忘れないようにお願いします。
- ・呼吸困難は発熱よりも重症度は高いので、苦しそうなときは夜間でも救急を受診しましょう。
2023年08月27日
当院の感染症発生動向(R5.8.21〜8.26)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・0例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・4例
アデノウイルス感染症・・・・・・1例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・ 16例
- ・新型コロナ感染症の患者数は更に増えています。やはりほとんど全てが軽症例です。
- ・コロナ以外の感染症はやや減少傾向のようです。外来は多少余裕が出てきました。ただ近隣の小児科で発熱患者の診察を制限しているところが何カ所かあり、時間帯によってはまだまだ混雑しています。順番待ちの時間が長くなっていますが、どうかご了承ください。
2023年08月20日
当院の感染症発生動向(R5.8.14〜8.19)
当院の感染症発生動向
溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例
細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
手足口病・・・・・・・・・・・・2例
ヘルパンギーナ・・・・・・・・・7例
アデノウイルス感染症・・・・・・0例
インフルエンザA・・・・・・・・0例
インフルエンザB・・・・・・・・0例
マイコプラズマ感染症・・・・・・0例
新型コロナウイルス感染症・・・ 13例
- ・新型コロナ感染症の流行は第9波に突入したようです。大部分が軽症ですが、中には高熱となったり、頻回の嘔吐で症状の強い子もいます。ワクチンを希望する子は少なく、集団免疫は期待できず、ワクチンは個人防衛という意味しかなさそうです。しかし接種すれば罹っても軽症化は期待できます。
- ・「院長のひとこと」にも書きましたが、大部分のCOVID-19の患者は軽症です。しかし中には重症化する子もいるようで、当院では今しばらく、従来通りの感染防止対策を取って診察します。
- 乳幼児では周囲にコロナの患者がいなければ、一般の待合室で待機してもらいます。小学生以上の発熱はコロナのリスクが高く、原則として分けて診察、あるいは事前にコロナの検査をしますのでご了承ください。
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