当院の感染症発生動向(R5.3.20〜3.25)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・ 26例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・5例

  • ・コロナは当院では少ないですが、コンスタントに出ています。ほとんどが軽症です。

  • ・インフルエンザはやや増加に転じています。南部で警報レベルが続いており、津軽でも五所川原に注意報が出ています。今後弘前周辺で流行が拡大するか否か注意深い観察が必要です。
  • 今年はインフルエンザワクチンの効果が例年より良い印象があります。接種してある子は罹ってもごく軽症です。

  • ・感染性胃腸炎は随分と少なくなりました。しかしノロウイルスによるものは減少しても、代わりにアデノウイルスによる胃腸炎が出ています。通年で色々なウイルスによる感染性腸炎が流行します。

当院の感染症発生動向(R5.3.13〜3.18)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 11例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・・6例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・4例

  • ・コロナ、インフルエンザ含め様々なウイルス感染症の流行が縮小してきました。
  • ・それでも発熱する子は多く、毎週のように発熱し、何か大きな病気が隠れているのではと心配される方も少なくありません。しかしそれは新型コロナ対策のソーシャルディスタンシングで、他の風邪の流行も一緒に減っていたため、そのツケで今、様々なウイルス感染症が一度に流行しているからですよと説明しています。そして風邪を引きながら強くなっているのですと説明すると納得してくれる方が多いようです。風邪の流行も元に戻りつつあると言うことでしょう。

当院の感染症発生動向(R5.3.6〜3.10)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 17例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・1例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・8例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・2例

  • ・ヘルパンギーナは夏風邪です。季節外れのヘルパンギーナが出ているという情報はありましたが、当院でも確認しました。色々な感染症で季節性が崩れてきています。人の生活様式の変化に伴い、感染症の発生動向も変わってきているようです。

  • ・インフルエンザの流行は小さいままです。

  • ・感染性胃腸炎の流行は同じ程度で続いています。

当院の感染症発生動向(R5.2.27〜3.4)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 13例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・9例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・新型コロナ感染症は1例だけでした。この後、終息に向かうことを期待しています。

  • ・感染性胃腸炎の流行も小さくなってきました。コロナ同様にこのまま終息することを願っています。

  • ・インフルエンザもほれ程多くはありません。津軽では少ないのですが、三八上北地方では大規模に流行しています。南部と津軽の違いは地理的なものだけなのでしょうか。コロナの始まりもそうでした。今の後、津軽地域でも大きな流行になるのではないかと心配しています。もっとも今年のインフルエンザの症状はそれ程強くありません。特にワクチンを接種している子は軽症で済むことが多いようです。

当院の感染症発生動向(R5.2.20〜2.25)

未分類

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・4例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 17例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・ 17例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・2例

  • ・新型コロナ感染症は随分と少なくなりました。以前は小学校高学年以上で発熱している子を検査するとかなりの確率で陽性になりましたが、最近はほとんど出ません。発熱の風邪は流行っていますが、多くはコロナ、インフルエンザ以外のウイルス感染症です。

  • ・溶連菌感染症を散見します。喉の所見が軽微でも発熱に喉の痛みと嘔吐を伴う場合は検査するようにしています。喉の所見が明らかな場合は検査せずに診断することもあります。溶連菌感染症は合併症予防を目的として抗菌剤の内服が必要です。逆に溶連菌以外の喉の風邪は抗菌剤は不要です。

当院の感染症発生動向(R5.2.13〜2.18)

当院の感染症発生動向

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 34例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・2例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・ 24例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・今、流行しているウイルス性胃腸炎は嘔吐が強いことが多いようです。頻回に嘔吐しぐったりとして受診する子もいます。吐き気が治まるまで経口補水液を一口ずつゆっくりと摂らせることが大切ですが、OS-1やアクアライトなどの経口補水液を用意していない場合はポカリスエットを水で倍に薄め、500ml当たり塩を小さじ1/3入れると良いですよ。

  • ・やはりインフルエンザの患者数は徐々に増えていますが、爆発的な増加ではありません。しかしその代わり流行期が長引くこともあるのではないかと危惧しています。

  • ・水痘の2例はどちらも感染源不明でした。予防接種を受けていると罹っても軽症で済みます。しかしその反面、それと気が付かずに出歩いているケースがあるのではないかと思っています。

当院の感染症発生動向(R5.2.6〜2.10)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・5例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 33例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・ 24例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・5例

  • ・ウイルス性胃腸炎の流行は続いています。

  • ・インフルエンザの患者数は徐々に増えていますが、増加率はやはり例年に比べ低いままです。しかし県内を見ると三八や上北ではかなり大きな流行になっているようで要注意です。

  • ・溶連菌感染症が増えています。インフルエンザやコロナに惑わされ、溶連菌感染症を見逃してはなりません。リウマチ熱や腎炎などの合併症を起こすことがあり、それを予防するために抗菌剤を比較的長期に投与する必要があります。典型的な症状は発熱と喉の痛み、痒みを伴う下腹部の発疹です。数日して苺舌が目立ってきます。

当院の感染症発生動向(R5.1.30〜2.4)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 29例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・ 17例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・7例

  • ウイルス性胃腸炎の流行は更に拡大しています。嘔吐が酷く、ぐったりとして辛そうな子もいます。嘔吐には五苓散が有効です。吐き気が治まった後は下痢が治るまで十分に水分を摂らせましょう。一緒に塩分を摂ることも大切です。

  • インフルエンザの患者数は依然横ばいです。インフルエンザやRS以外の熱が続くウイルス感染症が流行しているようです。

  • 新型コロナ感染症はかなり減少してきました。月曜日だけ5人いましたが、それ以降は0か1人の日が続いています。

当院の感染症発生動向(R5.1.23〜1.28)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・3例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 15例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・ 19例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・ 16例

  • ・ウイルス性胃腸炎の流行は続いています。

  • ・インフルエンザの流行は例年だと指数関数的に患者数が増えるのですが、先週と同程度でした。マスクなどのコロナ対策がインフルエンザの予防にもなります。そのお陰でそれほど増加してないのかも知れません。このまま大きな流行にならないことを期待しています。

  • ・新型コロナ感染症は残念ながら少ないながらも続いています。局所的な小流行があるようです。小さな流行を繰り返しながら続いていくのかも知れません。

当院の感染症発生動向(R5.1.16〜1.21)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 29例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・1例

     インフルエンザA・・・・・・・ 21例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・7例

  • ・ウイルス性胃腸炎が流行が更に拡大してきました。感染力は強いので、自分の子も罹るものと想定し、普段からOS-1やアクアライトなど経口補水液を用意しておきましょう。
  • ・インフルエンザの流行が一気に拡大してきました。新学期も始まり、今後更に大きな流行になると予想しています。
  • ・新型コロナ感染症の流行は急速に縮小してきました。おそらく津軽地域ではかなりの人が既に感染し、且つ予防接種で強い免疫を有する人が多く、流行が終息に向かっているのだろうと考えています。小児ではワクチンの接種率は低いですが、やはり感染し免疫を獲得していた子が多いのでしょう。大部分は軽症ですが希には重症化する子もいるので要注意です。弘前総合医療センターでも新型コロナ脳症の子が一人いたと聞いています。

当院の感染症発生動向(R5.1.10〜1.14)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・ 13例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・7例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・ 15例

  • ・ウイルス性胃腸炎が流行が拡大してきました。悪心、嘔吐が強く、辛そうです。脱水を起こさないようなケアが必要です。

  • ・インフルエンザが増えてきました。今のところ保育園が中心ですが、小中学校の新学期が始まると流行が一気に拡大すると予想しています。

  • ・新型コロナ感染症は減少傾向ですが、感染経路不明すなわち市中感染と思われる例も散見します。小さい子はマスクを出来ないので買い物などで感染するのではないかと思います。おそらく無症状で診断されずに市中に出歩いている人が多いのかも知れません。しかしそれはそれで仕方ないのでしょう。ゼロコロナが不可能なのは明らかです。高齢者、基礎疾患を有する人に対する重点的な感染予防対策、医療提供が必要なのでしょう。

当院の感染症発生動向(R5.1.4〜1.6)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・0例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・0例

     インフルエンザA・・・・・・・・1例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・9例

  • ウイルス性胃腸炎が流行していますす。悪心、嘔吐が強く、半日以上吐き続ける子もいます。吐くだけでは直ぐには脱水は起こしませんが、下痢が酷くなると水分を奪われて脱水を起こします。先週も書きましたが、吐いているときでも経口補水液で、少しずつ水分を摂らせましょう。下痢が酷いときは大量の下痢をする度に体重当たり10mlの水分を摂らせましょう。

  • 津軽地域でもインフルエンザが出始めています。当院でも年末に1例、年明け1例出ています。新学期が始まると一気に流行するのではないかと心配しています。