H30.2.52.11

当院の感染症発生動向(H30.2.5~2.11)

未分類

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・0例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・6例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・ 9例
     インフルエンザB・・・・・・・ 38例
     RSウイルス感染症・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ インフルエンザの流行が拡大しています。急患診療所は大勢の患者で溢れ大変な状態です。早くの診断を希望し、発熱して直ぐに受診する方も多いからでしょうか。最初の検査で陰性に出て、もう一度検査をするために受診する、それが混雑に拍車を掛けています。インフルエンザの診断に迅速検査は必須ではありません。また学校や職場の要請で検査されるべきものでもありません。検査が必要か否かの判断は医師に任せられています。
(反感を買う書き方をしたかも知れませんが、多くの医師が肉体的に、そして精神的にも疲弊しないためにどうぞご理解ください。)

・ インフルエンザは確かに重症化することもあって普通の風邪と同じではありません。しかし大部分は安静にしているだけで治る疾患です。軽症例では治療薬も不要です。ごく希の重症化を見逃さないことが大切ですが、早くに診断したからと言ってその重症かを防げるものでもありません。意識レベルや呼吸困難などの重症化のサインを注意深く観察してください。

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