R4.5.25.7

当院の感染症発生動向(R4.5.2〜5.7)

動向ともう一つ

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・1例
     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例
     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例
     水痘・・・・・・・・・・・・・・1例
     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例
     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例
     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例
     手足口病・・・・・・・・・・・・0例
     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例
     アデノウイルス感染症・・・・・・1例
     インフルエンザA・・・・・・・・0例
     インフルエンザB・・・・・・・・0例
     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

・ 発熱が続く風邪が出ています。高熱が5日前後続く子もいます。中にはアデノウイルス感染症のこともありますが、それ以外のウイルス感染症のようです。しかし中には重症感染症が隠れているかも知れません。高熱が続くときは受診してください。

・ ウイルス性肝炎の話題が注目されていますが、小さいうちに罹るはずの感染症に罹らないで育ち、大きくなってから罹ると重症化することがあります。極端な感染防止対策で多くの感染症に対する免疫が出来ずに育っているのではないかと心配です。
・ インフルエンザも2年続けて全く流行しませんでした。社会全体がインフルエンザに対する抵抗力がなくなっているかも知れません。今度の冬が心配です。もし流行するとおそらく今のオミクロン株の新型コロナよりも遥かに大変な事態になるでしょう。今年はインフルエンザのワクチンを強く推奨します。

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