R5.11.611.11

当院の感染症発生動向(R5.11.6〜11.11)

当院の感染症発生動向

     溶連菌感染症・・・・・・・・・・2例

     ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・4例

     細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

     水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

     おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

     百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

     リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

     手足口病・・・・・・・・・・・・2例

     ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

     アデノウイルス感染症・・・・・・7例

     インフルエンザA・・・・・・・ 13例

     インフルエンザB・・・・・・・・0例

     マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

     新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・アデノウイルス感染症が流行しています。高熱が続き、結膜炎、扁桃腺の腫脹と白苔などが特徴です。高熱が続きますが、熱が高い割に元気なことが多いです。高熱は5日前後続く事が多く、周りは不安になることでしょう。しかし治療薬はありません。安静と対症療法だけで自然に治ることが大部分です。
  • ・アデノウイルス感染症は感染力が強く、接触感染です。アルコール消毒は有効ではなく、次亜塩素酸系の漂白剤が有効です。手指は手洗いが大切です。

  • ・アデノウイルスと同じ咽頭扁桃炎ですが、溶連菌感染症も出ています。溶連菌感染症は抗菌剤での治療が必要です。不十分な治療はリウマチ熱や急性糸球体腎炎を合併する可能性があり、確実な診断治療が必要です。
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