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当院の感染症発生動向/第50週(R7.12.8〜12.13)

当院の感染症発生動向

溶連菌感染症・・・・・・・・・ 11例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・2例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・3例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・2例

インフルエンザA・・・・・・・ 43例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・4例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・インフルエンザの患者数は横ばいです。おそらく緩やかに減って行くでしょう。

  • ・溶連菌感染症が多く出ています。前の流行の時、合併症としてIgA血管炎が多く出たのを思い出します。IgA血管炎は主に浮腫や下肢の出血斑と腹痛や関節痛(足関節が多い)などの症状が特徴的です。およそ半数近くに腎炎を合併することがあり、要注意です。

  • ・RSウイルス感染症が増えてきました。インフルエンザの流行前や流行が収まるとRSウイルス感染症が増えてくることが知られています。2歳以下の乳幼児では細気管支炎など重症化することが多く、また治療薬もなく、インフルエンザよりも厄介です。しかし3歳以上の幼児ではほとんどが軽症で普通の風邪と変わりません。
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