当院の感染症発生動向 第26週(R8.6.22〜6.27)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・8例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・8例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・1例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・1例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・1例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・溶連菌感染症、ウイルス性胃腸炎は続いています。

  • ・手足口病が出て来ました。前からある保育園で出ているとの情報はあったのですが、当院での確認は1例目です。これから増えてくることが予想されます。九州の方で警報が出たとの話も聞きました。警報とはいっても、ほとんどの子が一度は罹る感染症で、重症化する事は希です。もっとも手足口病は原因となるウイルスが1種類ではなく、少なくとも2種類は明らかにされています。エンテロウイルス71では発熱が続き、脳炎や髄膜炎など重症の合併症を起こすことが知られています。今シーズンの流行がどのウイルスなのかは注目する必要があります。

当院の感染症発生動向 第25週(R8.6.15〜6.20)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・4例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・6例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・溶連菌感染症の流行は昨年ほどには大きくならないようですが、少ない時ほど見逃してはならない感染症です。

  • ・ウイルス性胃腸炎はほとんどが軽症で嘔吐のない子も少なくありません。周りの流行や、便の性状(色や臭い)で診断しています。

  • ・インフルエンザワクチンですが、今年度の生ワクチン(フルミスト)の先行予約を7月中旬から開始予定です。詳細は7月に入ってからお知らせします。従来の注射によるインフルエンザワクチンは9月中旬から予約開始予定です。

当院の感染症発生動向 第24週(R8.6.8〜6.13)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・5例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・7例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・3例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・1例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・1例

ヒトメタニューモウイルス感染症・2例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・流行の状況は先週とほぼ同じです。溶連菌感染症とウイルス性胃腸炎が目立ちます。水痘は同様に続いて出ています。

  • ・RSウイルスやヒトメタニューモウイルスが気になります。どちらも乳児が罹ると重症化することがあり、要注意です。

  • ・RSウイルスの流行とインフルエンザの流行とはずれることが多いのですが、RSウイルスとヒトメタニューモウイルスととは同時期に流行することが少なくない印象です。
  • 干渉といって、免疫学的にRSウイルスに感染している時はインフルエンザに感染しにくいと言われています。しかしRSウイルスとヒトメタニューモウイルスとは近いタイプのウイルスなのに干渉が働きにくいようです。他にも色々と複雑な要因が絡んでいるのでしょう。難しいですね。

当院の感染症発生動向 第23週(R8.6.1〜6.6)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・8例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・2例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・1例

RSウイルス感染症・・・・・・・1例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・もう6月、今週は涼しい日が続きましたが、もうすぐ暑くなるでしょう。例年だとヘルパンギーナや手足口病などの夏風邪が増えてくる季節です。ある保育園で手足口病の子が出ていたとの情報がありました。他の保育園でもそろそろ出てくる頃でしょう。

  • ・因は分かりませんが、小学生でも発熱が続く子が何人かいました。熱は4、5日以上続き、一般状態は悪くないものの念のために検査すると、やはりただの風邪の所見のことが多いです。もっとも中には重症感染症や川崎病など重い病気が隠れていることがあるので、発熱が続く時は元気でも受診するようにしてください。

当院の感染症発生動向 第22週(R8.5.25〜5.30)

当院の感染症発生動向

溶連菌感染症・・・・・・・・・ 12例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・1例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・2例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・溶連菌感染症の流行が治まりません。ただ、今のところ合併症を起こした子は一人もいません。リウマチ熱や腎炎は勿論ですが、IgA血管炎など他の合併症も出ていないのは幸いです。

  • ・RSウイルスが出て来ました。昔、RSウイルスは春と秋に流行することが多かったのですが、最近は夏でもみられます。多くの感染症で季節性が崩れています。

当院の感染症発生動向 第21週(R8.5.18〜5.22)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・ 11例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・0例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・2例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・水筒の流行が続いています。今は小学校ではなく、幾つかの保育園で流行しています。保育園児はワクチンを接種してからまだそれ程経っていないので、ほとんどが軽症です。症状がはっきりせず水痘の診断が困難な例もすくなくありません。軽症なので治療薬も必要ないケースが多いようです。
  • ・溶連菌感染症は続いています。
  • ・インフルエンザの流行は終息しました。

当院の感染症発生動向 第20週(R8.5.11〜5.16)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・6例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・2例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・0例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・いよいよ暖かくなり、暖房を付けることも少なくなりました。窓を開け、外気を入れる事は感染防止にとってベストの対策です。コロナ禍の時はエアコンだけでなく、ストーブも付けて窓を開けていました。
  • ・ただ、換気は空気感染、飛沫感染には有効ですが、接触感染や経口感染に対しては効果ありません。それには手洗いが有効です。マスクはどちらにも有効です。

当院の感染症発生動向 第19週(R8.5.7〜5.9)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・4例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・2例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・1例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・2例

マイコプラズマ感染症・・・・・・2例

RSウイルス感染症・・・・・・・0例

ヒトメタニューモウイルス感染症・1例

新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・3日間だけの集計ですが、マイコプラズマ肺炎を2人診断しています。2人とも他院で薬を処方され、解熱しないと受診されました。後医が名医と言う言葉があります。前医の治療内容や症状の経過を元に診断するので、後で診る医者の方が正しい診断を付け易いという意味です。

マイコプラズマはそれを狙った抗菌剤の投与が必要です。前医の抗菌剤が効かないのは重要な情報なのです。

当院の感染症発生動向 第18週(R8.4.27~)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・ 17例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・2例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・2例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・1例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・1例

  • ・溶連菌感染症が更に増えています。これまでも溶連菌感染症ではリュウマチ熱や腎炎の予防で抗菌剤を症状がなくてもしばらく飲み続ける必要があるとお伝えしてきました。一般的にはペニシリン系の抗菌剤は10日間、セフェム系の抗菌剤は7日間内服してもらいます。ただし、リウマチ熱はほとんど予防できますが、腎炎は内服しても合併する可能性はあります。それでも発症を減らすことは期待できるという報告はあります。
  • ・以前使用していたバイシリンGは副作用も少なく、安全な抗菌剤で、当院では第一選択にしていました。しかし薬価が低いためか製造中止となり、代わりにワイドシリンなどを使っています。しかしワイドシリンを小学生以上に使うと、かなりの確率で5~7日後に蕁麻疹のような発疹が出てきます。そのため当院では小学生以上にはセフェム系の抗菌剤を使用しています。
  • ・3未満の乳幼児では合併症は希で抗菌剤の長期投与は不要です。

当院の感染症発生動向 第17週(R8.4.20〜4.25)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・ 12例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・3例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・2例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・1例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・4例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・1例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・流行の傾向は先週と同様です。B型インフルエンザの流行はほぼ終息しましたが、まだ所々の保育園で出ているようです。
  • ・麻疹の流行が話題になっています。ある小学校では麻疹で学年閉鎖になったとか。予防接種を2回やっている子も罹っているとの報道もありましたが、東京のDr.からの詳しい情報では、麻疹の患児と接触のあった子ども全てにPCR検査を行い、陽性になった子を出停とし、感染者数にあげていると聞きました。ほとんど症状がなくとも、PCR陽性だけで感染者として対応しているようです。(実はこれでは麻疹を発症したとは言えません。)従って、ワクチンを2回やっても罹ると決めつけるのは早計のようです。症状がほとんどなくPCR陽性だけの子の感染力が、どの位あるかは疑問です。やはり麻疹のワクチンの有効性は確実と言えるでしょう。

当院の感染症発生動向 第16週(R8.4.13〜4.18)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・ 14例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・5例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・0例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・0例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・7例

マイコプラズマ感染症・・・・・・1例

RSウイルス感染症・・・・・・・1例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・溶連菌感染症の流行が更に拡大してきました。何度も取り上げていますが、溶連菌感染症はリウマチ熱や腎炎の合併を起こすことがあるので見逃してはならない感染症です。
  • ・咽後膿瘍などの希な重症感染症を除けば、喉の風邪で抗菌剤が必要な感染症は溶連菌だけです。それ以外の喉の風邪はウイルス性で、抗菌剤は不要です。
  • ・溶連菌感染症の症状は発熱と喉の痛み、首のリンパ節の腫脹、苺舌、特に下腹部の痒みを伴う細かい発疹などです。典型的な喉の所見や発疹などを見れば、検査し、全ての症状が揃う前に治療を開始することが多いです。

当院の感染症発生動向 第15週(R8.4.6〜6.11)

動向ともう一つ

溶連菌感染症・・・・・・・・・・7例

ウイルス性胃腸炎・・・・・・・・1例

細菌性胃腸炎・・・・・・・・・・0例

水痘・・・・・・・・・・・・・・1例

おたふく風邪・・・・・・・・・・0例

百日咳・・・・・・・・・・・・・0例

リンゴ病・・・・・・・・・・・・0例

手足口病・・・・・・・・・・・・0例

ヘルパンギーナ・・・・・・・・・0例

アデノウイルス感染症・・・・・・1例

インフルエンザA・・・・・・・・0例

インフルエンザB・・・・・・・・4例

マイコプラズマ感染症・・・・・・0例

RSウイルス感染症・・・・・・・1例

ヒトメタニューモウイルス感染症・0例

新型コロナウイルス感染症・・・・0例

  • ・インフルエンザの流行はほぼ終息してきました。暖かくなり、しっかりと換気することも出来ます。感染経路が主に飛沫感染主の感染症は大きく流行することはないでしょう。
  • ・例年ですと、春におたふく風邪が流行することがありますが、コロナ以来、全国的におたふく風邪の感染者がほとんど出ていません。しかし麻疹同様、いずれは再び流行します。引き続き積極的に予防接種を受けることは大切です。
  • ・その麻疹ですが、首都圏などで流行が懸念されています。感染力は極めて強く、予防接種することなく感染すると重症化することもあります。日本の土着の麻疹は2015年に根絶されました。しかし海外旅行やインバウンドで外国から持ち込まれた麻疹が散発的に小流行しています。ワクチンを2回接種している人でも感染している例がありますが、多くが軽症のようで、3回目の接種は一般的には推奨されていません。ただし、もし本格的なアウトブレイクが起こった場合、医療従事者(特に内科や小児科)などに対する追加接種が検討される可能性はあると言えると考えます。